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完全時空世界線パーフェクトタイム

「世界線は、どうやって使うんだ??」

「使うと強く考えるだけでいい。」

「わかった。」


両の目を閉じ、世界線を握る。



「(そうだ……、それでいい。)」


思考は行動に、思いは行いに。

強い思いは肉体に影響を及ぼす。

恐怖に立ち向かおうとする意志は暗闇へと歩みを進めるだろう。

その手に握られた世界線は君の思いに答えるか?


世界線を使用する最後の鍵、それは世界線を使おうとする強い意志。

右の手が光りだす。


「……おい。」

「聞こえるか!!」


目を開けると、自分の周りに青い空間ができていた。

それはクリスタルのように直線的な立方体を思わせた。


「……成功した、のか??」

「ああ、綺麗に起動した。右手を見てみろ。」


手からは光があふれ出て、拳を開けるとそこには世界線があった。


「この空間……、思い出さないか??」

「ああ、これは、逆流捻転世界線に転生したときの現象と同じだ。」


体の周りに青い空間が展開される。

そして、体が少し宙に浮く。


「いいか、よく聞け。」

「この世界線は不完全だった。それゆえに、世界を堕落させていた。」

「その現象の一つが、あの時間の逆流だ。」

「ただ、今は影と世界線が合わさり、完全なものとなった。」

「だから、世界線の本来の能力が使えるはずだ。」

「この世界線の能力……、それは時間移動だ。」

「好きな時間軸に移動することができる。そして、それは空間を支配することと同義だ。」

「この龍が口を開けるのは、この世界線を襲撃したときだ。」

「その時まで、巻き戻せ。」


影の言うことは本当だろうか。

再び右手を握り、思考を巡らせる。

俺がこの世界に来た、あの時を。

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