保健室
神崎先輩は保健室のドアをポケットに入っている鍵で開け、佐柳を椅子に座らせた。
「佐柳君傷口見せてねって・・・・あれ?
傷口がない??さっきまでは確かにあったんだけど・・・??」
「えぇ?そんなことはないと思う・・・・・あれ??傷口がない??」
最初に触っていたいと思った場所をもう一度触ってみるが痛みはなく傷口もなくもともと何もなかったような感じになっていた。
だが、その現象に心当たりがないわけではなかった。
なぜなら神とあってからなぜか周りにいる人の気配がよくわかるようになっていたからだ。そして、野球ボールもである・・・でなければ見てもいなかったのに気配だけで動くことなんてできないからである。
「おかしいわね・・・・」
「気のせいだったんじゃないでしょうか・・・」
「・・・・怪我がなければいいんだけど・・・・」
神崎先輩は納得ができないという顔して佐柳の顔をまじまじと見つめながら言った。
「まぁいいわ、とりあえずガラスにまみれた服を着てちゃ危ないし準備室に予備の制服があるはずだから持ってくるわね。」
「すいません、お願いします・・・・」
神崎先輩はうなずいた後保健室を出ようt
「あぁ、それと!!さっきは助けてくれてありがとう!!とてもかっこよく見えたわ!!」
笑顔でそういって保健室を出て行った。
それを見た佐柳は顔を真っ赤に染めた・・・
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神崎先輩が保健室を出てから少しして佐柳は落ち着きを取り戻した。
「ふぅ~・・・・とりあえず元凶を確認するかな。
『ステータス』」
そう唱えると目の前にウィンドウが現れた。
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佐柳 良太 16才 人族 38:24:12(自動転移まで)
LV1
HP 200/200
MP 1000/1000
STR 20
DEX 20
VIT 20
INT 20
AGI 20
MID 20
LUK 100(神の加護)
ボーナスポイント 50
スキル
健康体 LV∞(神の加護)
感知 LV5 《パッシブ》
鑑定 LV5
気配遮断 LV5
『設定してください』
『設定してください』
『設定してください』
ボーナススキルポイント 20
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こののステータスは強いのか強くないのかわからないな・・・・この世界だったら多分強い部類に入るんだろうな~
神崎先輩までの距離を詰める時ありえ異様なスピード出たし・・・・手加減覚えないと・・・
ボーナスポイントは多分自分が好きなように触れるんだよな・・・?多分・・
設定してくださいってやつは自分でスキルが作れるのか??それとも選択か??
ボーナススキルポイントはスキルのレベル上げだな。うん。
・・・・・・・・
・・・・・
とりあえず設定してくださいってやつを・・・押すのか??まぁ、押してみるか。
ポチッと・・
すると今度は目の前にキーボードが出てきた
・・・自分で作るのか?候補も現れそうにないし・・・
まぁ、適当に・・・『武神』と『魔神』と『技神』っと・・・
「おっ、はいったはい・・・げぇぇぇぇえっぇ!!」
この三つなら絶対に困ることはないそう思って書いた結果・・・・・こうなった
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佐柳 良太 16才 人族 38:24:12(自動転移まで)
LV1
HP 5000/5000 up
MP 10000/10000 up
STR 500 up
DEX 500 up
VIT 500 up
INT 500 up
AGI 500 up
MID 300 up
LUK 100(神の加護)
ボーナスポイント 50
スキル
健康体 LV∞(神の加護)
武神 LV10
魔神 LV10
技神 LV10
感知 LV5 《パッシブ》
鑑定 LV5
気配遮断 LV5
ボーナススキルポイント 20
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手加減・・・・・手加減を覚えなければぁ!!!!!!!
しょっぱなから困ることになった佐柳であった・・・・・