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異世界召喚されたらなぜかステータスが呪われていた  作者: からすけ
『炎の山』と狐人種の少女
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26.正義の味方

 駆ける、駆ける、駆ける。

 

 ただひたすらに森を疾走する。


 幸か不幸か〔魔物よせの秘薬〕の効果はてきめんであった。走る昴の前に魔物がひっきりなしに現れるため、昴が通った後には魔物の死体で道ができていた。出会った瞬間’鴉’の餌食になっていく魔物を尻目に、昴は山を駆け抜ける。


「…くそっ、まだ駄目か」


 昴はここまでくる道中、何度も試してみたが、一向に魔力が練れる気配がない。”烏哭(うこく)”が使えないこの状態は、魔物を倒すにあたっては特に気にならなかったが、問題は移動速度だった。横から飛び出してきた’ホワイトウルフ’の首を一太刀で切り落としながら、昴は焦る気持ちを抑えられないでいた。

 今まで襲い掛かってきた魔物の中には昴が倒したこともある’ゴブリン’や’スライム’の姿があったが、その攻撃性と俊敏性は以前とは比べ物にならないものであった。サガットが昴に話した”狂化”状態を身を持って体験し、昴はタマモの結界を壊したことを激しく後悔する。


「結界がなくなったとはいえ、すぐには魔物は来ないと思っていたが…こうも理性がなくなっていると…」


 昴は脳裏に浮かんだ最悪のシナリオを頭の中から消し去る。とにかく今は急ぐことしかできない。

 襲ってくる魔物を機械的に倒しながら昴は進んでいった。前に目をやると犬をそのまま二足歩行させたような魔物である’コボルト’の群れが棍棒を手に白い眼を昴に向けている。昴の行く手を阻むように立ちふさがっているのを見て昴は舌打ちをした。


「邪魔だぁぁ!!!どけぇぇぇぇぇぇ!!!」


 昴は雄たけびを上げながら’コボルト’の群れに突っ込んでいった。


-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・


 タマモは膝を抱え込んで座りながら夕焼けに染まっっていく空を何も言わずに見つめていた。今まで何千回、何万回と見てきた景色だったが、なぜか今日のはいつもと違って見える。


「きれいじゃ…」


 自然と口から出た言葉に、タマモ自身戸惑いを隠せなかった。一人でいたときは夕焼けを見ても何の感情も抱かなかったというのに。今は眼前に広がる真紅の空に例えようもない感動を覚えた。

 そんな美しい景色を見ながら昨日のことを思い出す。昴が街に戻った後、タマモは昴に言われたことがずっと頭から離れなかった。


「変なやつだったのう…」


 質問攻めにしたときの昴の慌てた顔を思い出し、タマモはくすりと笑う。


「出会ったばかりのうちの心配したり、無理やりここに入ろうとするし、いきなりうちを助け出そうとするし…それに…」


 温かいやつだった。タマモは自分の膝に顔をうずめる。


 ぐぅ~。


 タマモのお腹から気の抜けるような音が鳴った。


「お腹すいたのう…」


 いつぶりにこの言葉を発しただろう。タマモはため息をつきつつも空腹を感じる自分にかすかだが喜びを感じていた。膝から顔を上げると昴が置いていった物に目を向ける。タマモは立ち上がると水筒とサンドウィッチのところまで行き、手に取った。


「これは…パンに野菜と肉が挟まっておるのか」


 まじまじと観察した後、口へと運ぶ。


「うむ…おいしいのじゃ」


 久しぶりにした食事は、今まで感じたことがないほどおいしいものだった。タマモはしばらく無言でサンドウィッチを食べ続ける。最後の一つを食べ終えたタマモは水筒の使い方に苦戦しながらも、なんとか開けることができ、喉をこきゅこきゅと鳴らしながら水を飲んだ。


「ぷはー…スバルのやつ、もう少し食べ物を置いていってくれてもよかったのにのう」


 まだ少し食べたりなかったが、一息ついたタマモはじっとかまくらの外を見つめた。


「外の世界、か…」


 ゆっくりとかまくらの入り口に近づく。その視界にはタマモが知る世界しかなかった。


「あの森の奥はどうなっているのかのう…」


 昴がやってきた世界。それがあの森の奥に広がっている、そう思うと無性に行ってみたくなった。タマモは恐る恐る手を伸ばす。前に同じことをした時は結界にはじかれてしまったが、今はなにに邪魔されることもなくかまくらから手を出すことができた。


「本当にビリビリはなくなったんじゃな」


 自分の手を見ながら信じられないといった様子でタマモは呟く。昴が結界を破ったのはこの目で見ていたが、いまだに実感はわいていなかった。タマモはごくりとつばを飲み込むと震える足を前に出す。


 一歩、二歩。


 足を踏み出すにつれてタマモの鼓動が早くなる。タマモの身体が完全にかまくらから出たときには足の震えは嘘のようにおさまっていた。


「簡単に出れた…」


 タマモは今まで自分がいた牢獄(かまくら)に目をやる。今までずっと中にいたので、初めて自分の目で見ることができたのだが、それはあまりにもちっぽけだった。


「ハハッ…こんなちっこいところにずっとおったとはのぉ…」


 矮小で稚拙なつくりである自分の住処にタマモは思わず自嘲する。何の未練もなしでかまくらから離れると岩の転がる山頂をタマモは意味もなく歩き続けた。そこはいつもタマモが眺めていた場所だったが、鎖から解き放たれた今の眺めはまるで違うもののように見えた。タマモはゆっくりと森に目を向ける。

 不思議な気持ちだった。何も考えずにただひたすら座っていたあの頃には味わったことのないような感覚。この先はどんな場所なのか知りたい、どんな景色なのか見たい、どんな匂いがするのか感じたい。様々な欲求がタマモの中で生まれ、そして…消えていく。


「どうすれば…どうすればいいのじゃ」


 掻き立てられるような欲望は圧倒的な恐怖によって塗りつぶされていく。行ってみたい、怖いから行きたくない。相反する二つの感情がタマモの心に重くのしかかっていた。自分が世界を知らないということはここまで恐ろしいことなのか、いざ外の世界に行けるとなってそのことを思い知らされた。


「…どうせ死にたいと思っていたのじゃ。どうなろうとも知ったことではないのう」


 それは虚勢に近いものだったが、タマモの身体を動かすには十分だった。別に死んでもかまわない、そう自分に言い聞かせながらタマモは森に入っていく。



 生まれて初めて、いや自分が覚えていないだけかもしれないが、森の中を歩くことにワクワクしている自分がいた。葉を踏み鳴らす感触、木々の匂い、見慣れぬ植物、普通の人ならば何も感じないことが、タマモにとってはすべてが新鮮だった。自分でも驚くほどに軽快に進んでいく。


「記憶はなくても身体は覚えているもんじゃのう…」


 落ちている木の枝を拾い、手で(もてあそ)びながら、きょろきょろと顔を動かす。木の実を見つければ手に取ってかじってみたり、虫がいればつついてみたり、花があれば近づいて匂いを嗅いでみたり。目をキラキラと輝かせながらタマモは森の探索を行う。


「森の中はこんなに楽しいもんなんじゃな…」


 目的地なんてない。やりたいこともない。会いたい人は…いる。森の中を進むにつれて、外の世界に出るきっかけをくれた昴に会いたいという気持ちは強くなっていく。いつの間にかタマモの中から外の世界の恐怖がなくなっていた。


 がさりっ。


 それまで何の気兼ねもなく進んでいたタマモの足が止まる。心臓の鼓動が早くなるのを感じながら、タマモはゆっくりと音のした方に顔を向けた。

 そこにいたのは暗褐色の怪物。体躯はタマモとは比べられない程巨大で、身体から発する威圧感はあまりにすさまじく、目に見えるようであった。その白い目で睨みつけられたタマモは、まるで蛇に睨まれた蛙のように指一本動かせなくなる。山頂に閉じ込められてからタマモが会った二番目の生物。しかし初めに会った昴とは明らかに異なる点があった。それは自分に敵意を向けていること。目の前にいるこれは自分を敵、もしくは餌にしか思っていない。

 タマモの中で【第六感】がけたたましい警鐘を鳴らす。ここにいてはならない、ここを離れなければ、脳がそう思考する前にタマモは踵を返して走り出した。’ベヒーモス’も咆哮を上げながら逃げた獲物を追う。


 タマモはすさまじい速度で森の中を’跳んだ’。元来、亜人族は人族に比べて圧倒的に身体能力が高い。それに加えタマモの狐人種は森の中で生活する種族であるため、森での移動でタマモの右に出る者はそうはいなかった。さらにタマモは【第六感】という希少スキルを持っており、これは理屈では説明しがたい、鋭くものごとの本質をつかむ心の働きであり、どのように逃げれば捕まらないか、タマモの頭がなんとなく答えを出してくれる。


 長年のかまくら暮らしで体力が落ちていたタマモだったが、必死に木々の間を抜けていく。


「このまま走れば…に、逃げ切れる…ハァハァ…そうすれば、うちは…」


 助かる。そう思った瞬間に強烈な違和感を感じた。タマモの逃げる速度が急激に落ちる。


「うちは…助かろうとしているのか…?死にたいと思っていたはずなのに…?」


 自分のとった理解不能な行動にタマモの頭は混乱していた。自分は死にたいと願っていた、今がそのチャンスではなかろうか。ならばなぜ逃げた?逃げる必要などないだろう。タマモの思考が必死に動かしていた足を止める。振り返ると逃げ足の速い獲物にイラつきつつも、注意深くこちらを観察しながら追いかけてくる’ベヒーモス’がいた。


「のう…?お主がうちを天国に送ってくれるものかのう?」


 タマモは諦めたような笑みを浮かべて尋ねるが、’ベヒーモス’は答えない。


「なんじゃ、しゃべれんのか?最後くらいは会話をしたかったんだがのう」


 うなり声しか上げない’ベヒーモス’を見てタマモは残念じゃ、と肩を竦めた。タマモは【威圧】してくる’ベヒーモス’を前に一歩もたじろがない。むしろ襲い来る狩人を歓迎するかのように両手を開いた。


「さぁ怪物よ!うちを喰らうのじゃ!遠慮することなどない…一思いにやってくれ!!」


 タマモにはなんとなく既視感があった。遠い昔に、こうやって迫りくる「死」を享受したような気がする。生きることを諦め、ただ流れに身を委ねた覚えがあった。


 そんなタマモの思考は’ベヒーモス’があげた咆哮によって遮られた。目の前の獲物がとった突飛な行動に警戒の色を見せた’ベヒーモス’だったが、その迷いを咆哮とともに散らし、臨戦態勢に入る。

 タマモはそんな’ベヒーモス’を見て、自分の最後を悟り、そっと目を閉じる。瞼の裏に浮かんでくるのは初めて話した青年の顔。ほんの少しの間しか一緒にいられなかったが、自分に温もりを与えてくれた優しい青年の笑顔。タマモは目を瞑りながら呟いた。


「もう一度会いたかったなぁ…また来るって言ってくれとったのにのう…うちはここで終わりのようじゃ…」





スバル…ごめんなのじゃ。





―――生きることを簡単に諦めるんじゃねぇぇぇぇぇ!!!


 脳裏の昴が吠えた。

 

 身体がビクッ、と反応し目を見開く。

 

 タマモは自分の身体が小刻みに震えていることに気が付いた。


「うちは…震えているのか?」


 口から出る声も震えている。その震えはもはや自分の意志ではどうにもならないほどであった。


「なんで…なんでじゃ!?なぜ震える!!なぜ体が言うことをきかん!?」


 大声を上げても無駄であった。まるで極寒の地にいるかの如くブルブルと震え、一向に収まる気配はない。


 どうして…。


 死にたいと願っていたのは嘘ではない。心の底からそう思っていた。あの場所にいるのは苦痛だった。

 何もない、何も起きないあの場所で生きていることはタマモにとって死んでいるのと同義であった。いや、実際に心は死んでいた。死んでいるのに意識がある。それがタマモを苦しめていた。だから死にたいと願った。心が死んでいるなら身体も死んで楽になりたい。一生あそこで独りでいるくらいなら…。


 あぁ…そうか。


 独りじゃなくなったから。タマモだけで完結していた物語にもう一人登場人物が現れたから。彼は自分は正義の味方なんかじゃないと言っていたけど、颯爽と現れた彼は、ここから出ようと手を差し伸べてくれた彼はタマモにとって正義の味方だった。そんな昴に出会ったから、出会ってしまったから。


 昴といろんなものを食べたいと思った。

 昴ともっと話がしたいと思った。

 昴と様々な場所に行ってみたいと思った。

 昴と共に生きたいと思った―――思ってしまった。


 自分が昴に言った言葉がよみがえる。


―――もう疲れたのじゃ…ずっとずっと一人でいることに飽きてしまったのじゃ。


 もう一人ぼっちじゃないのだ。


―――ここは何もないからのう…すっごい退屈なのじゃ。


 退屈な世界を壊してくれたのだ。


―――スバルが来るまでは誰もここには来てくれなかったのじゃ。


 それでも彼は来てくれたのだ。


―――これも神様のおかげかのう…神様に感謝せねば。


 感謝はしている。彼と会わせてくれたのだ。


―――望めるなら今すぐにでも死んでしまいたいのじゃ!


 せっかくこれから新しい人生が始まるのに死んでしまうなんてそんなの絶対、


「嫌なのじゃぁぁぁ!!」


 タマモの身体に魔力が巡る。急に雄たけびを上げた獲物に対して’ベヒーモス’は白い眼を細めた。それでも既に襲い掛かる準備を整えていた’ベヒーモス’は躊躇なくタマモに飛び掛かかる。無意識のうちに【身体強化】のスキルを発動したタマモは横に飛びのいてそれを回避した。


「嫌なのじゃ!!こんなところで死にたくないのじゃ!!」


 生きたい、生きてまた昴に会いたい。タマモは頭の中で生き残る方法を必死に考える。初撃を躱された’ベヒーモス’はすぐさま体勢を立て直し、再びタマモに襲い掛かる。【身体強化】を施したとはいえ、所詮は付け焼刃。タマモは’ベヒーモス’の鋭い爪を避けきれずにそのまま大樹に叩きつけられた。


「がはっ…!!」


 あまりの衝撃に一瞬呼吸ができなくなる。’ベヒーモス’の一撃と慣れない【身体強化】を使った反動でタマモは身体が思うように動かなかった。


「う、動けぇ!!動くのじゃぁぁ!!!」


 気力を振り絞るも腕を上げるのが精いっぱい。なおもこちらに向かってくる’ベヒーモス’を目の当たりにして、タマモは必死に頭を働かせる。


(考えろ考えろ考えろ!!生き残る(すべ)を考えるんじゃ!!)


 (いかずち)のように迫りくる‘ベヒーモス’を迎え撃つ?近くまで寄られた時点で殺されてしまう。


 落ちている石を投げつける?そんなの意にも介さないだろう。


 這いつくばって逃げる?あのスピードからは逃れられない。


 どうすれば、どうすれば自分は生き残ることができるであろうか。懸命に考えるもその答えは一向に思いつかない。このままだと自分は死んでしまう。せっかく生きる希望を見出したのに、こんなところで終わりにしたくない。


―――誰かに助けて欲しいと思わなかったのか?


 不意に思い出したのは昴の言葉。


「…助けて」


 ぽつりと飛び出した言葉。


「助けて」


 あの牢獄で目を覚ました当初は喉から血が出るほど叫んだ言葉。


「助けて」


 どんなに叫んでも誰にも届かなかった言葉。


―――お前が助けて欲しいときに助けてやれなくて悪かったな


 彼はそう言った。何も悪くないのに自分に謝った。


―――今度はしっかり助けてやるから、だから


 ‘ベヒーモス’が牙を突き立てタマモの目の前に迫る。


―――助けてと言ってくれ


「助けてぇぇぇぇぇ!!!スバルぅぅぅぅぅぅ!!!!」


 タマモの体を食いちぎろうとしていた’ベヒーモス’が一瞬のうちに消えた。否、タマモの目の前に立つ人物によって斬り飛ばされた。


「くっ…やばそうなやつだとは思っていたが、”狂化”してっとさらにやべーな。ぶった切るつもりでいったのに、硬すぎる」


「あっ…あっ…」


 声を出すことができない。目の前には背中が、昨日追いかけることができなかった背中があった。タマモを守るように前に立つ昴は振り返ると傷ついているタマモを見て頬をポリポリと掻いた。


「あー…タマモ。わりぃ、ちょっと遅れた。でも」


 昴はニッ、と笑顔を浮かべた。


「ちゃんと届いたろ?」


 その瞬間、タマモの金色の瞳から大粒の涙がポロリポロリと零れ落ちた。


「スバル…スバル…スバルぅぅぅ!!!」


 最初はいつも泣いていた。なんで独りなんだろう、なんでこんなところにいるのだろう、そんなことを考えながら一日中泣いていた。でもいつの間にか流れなくなった。自分は一生分の涙を使い果たしたんだ。だから自分はもう涙を流すことはない、そう思っていた。


 でも今は。

 今までため込んでいた涙が、ダムを決壊させたようにとどまることを知らない。身体の痛みなど露知らず、狼狽える昴の胸に飛び込み、その洋服を濡らしながら大声をあげて泣いていた。

 昴は困ったような表情を浮かべながら優しくタマモの頭を撫でる。


「タマモ、もう安心していいぞ」


タマモは涙でぐしゃぐしゃな顔を上げて昴を見た。


「助けに来た」


 その眩しい笑顔を見ながらタマモは思った。

 昴はタマモにとって、まぎれもない正義の味方なんだ、と。

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新連載、完結しました!(笑)『イケメンなあいつの陰に隠れ続けた俺が本当の幸せを掴み取るまで』もよろしくお願いいたします!!
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