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ざっくり地学

浮かび上がれ

作者: ばーでーん

水が織りなす自然は、深いです。

水分子である俺は

水面という境界の下で ぎゅうぎゅう詰め

水分子である俺は

水面という境界の上へ 乗りこえてみたい


上と下の水分子の比率は決まれども

多少の出入りはあるから そのチャンスを狙うんだ


水面の上のほうに 浮かび上がれ

そこに行かなきゃ チャンスがない

水面の上のほうに 浮かび上がれ

そこに行ければ 光を浴びて

俺のスピード 急加速



水分子である俺は

水面という境界の上に きてみたものの

水分子である俺は

水面という境界の上も 自由じゃないな


上は上で水分子の部活が開かれて

雲のクラブのなかから 雷クラブに決めたんだ


空中の上昇気流で 浮かび上がれ

できうるかぎり 流れがつよい

空中の上昇気流で 浮かび上がれ

クラブの奴らと 氷になって

互いにこすれて イオンになる



10キロの高度の上に 浮き上がり

できうるかぎり 電荷をためて

10キロの高度の上に 浮き上がり

ありうるかぎり 何かをこめて

1億ボルトの 稲妻おとす




熱いコーヒーとかをふうふうして、水蒸気をどこかに追いやると、薄くなったコーヒーの上の水蒸気の密度を補うために、コーヒーから、さらに蒸気がでます。出てくる蒸気は、熱い水分子が主なので、コーヒーの温度が下がります。多分。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  雲のクラブ! いいですね。  子どもの頃は、雲は浮かんだまま、落ちてこないのが不思議でした。  上昇気流に乗ってるから?    珈琲の湯気。  そうなると、熱も湯気に乗って移動ですか?…
[一言] 最初は表面張力かな、と思っていましたが 水蒸気でしたか 雲のクラブの中には 細かい種目があるようなので まるで陸上部、または吹奏楽部っぽいな、と 思いました。 他には氷クラブとか、 ずっ…
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