表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10万pv突破しました!!!【每日更新】史上最強の幽霊剣士  作者: Doctor Crocodile


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

548/1128

第36話 04 初めて一緒に任務を遂行する


---


「じゃあ、明日の朝10時にここで集合しよう、どう?」とナイトが言った。


時間はあっという間に過ぎ、約束の日がやってきた。ザックは20分早く到着したものの、10時半になっても誰も現れなかった。心の中でこう思い始める。

「まさか、からかわれてるんじゃないだろうな?あの二人の性格からするとそんなことはなさそうだけど……。まあ、帰るか。」


ちょうどザックが帰ろうとしたその時、慌ただしい足音が聞こえ、ナイトがやっとのことで駆けつけてきた。


「本当にすまない!ごめん!本当にごめん!」とナイトは何度も謝りながら言った。

「いろいろと立て込んでいて、遅れてしまったんだ。ちゃんとした計画を立てるべきだったのに、俺はそういうのが苦手で……。本当に待たせてしまってごめん!」そう言いながら、ポケットからネックレスを取り出し、ザックに差し出した。


「遅れたお詫びとして、道中でこれを見つけたんだ。このネックレスには星のような模様があって、まるで誰かが輝く星を手に取ったみたいだろう?俺の故郷では、これが幸運の象徴なんだ。今日は君が初めて俺たちの任務に参加する日なのに、俺が遅れてしまったから、せめてこれで許してほしい。」とナイトは説明した。


ザックはネックレスを受け取り、じっくりと眺めながら言った。

「このネックレス、とても精巧だね。だけどちょっと聞きたいんだけど……これを選ぶのにどれくらい時間かかった?」


「えっと、だいたい15分くらいかな?そこには魅力的なものがたくさんあって、どれを選ぶべきか迷っちゃってね。だから、できるだけ短い時間でこれを選んだんだ。」ナイトは笑顔で答えた。


ザックがツッコミを入れようとしたその瞬間、背後から聞き慣れた声が響いた。

「15分もかけて選んだの?そんな時間があるなら、さっさと来ればよかったじゃない!本当に君の頭の中ってどうなってるの?時々、中身が粘土でできてるんじゃないかって思うわ。」


二人が顔を上げると、エイトが二階の椅子に座り、漫画を読みながら彼らを見下ろしていた。


「なんだ、君も来てたのか!」とナイトは頭をかきながら笑って言った。

「待たせてごめん。君の性格からして、絶対に遅れてくると思ってたよ。」


それを聞いたザックは不思議そうに尋ねた。

「え?彼女、君と一緒に来たんじゃないの?」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ