47話 ひいおじいちゃんとG
今回はこの前ツイッターさんの方でアンケートをとった「止まるんじゃねぇぞ」要素を書いてみたのです
おちゃらけ回ですね。
のどかな1日が過ぎていく、久々に貴俊が仕事の休みができたと電話があり紗栄子・恵美と3人で田中家に遊びに来ていた。
もちろんこの日も刑事軍団が源一郎の監視というなの入り浸り行為をやっているし、休みということもあってか剣術道場は近所にいる子供と主婦に対して
朝から稽古をつけていた、浩一が。
「浩一:そういえば・・・最近暖かくなってきたな・・・そろそろあいつが出てくる時期だ」
同時刻、リビングにて
春うららかなとは言っても梅子にとってはあまり関係がなかった。朝から嫌な予感がそこらへんでムンムンしていたのだ。
誰かに見られているという感覚に加えその場所を我が物顔で練り歩き、自分の存在を上から・下から。
どこからでもそいつが自分たちを見ているのではと・・・
「梅:・・・・・・この気配」
田中邸宅の一番奥にある剣術道場にてただならぬ気配を感じた梅子。まさにそいつが、今まさにそこにいるのだと・・・
その時と同じ時間、刑事軍団と羊羹を食べていた晶子と源太。この二人も良からぬ気を感じていた。
「源太:・・・・あきちゃん、これってまさか」
「晶:緊急招集ね・・・・あいつが出たわ」
「吉:晶子ねぇさん一体何が出たって・・・・・・まさか」
(島:Gジェットとバル○ン買ってこよう、経費で落ちるわけないか・・・)
何が何だかわかっていない刑事たちに武器という武器を持たせて、音を立てぬように道場内に行動を起こした。
近くまで奴の足音が聞こえそうになっている。見えない何かの気配が家を覆っていた。
それは、田中邸宅の二階にいる創真も同じことが言えていた。この家の一番奥、剣術道場。
そこにあいつがいる、悪寒と圧迫感なんとも言えない恐怖の塊。
ちょうどさっきまで体験版のゲームに興じていた創真、画面でもそいつと同じ生き物が一瞬写っていたのは鮮明に記憶している。
「創:なんだろう、誰かに見られているこの感覚・・・春先だし・・・まさか!!」
今このフロアには姉である花世がいない、休日出勤ということも重なってどうしても行かなくてはならなくなってしまったと聞く。
(花:大切な取材が入ってしまって、急だけどいないからね。)
引き止めればよかった、まさかあいつが現れるだなんて思いもよらないものだから。
家の道場の隣に併設されている個人店ではあるがクリーニング店では水をよく使う、そのためそういうあれは良く発生しやすい。
だからこそ、衛生管理は徹底していたのだが数年に一度こうやって現れる。
あれ・・・
春先、田中家の屋敷にてあいつと接触することになってしまった。
ちょうどその頃、源太と晶子。島津抜きの刑事軍団は片手にいらないスリッパ。もう片方には木刀というスタイルで臨戦体制に入る
物々しい雰囲気に圧倒された少年少女の剣士たちだが晶子たちの背中に自分の背中をくっつけるように円陣を作っていた。
耳をすませば、あいつの足音が聞こえる・・・・
カサカサ・・・・
カサカサ・・・・
(浩一:いる、この部屋のどこかにいる・・・・・もうお出ましとは・・・・)
カサカサ・・・・
カサカサカサ・・・・
(晶子:敵は一匹・・・・足音からして相当の大きさ)
カサカサカサ・・・・・
カサカサカサカサ・・・・・
ガサガサガサガサガサガサガサ!!!!!!!!!!1
『源一:何をやっているのだ。皆・・・
「源太:覚悟しろ!!!」 グサ・・
「晶子:お義父さん!! 何やっているのよお義父さん!!」
ちょうど源一郎が庭から道場に入ってこようとした瞬間、横切ったそれを手に持っていた木刀で切ったはずだった。
だが何か知った源一郎がとっさにそれを庇ってしまった、それが大誤算だと知らず・・
「源一:まさか・・情が移るとは・・・でも源太、晶子さん。全力で討伐にあたってくれよ・・・」
だからヨォ・・・・・止まるんじゃねぇぞ・・・・・
「源太:おとうサー~~~~~~~~~~~ー~ーーーー!!!」
創:キーボーウノハナー。ふんふんふん。ふんふふん、ふふん。ふふふんふふんry(ここから先はコンプライアンス)
「島:あの・・いいところ申し訳ないけど。Gジェ○ト買ってきましたよ? バル○ンも」
「源一:ありがとう、みんなに配って撃退オナシャス」
え??
「源太:お父さん・・・・生きてた・・・・・。よかった・・・・・・・」
「源一:勝手に殺してくれるな、その前に少し時間をくれないか・・・?」
そう言いながら、道場から人を全員退避させて身体中にたんぽぽをくっつけて道場の真ん中で坐禅を組んでじっと座り込んだ。
はたから見たら変な人でしかないのだが・・・・・
ブゥぅン・・・ブゥゥン
(島:なんだろう・・・すごい部屋の中からブンブン音が聞こえるような・・・)
「吉:ねぇ、あれってさ・・・・・」
全員があっと口を開けた瞬間だ、どこから来たのかわからないが高速で羽音を立てた黄色と黒のずんぐりむっくりした虫がふわふわと空間を動き回り
最終的には源一郎の身につけてた黒い道着の胸元の裾にちょこんと止まった。
「あ・・・いけね、チッスチッス」みたいな感じで、触覚を動かしているのが源一郎からしたら可愛らしい。
そいつは「よいしょ・よいしょ」と言わんばかりによじ登り一番近くのタンポポからみつを吸って生き始めている。
「李:そん虫は、確かクマバチでしたよね・・ 家の中に紛れ込んだはちさんなのかもね・・ 殺虫剤を撒っ前でよかったね」
そのままそっと源一郎は両手で包み込んで外にへと連れ出す。しばらく手の中でじっとしていたがくるくると手の中で歩き回りどこか遠くの方にへと飛んで消えていった
たんぽぽ畑になった源一郎の道着は若干花粉がついていたものの、粘着シートでとっておいた。
「源一:わざわざ、ちっぽけな虫を殺す必要などないさ・・・・虫も怖かっただろうな・・・」
おじちゃんすげーなんて言い出す剣士たちだが、晶子はまだまだじっと道場の方を見つめていた。
顔色がすこぶる悪い・・・・・・何かに真剣なまでに警戒している。睨み合っているという方があっている。
そして源一郎がありとあらゆる、道場への道を封鎖し始め庭先の蛇口から水をあるカップの中に注ぎ込んで小さな筒も一緒に入れて封鎖した。
「源一:皆わかったか・・・・見てしまったんだよ。・・あそこにはね・・・・・」
源一:交尾をしようとした二匹のあいつらがいたんだよ・・・・・そうそうだよ。
ゴキブ○がね・・・・
その後時間が経って道場内の換気を始めようと入った瞬間、思った以上にいましたいました。それであるがゆえなのか刑事軍団は一斉に現場の証拠を集め出す
それぐらいに、本当にホイホイしていました、だってあいつらが腹見せてひっくり返っているんですよ。三匹くらい・・・・
ということは、この家にはまだまだあいつらがいるっていうことですよ。もしかしたらあなたのすぐ後ろにもいるはずです・・・ね?
時同じくして、東京高○検察庁
「白:全く、仕事が終わらないです。ゆい・・・紅茶を持って来てくださ・・・・・・・あ・・・・あ・・・・」
い・・・・いやぁだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!
デデドン(迫真)
どうでした、なかなか無いようで無い状態を書いてみました。結構楽しかったのですがそういえば例のあいつってこの時期はどうなんだろうって思いました。
北海道はいいですよね、例のあいつが全く出ないというのですから。
昔、テレビであの虫の展示会がどこかでやっていたを思い出して書いてみたのです
できれば私も出会いたくは無いですね。
次回予告
「竹:久しぶりですね。田中さん、少しお話がしたくて」
「源一:竹田殿、どういった要件で」
春うららかなこの日にあの裁判での記録が竹田から手渡された。
「竹:それと、あなたの曽孫さんに放たれたあの銃なのですが・・・」
「源一:・・・・あいつはそういったことが得意だからな・・・何も変わらない」
その頃、出版社にいた花世の前に神田から手渡された源一郎を用いた作戦要項についての資料が手渡される。
それは、ある人物に対しての取材を恐ろしく思うほどに
「花:これって・・・そんな・・・・」
「神:まさに人智を超えた作戦を実行しようとしていたんだ。」
明かされた、田中源一郎と白石富治の本来の姿。そしてかつてみた巨大な人間のその名も何かも
次回
ひいおじいちゃんとカウントダウン
「源一:もうそこまで来ているのか・・・白石」
「花:これだけは止めないと・・・ひいおじいちゃんがボロボロになっちゃうよ・・」




