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日常が変わるとき  作者: シリア
5/10

仮入部

佐柳が保健室で目を覚まし自分のクラスに行くとすでに入学式は終わっており自己紹介をやっている最中であったが保健室に戻るわけにもいかず自分のクラスに入ると教室内全員の視線を浴び死にたくなったが遅れた理由を簡単に説明すると皆が笑って「それは運がなかったな」と言ってくれたおかげで、クラス内で馬鹿にされることがないまま時間は過ぎていき放課後・・・・・


帰りのHR(ホームルーム)が終わると一部の者が一斉に教室から出ていき自分たちが体験してみたい部活動の仮入部をしに行った。

佐柳もその中に紛れ体育館裏の道場まで足を運んだ・・・・・


しかし、なぜか体育館裏は人であふれかえっておりものすごい人だかりができていた。


なんでこんなに人がいるんだろうか・・・


しかもその集団は、道場の下についている窓から数秒見てから動き出し数秒見たら動き出すの繰り返しがされており、一糸乱れぬ集団行動がなされていた。


まぁ、いいか・・・入り口は空いてるし仮入部の受付もそこでしてるみたいだからな。


佐柳は集団をかき分け(メッチャにらまれた!!!)ながら入り口にたどり着いた。


ステータスのせいか結構あっさりと集団をかき分けることができたな・・・

しかも絶妙な力加減で・・・あれ??なぜか手加減できてね???

・・・・まぁいいか、とりあえず仮入部しておこうか。


「すいません、仮入部したいんですけど。

ここが受付でいいんですか??」


「「「「「「「「「「「「「「「「え゛っ!?」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


「えっ!か、仮入部の方ですか!?

すいませんが学年と名前をお願いします!!!」


なぜか知らんが周りの集団と目の前の受付の女の子から驚きの声が上がった


「一年の佐柳 良太です。

あの・・なんで俺はいまみんなに驚かれたんでしょうか・・?」


「知らないできたんですか!?とりあえずこれを読んでおいてください!!

今から部長に伝えてくるんで!!!」


受付の女の子は机の下から一枚の紙を取り出し佐柳に渡した。

そして、何やら後ろから

「命知らずだ・・・」や「あいつ何も知らないできたらしいぞ」などなぜか憐みの目で見られていた。


そんなことは気にせず佐柳は渡された紙を読み始めた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

     仮入部試験内容

1、武術の心得が歩かないかの確認

2、やましい気持ちではなくしっかりとした部活への参加の意思の確認


上記を確認したうえ最終確認を行う

     

     最終確認内容

1、部長「一条 智千香」による素質の見極めのため総合武術による一本勝負

2、試合後、部長本人から合否の発表


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最終確認内容の下には総合武術試合でのルールが簡潔にまとめてあった。

ルールを見た結果総合武術とは、

「空手」「柔道」「合気道」「ボクシング」「キックボクシング」「ムエタイ」など様々な種類の武術の中から何でも使っていい試合だった。


ということは・・・・相手も何を使ってもいいわけで一条先輩が得意である神薙流の輪あざを使ってくると・・・・・これは確かに地獄だな・・・・・


「準備がっできました!!着替えるスペースに連れて行くのでついてきてください!」


「あっ、ハイ分かりました。」


「「「「「「「「「「「「パンッ!!!!」」」」」」」」」」」」」」」


「!?・・・・・・・・・・・・・・・・(ちらっ・・ッ!?」


後ろから何かたたく音が大音量で発生し佐柳が後ろを確認するとそこには合掌し、頭を下げている集団がいた。


なっ、なんというきれいなそろう集団なんだ!!






















まぁ、でも・・・・・・・逝ってきます・・・・・・・・・・・・

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