表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10万pv突破しました!!!【每日更新】史上最強の幽霊剣士  作者: Doctor Crocodile


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

568/1128

第37話 07 「彼は一騎当千の戦士だ」

「私たち3人はそれぞれ異なる部分——目、身体、そして牙を象徴しているの。だからこそ、私たちのチームワークは抜群なのよ!もちろん、それはこのお姉さんである私のおかげだけどね。」女が得意げに言った。


きばがはそれを聞いて、微かに笑う。「確かにな、最初の頃は……」


その時、ナイトはボーディの足元の床が腐食し始めていることに気づいた。


「気をつけろ!奴には絶対に触れるな!あいつの赤い液体は血じゃない、強酸だ!」ナイトが険しい表情で警告した。


それを聞いたザックは驚愕する。「冗談だろ?こいつの体の構造、一体どうなってるんだよ?!」


「炎魔法の威力を強化できる?」サンディが冷静に尋ねる。


「できなくはないけど……どこまで強化できるか……」


「少しでもいいから威力を上げて。チャンスを狙って、一発ぶち込むわよ。そいつを灰にする!」サンディが鋭く言い放つ。


「さあ、続けようぜ!俺たちの戦いはまだ終わっちゃいない!」ナイトが叫び、大剣を振り上げ、再びボーディへと斬りかかった。


しかし、今回はボーディは避けることなく、左腕でその剣を真正面から受け止めた。骨と鋼がぶつかり合う鈍い音が響く。ナイトは攻撃の手を緩めず、さらに速度を上げて連撃を繰り出す。しかし、そのすべてをボーディは正確に防ぎ続けた。


ボーディは盾も装甲も身につけていない。ただ、自らの筋肉だけでナイトの攻撃を受け止めていたのだ。


その時、エイトがゆっくりと起き上がり、ナイトと対峙するボーディを見据えた。ボーディの視線はナイトに向けられており、背後に気を配る余裕はないはず。これは絶好の奇襲のチャンスだった!


エイトは双剣を構え、猛スピードで駆け出した。


しかし——ボーディはまるで背後にも目があるかのように、エイトの動きを察知した。彼は右足のかかとを地面に叩きつけ、瞬時に地面を割った。飛び上がった石を肘で弾き、それをエイトに向かって勢いよく飛ばす。


エイトは攻撃を諦め、急いで防御へと切り替えた。双剣を素早く振るい、飛んできた石を粉砕する。


その隙に、ボーディはナイトの攻撃のわずかな空白を突き、左右の拳を連続で叩き込んだ!


ナイトは大剣で防御するが、拳の衝撃は次第に増していく。最後の一撃は特に強烈で、彼の体は数メートル吹き飛ばされた!


ナイトは歯を食いしばり、空中で体勢を立て直すと、大剣を地面に突き刺し、なんとか踏みとどまった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ