はぁ
たまに思う。
死にたい。死ねば楽になれる。楽になりたい。
たまに思う。
親さえいなければ。学校も行かない。働かない。誰とも話さい。なんでもできる。自殺もする。
他殺だって。
でも
親がいる。生きている。生きて、俺の存在を認識し、期待している。
大学合格通知
「お前が大学卒業して就職したら俺もう死んでもいい」
父の言葉だ。
「おめでとう。何が食べたい?」
これは母。
「よかったねぇ…よかったねぇ…」
電話越しに泣いてる。祖母だ。
「あめでとう。」
LINEで送られてきたメッセージ。兄。
家族は俺を大事に育ててくれたと思う。俺の体の心配をしてくれる。食べ物に困らないようにしてくれる。俺を尊重してくれる。とても大事にしてくれる。感謝している。
だから裏切れない。プレッシャーを感じる。
家族にそんなつもりがないのはわかっている。とても優しい人たちだ。
だから
たまに思う。
親がどうしようもないクズだったら、もう少し楽だったのかな。