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月免戦相  作者: あおみど
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序話 

※この小説は、一部暴力的な描写を含む予定でいます。

極端にそういったものが苦手な方は、閲覧を控えていただけると幸いです。

今日もボクは、色々なことを教わった。


人間の容姿。

地球での生活の仕方。

兎の生態。

酸素呼吸の仕方。

地球の社会システム。

人間らしいしぐさ。


たくさん勉強は積んだ。

最終点検だってした。




ボクはいそいそと準備をした。


なんたって、明日からは初めての大仕事なのだから。

新天地を切り開いて、未来を作っていく、名誉あるお仕事。


半分のわくわく、半分の使命感。

いつ何があるのか分からないのに、不思議と不安はない。


胸を張っていい。


ボクは、選ばれたんだから。




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