表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
93/100

約束の大地

初めてこの世界線に来た時、そこは草原ではなかった。

生き物がいるような、世界ではなかった。

目の前に広がる大きな石板、空を覆う黒龍。

そして、神ではない者たち……。

招かれた転生者。


「この世界について、知る必要があるな……。」


石板をよじ登る。

空よりも高く、何よりも大きい。

そして、待ち構えるは黒龍。


13の言葉……、神々は何をはめ込んだのか。

それを、見なくては。

雷雨吹き荒れる中、龍と化した右手を壁に打ち込む。

体は宙に浮くが、これで登れる。


右手からは瘴気が溢れ出す。


『どうやら、向こうも気づいたらしい。』


塔を上る転生者。

そして、らせん状に巻きつくように、追いすがる龍。


「ここからが、戦いか……。」


そうだ。

いままでは、戦いにすらなっていなかった。

あまりに強大な黒龍。

しかし、俺は得た。

加護を、世界線を。


『……聞こえますか?』


女神を。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ