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アイリス行方不明②

趣味で書いた厨二病全開自己満小説です!

初めての書いたものであるため粗末なものでありますが、是非読んでください!

文章力は稚拙なものですが、設定やストーリーはなろう好きであるならワクワクするものにしようと思います!

アドバイスなどもいただきたいです。

ぜひ暖かい目でみてもらえるとうれしいです!

家を出た俺はまずは聞き込みを始めた。


もうこんな時間だ、寝ている人もいるだろう。


ましてや貧困がの人間だ、まともに訪ねて出てきてくれる家など数えるほどしかないのではないだろうか。


「とりあえずあてになりそうなのは……あいつらしかいないな」


アラン、キリブ、コリブのバカトリオだ。


キリブ、コリブの家は俺から10分くらいのとこだが、アランの家はすこしばかり遠い。


貧困街は入り組んでいて、直線距離にしては近いものの、道なりで行けば遠いということがよくある。


それでいうとグンじい家は遠い。


やがてキリブの家に着いた、木の扉をノックしたが、返答がない。


くそっ。


諦め、すぐ近くにあるコリブの家をノックしたがこちらは髭面の男がすぐに出てきた。


「こんな時間になんのようだ?」


キリブの父であろう、俺は事情を説明し、キリブを起こしてもらった。


話を聞くと今日はバカトリオで遊んでいなく、何も知らないとのことだった。


たしかに珍しく今日の朝はバトルを挑んでこなかったとも思い出す。


あてにはしていなかったが、3人中2人がはずれ、自分のネットワークの狭さに嫌気がさす。


そして、キリブの父は見た目の割には怖くなかったななどと考えながら、俺は走ってアランの家を目指した。


家の前に着くとすぐノックをして声をかけた。


「アラン聞きたいことがある出てきてくれ!」


そう叫ぶを時を待たずして、つい今の今まで寝ていたという様子でアランが出てきた。


「今日アイリスを見てないか?あいつまだ帰ってきてなくて、行方不明なんだ」


「こんな遅くに訪ねてきたと思ったらいきなりなんだ、アイリスならお前と同じく2、3時間前くらいに俺の家にきたよ、レックスを知らないかって」


なんだって。


「それで?どこに行ったか知ってるか?」

 

「俺はお前と言ってないし、どこに行ったか知らないって言ったら諦めて帰って言ったよ」


くそ全員だめか!


「あ、そういや森を探すみたいに言ってた気もしなくはないかなー、言ってたっけ?んーー」


「それはほんとか!!ありがとう助かったよ!アラン今度は手加減してやるよ!!」


なにやらブツブツ行っているアランに、最後に礼を言って俺は森へ一直線に向かった。


「んーーやっぱり言ってなかったようなー、んー、あれもういない、まあいいか!」


アランはそう1人で呟き家の中へ戻っていった。


アイリスはグンじいのお墓を森に建てたことを知っている、そのことを踏まえ俺が森にいると考えることも納得がいく。たすかったぜアラン!


不気味さを覚えている深夜の森、その中を俺は1人で駆け回っていた。


グンじいのお墓にたどり着く、少し奥に月明かりに照らされて光っているものを見つけた。


「これは、アイリスの髪?」


アイリスは綺麗な白銀の髪色をしている。


それは森の奥に向かって道を作るように一定に落ちている。


鼓動が早くなっていくのも感じる、何者かに連れ去られながらアイリスは必死になって痕跡を残したのだろう、俺が見つけてくれることを信じながら。


「待ってろよアイリス今助けに行くからな」


その髪をたどりながら森の奥へと進んでいった。


どれほど走っただろうかなり奥まできた気がする、なにか魔獣などが現れることはないだろうか、呑気にしている暇はない。


すると右の方でなにか物音が聞こえた気がした。


すぐにこれは木の裏に隠れて様子を見ることにした。


そこには緑色で二足歩行をする、少し背の小さい魔獣、ゴブリンが2匹いた。


ゴブリンは群れで行動するという、この近くにゴブリンの集落でもあるのだろうか。


アイリスの髪はこの先へ続いている。


「まさか、アイリスはゴブリンに……」


そう考えただけでも怒りが溢れ出し俺は気づけばゴブリンの前に姿を出してしまっていた。


そして手を前に差し出し、2メートルほどの火の玉を2発放った。


気のせいだろうか、前よりも()()()()()()()が大きくなっている気がする。


それは見事2体のゴブリンに命中、絶命させた。


そこからアイリスの髪の毛を追いさらに奥へと潜った。


かれこれ10体ほど倒した頃だろう。


少し開けた所に出た。


そこには柵に囲まれて、小さな小屋のようなものがちらほら建っている()()()()()()ものが広がっていた。


「間違いない、あれはゴブリンの集落だ」


何体いるのだろうか、ざっと数えても200体はいるだろう。


大体こーゆーところにはゴブリンロードなる、ゴブリンを統率する者がいるとグンじいが教えてくれた。


そして、しっかりおアイリスの髪の毛はその中へと続いた。


「やるしかない」


俺は心に決めた、こんなとこに突撃すれば、命がないかもしれない。


アイリスはもっと怖い思いをしてるに決まってる。


作戦はこうだ。


まともに正面から戦いを挑むのは無茶だ。


奇襲をしかける。裏から柵を越え、ためしたことはないが中級魔法のフレイムストームを使いゴブリンが溜まっている場所にぶつける。


うまくいけばかなりの数をやれるだろう。


そのあと場所を変えながらアイリスを探し、魔法での殲滅を図る。


中心にある少し大きめの小屋、おそらくそこにゴブリンロードはいる、俺の予想ではそこにアイリスもいる。


――――――――――――――――――――――――


レックスが集落を見つけたときとほぼ同時刻のことだった。


ゴブリンの集落にはある少女が運び込まれていた。


「親分!人間の娘を連れてきましたぜ!へっへっ」


そこには背丈はおよそゴブリンの3倍、とても肉付きがよく腰に剣を備えた、ゴブリンロードがいた。


「人間の娘の肉か!久々だぜぇ、あぁーどっから食ってやろうか」


ぎょろりとした目で少女の全身を舐め回すように見る。


「んんんーんんーーー!」


「おお何か言いたそうだなあ」


そういうとゴブリンロードは少女の口を塞いでいるものを取った。


「なんのつもりよ!私をどうするき!?」


なんとか縛られているヒモから抜け出そうとするがどうにもなりそうにない。


「強気な小娘だな、お前は今から俺らに食われるんだよ!!」


「あんたたちが強がっていれるのもここまでよ!もうすぐお兄ちゃんが助けにくる!」


「ほほーう」


それを聞いたゴブリンロードは近くにあったナイフを持ってアイリスに近づいた。


「その減らず口いつまで叩いていれるかなぁ!!」


そういうとそのナイフを使いアイリスの服を切り裂いた。


「知ってたか、俺たちゴブリンは子孫を増やす時人間の女を使うんだよ」


「な、なにするき!?」


「楽しいことだぁ」


その時そとで大きな物音とゴブリンたちの断末魔が響いた……


――――――――――――――――――――――

「さあ、はじめるか」

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