(登場人物、設定等)
2022.10.01 少し追加しました。
ここまでの登場人物や設定のまとめです。
そんなに細かくなく、かつ綺麗にまとまっていないので「あれ? これ誰だっけ? これ何だっけ?」と思った時の備忘録としてご活用下さい。
1.登場人物
・サーシャ
エクレルと共に『龍の爪痕』に来た謎の少女。性格はかなりいい加減。自由奔放。ある程度の魔法は使える。格闘(体術的なもの)もある程度はできる。見た目はフロワと同じくらいの少女。
-【龍の爪痕】の住人
・ヨナ
外の世界に憧れるこのお話の主人公。性格面では特に特徴がないのが特徴の少年。魔力は少ないが、どんな種類の魔法も使いこなせる。魔法の詠唱は小声でブツブツ言うから、周りからは気持ち悪がられている。
・フロワ
ヨナの妹。魔法に関しては天才的な才能を持つ。火炎魔法が使えない。優しい性格。最近は体型が気になるようになってきたお年頃。
・ウィステリア
『龍の爪痕』の族長の娘。フロワと同じく魔法に関しては天才的な才能を持つ。水魔法が使えない。普段は有能な頭脳の持ち主だが、ヨナのことが好き過ぎて、ヨナの事になると、途端にポンコツになる。フロワより年下。ヨナに貰った髪紐でツインテールにしている。
・アラマン
『龍の爪痕』での魔法士たちの指導役。魔力量は『龍の爪痕』でトップクラス。ヨナ、フロワ、ウィステリアもアラマンに魔法を教わっている。回復魔法は『龍の爪痕』で一番の腕前。
ロクミル草のことや魔法のことへの探求心が旺盛。例え戦闘中であっても考えてしまう程。
・ミサリア
『龍の爪痕』の族長。ウィステリアの母。夫はバニング。性格は姉御肌。でもちょっと抜けている気のいい人。元アラマンの先生。
・ブッシュ
東門の門番。一応魔法士。簡単な回復魔法が使える。おっさんっぽい雰囲気を醸し出しているが、実はまだ若い。
・カウベル
アラマンの家の住み込みの弟子。伝言役を任されがちな男の子。
・マロク
ヨナ、フロワの父 心優しき父親。一応魔法士。
・ミローシャ
ヨナ、フロワの母 心優しき母親。一応魔法士。
・カルロ
アラマンと同じ年の男剣士。腕は『龍の爪痕』で随一。いろいろ無頓着で、寡黙な性格。仲間意識は強いが、敵には容赦しない。戦闘では力で押すタイプ。
・シュリ
フロワと同い年の女剣士。カルロの事が気になっている。力はカルロに劣るが、すばしっこい。短剣の二刀流で素早く斬りこむ。
・コウシュウ
カルロより少し年配の男剣士。腕が長く、間合いが広い。カルロと同じくらいの実力。
-エストーレ王国
・エクレル
エストーレ王国の王子。側室の子。龍神教の政変のあと、国を脱出し、家族を救い出すためにロクミル草を探す。途中、サーシャと合流して『龍の爪痕』に辿り着く。アラマンに怪我を直してもらっても、すぐに傷が開いてしまう事態になるので、作中ずっと負傷している。
・エマ
エクレルを慕う王女。正室の長女。龍神教に奪われた国を何とか取り戻そうと頑張る娘。実はヨナと同じ年。龍神教に軟禁されているが、ダークエルフのノクリアを使って情報収集している。王位継承権は二番目。
・カラッド
エストーレ王国の王子。長男のため次期国王候補。
・ファニール・エストーレ
エストーレ王国の国王。龍神教の政変で軟禁されている。ゾール紙の開発に力を入れていた。
・フォンド・エストーレ
エストーレ王国の初代国王。過去の人。
・ジエコフ
エストーレ王国内のフランコフ領の元領主。国王派の筆頭。龍神教の政変の際は娘を逃がすために奮闘。
・ジエコフの娘
名前は出てきていないが、なぜか光魔法が使えた少女。龍神教の政変の際にフランコフ領から脱出。
-龍神教
・ボニファス
龍神教の大司教。なんか悪そうなイメージのおじさん。政変でエストーレ王国を乗っ取った。
-白の騎士団(みんなイケメン集団) …龍神教の傘下。正規兵。子供の憧れの職業。
・ジル
白の騎士団団長。抜け目のないさわやかイケメン。キレたら怖い。腹黒い一面を持つ。
・ブランニット
白の騎士団小隊長。優秀だが、ここのところ失敗続きで焦っている。
・ザック
ブランニットの部下。ブランニットの下で苦労している。
-黒の騎士団(通称アマリス) …龍神教の傘下。裏の汚れ仕事役。国民は存在を知らない。
・アコーニット
黒の騎士団団長。目つきの悪い男。何を考えているか分からないが、部下からの信頼は厚い。
・ロズド
通称ロズド隊の隊長。頭の悪い猪馬鹿。戦闘面での頭の回転は速く、勘も鋭い。いわゆる脳筋キャラ。
・ナーシス
ロズドを密かに想うロズド隊の副隊長。暗殺者としてかなり優秀。蟻を潰すように無感情で人を殺す。すばやい動きと冷静な判断力を持つ。
・パッカス
ロズド隊の中で一番のしっかり者のため、苦労が絶えない。戦闘の際は、後方からの支援をすることが多い。
・カーラ
ロズド隊の若き少女。女としてナーシスを陰から応援しているが、全く実っていないことに頭を抱えている。実は割と冷酷な暗殺者。
・パスズ
カーラと同期のロズド隊隊員。男。カーラよりも優秀で、強さだけでいうとナーシスと並ぶ程。だが、ロズドにいじられて活きるキャラとなってしまった。
-その他
・ノクリア
ドⅯのダークエルフの女。長い髪で妖艶な雰囲気を持つ。カルロの無自覚な行為で新しい扉を開いた。
・カミル
ダークエルフの長。いろんなことを知ってそうなお婆さん。何歳かは不明。
・ベルフ
ダークエルフ族。ヨナたちをエルフの里まで案内する。見た目はヨナと同じ年に見えるが実はかなり年上。
・リュクス
エルフ族。親友のサコスのことを心配して『龍の爪痕』に相談に行く。
・サコス
エルフ族。魔法に関しては天才的な感性を持つ。召喚魔法の使い手。
2.設定等
細かく書くとネタバレになるものがあるため、さらっと書きます。
・ロクミル草
『龍の爪痕』内に大量に生えている草。葉の部分を食べると魔力が増すという謎の草。ゾール紙の原料にもなっている。
・ゾール紙
ダークエルフ族とエストーレ王国で開発された魔法が付与された紙。羊皮紙でできている。ロクミル草のエキスで特殊な魔法陣が書かれており、ロクミル草の茎で封をしている。封を解くと、中に付与された魔法が発動する。
・魔法
風魔法、土魔法、火炎魔法、光魔法、水魔法、支援魔法といろいろある。魔力を扱えないと使えない。必ず詠唱が必要。だが、決まった詠唱方法はなく、まだ謎が多い。経験則的に覚えていくもの。
・ヒト族
人間、エルフ、ダークエルフ族等のヒト型の人たちの総称。他にも多数存在する。エルフ族、ダークエルフ族はかなり長寿。
・ドラゴン
いわゆるドラゴン。強大な力を持っており、魔法も使える。物語の世界では恐怖の存在。いなくなったとされるが、まだ人の心の中にはドラゴンの恐怖が刻まれたまま。まだ謎多き存在。
・龍の爪痕
ヨナたちが暮らしている場所。オットー山脈の一部をドラゴンが切り裂いて、崩れずに残った場所。ドラゴンからしたら小さい裂け目だが、人間からしたら多くの人が十分暮らせる広さがある。水源はある。ロクミル草以外も植物も少ないがある。たまに迷い込んでくる動物や魔獣は、食料として爪痕の住人に狩られる。それらを狩るのは剣士の仕事。太陽の日が届きにくいため、全体的にうす暗い場所。
・奇跡の夜
今から約二百年前、ヨナたちの先祖が『龍の爪痕』で暮らしているとき、突如、魔法が使えるようになった出来事のこと。
※簡単ですがこんな感じです。何か不足がありましたら、随時追記していきます。




