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2ー6

 どことなくイヤミスっぽい仕上がりだったけど、真のヒロインが誰かわかればそれでよしっと。


 わたしはわたしなりに演じてみせただけ。


 それにしても凪ってひどいよね。わたしが大昔に陽稀のことを好きだったことを今だにおぼえてるなんて。


 それはそうと。この脚本をもらうために、ゴールデンウィーク中もひたすら家にいたわたし。


 三人はデートしていたのに、なんてことよ。凪なんてさっそく美咲ちゃんとデートしちゃってさぁ。


 なんなら三対三のデートまでしてたんだって。


 ちぇっ。わたしだけ仲間はずれかよ。


 でもまぁ、今回のお役は自分の名前だってこともあって、なかなかスリリングだったな。


 次は、どんな脚本になるのかしら?


 今から楽しみだわ。


 そう、テスト終わったらみんなで遊ぶ約束してたのに、わたしだけ仲間はずれ。いいもん。大学入ったら彼氏作るもん。


 それより今は。


 どうして凪の頭の中に妖精なんてものが浮かんできたのかというと、おそらく六月の公演はイースターエッグの頃合いになるだろうから、もしかしたら動物になるかもしれない。


 でも、そういうのを含めても楽しいのよね。


 なんて思っていたら、凪からメールがきた。


〘ウサギとカメはどう?〙


 どストレートだなと思ったけれど、あの寓話をどうハッピーエンドに仕立て上げるのか興味がある。


 わたしはすぐに、それいいねと返信した。


 だけど、困った。『ウサギとカメ』をどう演じるのか。着ぐるみをどこかで借りてくるにしても、亀の着ぐるみなんてないだろうし。う〜ん?


 と、いうわけで、今回はここで時間切れ。


 雨女のわたしはあまんじて梅雨を受け入れようっ。


     つづく


 

※次話以降毎日更新できるかあやしいです。ごめんなさい。

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