ジョージくんのAI修行を色々手助けする藤崎さん
藤崎葵ですよ?まあ、お嬢から声を掛けられた時点で面倒な話なのは確定です。
お嬢もジョージもまあ、面倒なことを抱えるのが得意なことで・・・
「葵、大変済まぬが、ジョージに映像の作り方を教えてやってはくれぬか?」
お嬢、色々と前提を省きすぎ。もっと説明が必要だよ?
「済まぬ。高嶺祭のクラス企画で映像を撮ったのだが、コマ落としをして、敢えて昔のアニメ風にしたい、という案が出たのだ」
・・・えーと・・・昔のフィルムならなら8コマ/秒だけど、今のFPSでいうと10コマくらいってこと?
高嶺祭は・・・ヒマつぶし的にいったら異常にレベル高くてびっくりしたけどさ・・・どういう用途なのかな?
「まあ、撮ってみたけど、メインカメラだけでなくみんなのスマホ映像もいい感じに撮れていたが、ちょっとバラバラ感があってな。繋げるとなると、敢えて解像度やコマを落としたほうが『それっぽく見える』のではないかという意見もでてな?」
なるほど、敢えてマンガ化する感じか・・・
お嬢、見せてもらえる?
「ジョージ、葵に見せてやれ」「はい、マイティさん」
・・・なるほどね・・・30FPSで見せるとスマホ画像のところが雑っぽく見えるね・・・しかたないけど、撮りかたも雑だしね。
「そういうわけだ。背景の抜きも・・・いま一つだというのもある」
・・・だね。生データあるの?これ。
「そうでないと抜き直せないだろう?こちらだ」
ちょっと見るね・・・
・・・いや、よく編集したよ?
ぶっちゃけ、メインカメラっぽいのはともかく、スマホのほうがヒドいよ?
よくもまあ、色も合わせて統一感ある動画にしたねって感じ?
さっきの動画作ったの高校生だよね?
「うむ・・・結構、真っ青な顔になるまでやってくれた・・・」
まあ、そうなるよな。結構、根性で仕上げた系っしょ。
うーん、そのままでもいいと思うけどなーー
「その本人、カントクがどうしても納得いかないということで、なんとかならないか、という依頼だ。私への依頼など最後の手段で、本来、自分達でなんとかしたい、というタイプの人物なんだが・・・」
なるほどなるほど・・・お嬢、わかってるかわかってないかわかんないけど、この動画、ふつうにこの元画像から作ったってのは、それなりのレベルだよ?
これはこれでディレクターズカットとして公開してもいいと思うよ。アタシ的には。
「だな。私もそう思うのだが・・・。まあ、ディレクターズカットはいいな。カントクだけに」
コマ落としして、CGっぽくっかー。できるかできないかで言えばできると思うけど・・・どんな絵になるかは、やってみないとわかんないね。
「それはかまわぬ。ジョージに動画編集を教えていたろう?その一環でいろいろ技術を習得してもらおうかと・・・私がやってもいいのだが・・・それでは皆の為にならぬ」
なるほどね・・・これは社長に話をしてあるんだよね。GPUクラスタを使ってもいいんだよね?
「話はしてあるし、空いていればよいと許可も頂いておる。電力は大丈夫か?」
その為の裏山太陽光やらなんやらがあるわけですよ。
それに、いいモデルがあるんですよ。お嬢。
「モデル?gguf のことか?」
そうそう。その前にジョージにはダビンチちゃんの使い方を覚えてもらいますね。
・・・
「あの・・・葵さん?近くないですか? あと、もう少し服を着たほうが・・・」
むふふー、もう、何度もベッドを一緒にして、するコトをした仲じゃん。もう、ワタシのことなんんか忘れてしまったの?
それにブラとパレオは着ているよ?
「忘れてはいませんが・・・ちょっと刺激的すぎます。そのパレオの下にはどうせ何も付けてないんですよね?」
わかっているじゃん。もし、アレがアレしてアレだったら、一回しとく?
「いや・・・わかりました。なんとか平常心でやってみます」
おーすげー。高校生くらいだったら、欲求に負けそうなもんだと思うけど・・・
あのママに下着で抱き付かれ慣れてるだけあるね・・・不意に大きくなったりしない?
「そりゃ、しますよ。でも流石に母親としようとは思いませんよ」
アタシの歳はママと大差ないけど?
「それでもです。実の母親はだめでしょう? 葵さんは実の父親が若くてイケメンでもできますか?」
あーー、パパは嫌いじゃないけど、するのはちょっとムリだなーー。もっとも若くもないしイケメンでもないけど。
「そもそも僕に女性経験を積ませるのだって、微妙に条例違反な気もしますが・・・」
お嬢がいいといったらそれが通るのがココなのよ。寮の中だし、お金のやり取りもないしね。ともかく女性は全員いろいろ違うんだから、お嬢を喜ばせてあげるためにも今は経験を積んで。
普通、エロいおねーさん達にいろいろしたりされたりするのって男子高校生的には憧れるもんじゃない?
「まったく願望が無いとは言いませんし、マイティさんが望んでいるなら僕も頑張りますが、なんか本末転倒というか紆余曲折というか・・・ともかく何か間違ってませんか?と、言いたい気持ちは残ってます・・・」
キミもここに来たときはガリガリだったけど、今じゃ部長みたいなマッスル女子でも持ち上げられるようになったんだから、訓練、練習には意味があるってわかってんでしょ?
「筋トレや勉強には意味がありますが、こっちの訓練にどういう意味があるんでしょうか・・・」
だから、女性が気持ち良くなるってのは共通項もあるけど違いもいっぱいあるの。せっかくそういう生物として生まれたんだから、楽しまないと損でしょ? 最終的にはあのワガママお嬢を愛してあげるんでしょう? いろいろな女性の反応を覚えて、その時に活かせばいいのよ。
キミだって気持ち良くないわけないよね?
「まあ、それはそうですけど・・・わかりました。とりあえず映像の合成のほうをご教示ください」
おう、ぶった切ってきたねwww
・・・
うーん、やっぱAIモデルにやらすとそっち色になっちゃうな・・・、OpenCV とかで地道にやるか・・・
「はい、プログラムで処理したほうが良さそうですね。AIだといかにもAI画像って感じになりますし・・・」
いっかいモノクロにしてみようか?
「はい?モノクロ・・・白黒という意味ですか」
そう。みんなのスマホでいいとこどりはいいけど、微妙に色味が違うのが問題じゃん。
モノクロというかグレースケールにして繋いだあと、AIで彩色するって手がある。
「それって、元の色に戻るんでしょうか?」
やってみないとわかんないけど、参考にこの絵の色を使えって命令して、足のこの色は透明だってのも付け加えればだいたいいけんじゃね?
「なるほど、わかりました・・・時間かかりそうですね」
かかるね・・・
・・・
・・・できたっぽいね・・・
「はい、出来たと思います」
・・・アタシもうわかんね・・・
「まあ、お呑みになってますから」
・・・ちゃんとコードも書けんだね・・・
「AIに助けてもらってますから」
・・・じゃあ、おしまいにしようか?
「はい、ありがとうございました」
・・・で、アタシの快眠のために・・・
「マジですか・・・」
・・・フルサービスでおなしゃす・・・
「フルサービスとは・・・何でしょう」
・・・その・・・したあとにお風呂に連れてって、洗ってくれて、ベッドまで運んでください・・・
「・・・いろいろ知識不足でして、メイク落としと、シャンプーはご自分でお願いしたいのですが・・・」
・・・ね、ジョージくん?まだまだ勉強することあるでしょ?
「一般的にはそういうことまで勉強しないと思います」
・・・キミの彼女は最強だけど、最高に面倒な女なんだから覚えておいてあげてね。
「はあぁ、なるほど・・・わかりました。メイク落としのジェルの塗り方や放置時間を教えてください」
・・・流石だね。シャンプーは?
「今日は放置します。僕も結構疲れてますし、明日も学校です・・・」
ま、今日はそれでいっか。じゃ、一発頼むわ。
「品がないですよ・・・」




