表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
173/1066

第14話 01迷っちゃった!

視点をニックスたちに戻しましょう。彼らはちょうど夕焼け村を離れ、村長から地図をもらったばかりです。彼らはその地図に従って王都に向かっていましたが、どうも様子がおかしいようです。


「ねえ、私たち本当に正しい道を進んでるの?」フィードが疑問を口にしました。「地図と全然違う気がするけど。迷ったら泣いちゃうよ。」とニックスは少し絶望的に言いました。


「エリーサ、この道本当に合ってるの?」シャーがエリーサに尋ねました。


「うん、実は私もよくわからないの。さっきの分かれ道で間違えたかもしれない。」


「今になってそんなこと言うの?さっきは『この私が道に迷うわけないでしょ』って自信満々だったのに。」


「うん、ごめんなさい。間違えちゃった。」


「お姉ちゃん、そんな性格なら緑色の髪に染めた方がいいかもね。」


「何言ってるの?」


「まあまあ。私がちょっと道には詳しいから、地図を貸して。」とニックスは諦めたように言いました。


「分かった。この重要な任務はあなたに任せるわ。本当に困ったものね。」


「地図によると、戻って右に進むべきだ。」


「え、それじゃあ今まで全部間違ってたの?」


「うん、本当に申し訳ない。」


1日目、彼らは道に迷ったせいで、正しい道を見つけるのに大幅に時間を浪費しました。「もうすぐ日が暮れるのに、正しい道を進んだのはまだ2キロもないよ。」とニックスはため息をつきました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ