表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日常が変わるとき  作者: シリア
10/10

事件の繰り返し

昨日はすぐに寝た。

もう何も考えず、後先考えることなく寝ることにした。

だってもう何も考えたくないから!!!

どうせ制御は昨日できるって確認済みだし、やれることがかなり多くなったと思えばなんてことないだろ!


だが、問題はもう一つあった。

朝目が覚め顔を洗う時鏡を見た時にそれは起こっていた・・・・・・

それは・・・・・


「あれ?・・・・えっと・・・鏡に映っているのはだ~れ??」


・・・・・あっ俺か・・・・・・・

「・・・・変わってるよぉ~!!俺の顔がなんか別人みたいになってるんだけどぉ~!?

誰だよこの爽やかフェイス!!よく見たら身長も若干高くなってるし!!」


あっ、筋トレもしてないのに細マッチョになってる・・・・・体も変わってんじゃねぇか!!まんま別人じゃん!!!

お前のせいだよな!!ステータス!!絶対にお前だよな!?いや!お前以外にいないからな!!!


「こらー!!洗面所で騒いで内でご飯食べちゃいなさい!!そろそろ時間になるわよ!!」

そうだ、今日は一条先輩の家に行くって決めてたんだ早くご飯食べて出かけないと!!


佐柳は急いで身だしなみを整えリビングに向かった。

そこで、また必然ともいえる事件が起きた。

佐柳がいつも道理に席に座り、ご飯を食べようとしたとき・・・

「いただきます!」

「食べ終わったらいつも道理お皿は洗っておい・・・・・て・・・・・・ん?

 えっと・・・・・あなた誰?」

「あっ・・・・・忘れてた(ボソッ・・俺だよ母さん。良太だよ。」

「息子はそんなイケメンじゃありません!!!」

「わかってはいたけど!それはそれで息子に失礼じゃないかなぁ!?」

「なら息子って証明できる証拠を見せなさい!!」


おいおい・・・そんないきなり証拠って言われたって・・・・・・あっ!

一つだけあるじゃないか!とびっきりの証拠(脅し)が!!


「お母さんさ、最近よく午後からフィットネスクラブに通ってるじゃん?」

「えぇそうよ?でもそんなの見てれば誰でもわかることじゃない。

 そんなの証明にならないわよ?」

「そのコーチの・・・中田さんだっけ?」

佐柳がコーチの名前を当てるとお母さんの目がピクリと動いた。

「あとさ~俺の部屋って窓から道路見えるんだよね~

 最近お母さんが家に着く数分前に家の前に車が止まってお母さんと似たような人がその車でキスとか手をつないだりしてなんかイチャイチャしてる姿を何回も部屋から見てるんだけどお父さんにそのことって言った方がいいのかな?

あっ、安心してしっかり写真も撮ってかをが確認できるようになってるから。」


ちらっとお母さんの方を見るとそれはもう汗だらだらで・・・

「りょ、良太。さっさとご飯食べてかたずけておいてね。

 後それは私じゃないと思うから、消しといたほうがいいと思うわよ?」

「わかったその打ち消しておくよ。

 あと、できればお父さんに説明よろしくね?」

「しょ、しょうがないな~ちゃんと説明しておくわよ。」

その日から母はフィットネスクラブ行くことはなくなり、夜家の前に車が止まることもなくなったらしい。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ