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43話 ひいおじいちゃんとシスコン兄弟現る

おやつの投稿に時間に小説投稿します。

無○良品さんのバレンタインキットで家族でチョコレート菓子振る舞っていました。


今回はシスコン?っぽいような雰囲気醸し出した内容にしています。


最近思うのですがよく思うのですが、かっこいい銃とかの弾倉とか装弾数とか気になります


「吉:最悪や・・・・・もう嫌や」


「花:えーっとどちら様ですか?」



見るからに好青年の男が田中邸宅を訪れる。どこか誰かに似ているような?


「下:それとこっちも来たけどどうする?」


「源一:お前さん確か? 涼子さん、とりあえずお茶を出して来ます」


もう一人、背が高く源一郎が見たことのある人物が立っている




時間を巻き戻して、朝の6時


この前、田島に言われたことが相当こらえたらしく日課の素振りをしてもあまり心地の良い運動から、ただの素振りにへと変わってしまった。


血が繋がらなくても愛してくれていた兄のことを思い出しただけで



「 もっとあの時あんな風にしていればこんなことには 」



なんていうのが頭の奥底をかき乱す、それくらいに意気消沈となっている。


決して田島のことを憎んだりということはなく、なかなか話せなかったのに勇気を持って話をしてくれただけでもよかったと思っていた。

本音を言えばもっと早くに言って欲しかった、なんていうところだろうか


気持ちを切り替えて、愛刀の手入れをしようとした時



「源一:・・・んんん???  何だろう、やけに寒いな・・・ なんというか邪悪な感じがする」



なんとも言えない生暖かい視線と、強烈にだれかを慕う目線の両方が体と心を弄っていた


「晶:おはようございます、変な視線で目が覚めました」


「源一:晶子さんもか? なんだか嫌な予感がする。 なんとも言えぬ何かがくるという感じだな」



ちょうど品川では様々な怪奇現象が起きていた、いつもなら静かな早朝なのにカラスが鳴き始め空を埋め尽くし。


一時的な停電が起こったかと思えば、今まで動かなかったありとあらゆる壊れた電化製品が動いたり、懐かなかった犬・猫が怯えてすり寄って来たり


きわめつけは、どこかの家で目玉焼きを作っていたときに全部の卵が双子であったこと。



「李:わっぜか嫌な予感がすっど、あばてんねとかものが来る予感」



要は、ものすごく嫌な予感がして、大きな何かが来る感じがすると言いたいのです。李の勘はよく当たるもので、一度起きると思ったら本当に起こってくるのがオチで田中家でそれが浸透し始めてもいた。

確かにそれは、もうすぐ目の前まで来ていたのです。




ひと段落ついた午前10時ごろ、



雲行き怪しくなって来ました。

いつも元気な吉野刑事と田中家の手伝いをよくしてくれている島津刑事が布団から出てこずじっと固まっているのです


「源一:そろそろ布団を干したいのだ、出て来てはくれまいか?」


・・・・・・・


「創:なぁじいちゃん、どうする? 処す? 処す?」


「浩:そう言えば、さっきヨシノタケアキさんから電話があったよ、優子がお世話になっています。迎えに行きますって」


まさかなーって思っていたが、脳裏に二人の男が家の方に歩いて来るようなビジョンが見えた。


来る、確実に何かが来る。身体中がぞわぞわと背筋が凍るように嫌な冷や汗が流れ始めている。



ピーンポーン ピーンポーン



『?:お忙しいところも申し訳御座いません。自分、吉野頼人ヨシノヨリトと申しまして、吉野優子の弟です」



源一郎が見たビジョンと吉野の怯えっぷり、浩一が取った電話の声の主から推測するに吉野刑事の近親者であることは間違いない。

家の中に上がって来る音、廊下のきしみからは2つの足音。もう一人誰かいる。不意に視線を廊下に向けた時に、バッチリと目線があってしまった。吉野と似た男が二人、真緑色のシックな制服を着た男。


「創:じ・・・・えい・・・・官?」


一人は前に会ったことのある吉野岳明、確か兄だと言っていた人物。そしてその隣にいる少し背の高い人物が吉野優子の弟なのだろう、ガタイがいい男二人が源一郎と目を合わせた時に直感的に感じたのだろう。




「妹(姉)はそこで籠城していると、連れ出さないと」っと



突発的に感じた、こいつら相手にしたらダメだという絶望感。



「源一:優子、観念いたせ」


部屋の前には、ガタイのいい男が布団から吉野刑事を引きはがし思いっきり抱きついた。きもい


「吉:もう、あんたら帰れ」

「頼人:そんなこと言わないでよ

「岳明:そうそう!!あ、お土産です食べてください」


紙袋に入っていたのは何かの肉の燻製したものだ。真空パウチを開けた時に薫る、コショウの香りが食欲を誘うがそれ以前にこの二人をどうにかして引剥ひきはがさないと・・・


「吉:はなさんかい、ボケ!!暑苦しいわ!!」


「岳:いやや離さへんからな!!にぃちゃん優子と一緒におんねん!!」


「頼:一緒に朝霞に帰ろう?、ね?帰ろうやぁ?」


「島:まさかこんな日がくるだなんて思いもよらなかった」


「浅:授業参観だよ、これじゃぁ」



げっふん!



「源一:それくらいにしておきなさい、優子も困っているじゃないですか」


「岳:え?兄弟愛が感じられるって!!ありがとうございます、これからも良き兄として妹と弟を大切にして行きます」


(源一:!?!!?!?  え・・・? )


(吉:こいつ、絶対耳にフィルター掛かってるわ。最悪や)


ベタベタにくっついているのを尻目に隣にいる、弟と呼ばれている人物はゴミを見るかのような目で自分の兄を見つめている。

それもフィルターがかかっているからなのか、弟にもひっつき出しキスしました。


「吉:おぅxうぅえええええええええ!!」


絶対あんたらにはあったらへんから覚えとけやー!!!      


   ねぇちゃんが逃げたー!!    その私の部屋ーーーーー!!     うるさいわよあんた達!!



至急、至急田中邸宅にて喧嘩が勃発、救援願う!!   黙っていないでひいおばあちゃんも止めてよ! 




 Yo、なかなか喧嘩するじゃないかME~N ばあちゃんラップはいいから!!



「源一:これくらい元気な方が面白いな」


「岳:実家にいた頃、吉○新喜劇見ていた時によく背景が似ていますね」


岳明の目からは、明るい希望を映すような光は消えている。彼なりにここにきた理由があったのだ、それが家族に会うということで何かが彼の中何かが変わるのかもしれない

しかし源一郎自身は吉野岳明が、何を考えているのかはわからない。

悲しそうに喧騒を見ているのは、これから先に起こることを知っていてその結果がどう転ぶのかを考えているからなのかもしれない


「頼:兄さん、帰る前にあれやろうよ」


「岳:むりや、あれには横顔新幹線が必要やねんで・・・・・どう考えても今おらへんやんけ!!」


「吉:いやおるで。特急しなのみたいな顔した人」


それでは吉野兄弟プラスアルファの渾身のネタをお楽しみください。尚特急しなの役は吉野頼人が駅名をいう人の前を通過して行います


「花:名古屋〜」


「創:千種ちくさぁ」


「浩:多治見〜」


「涼:中津川〜〜」


「晶:南木曽〜」


「源太:木曽福島〜」


「梅:塩尻〜」


「李:松本〜」


「下:篠ノ井〜」


「浅:終点、長野〜」



「頼:わし、特急しなのとちゃうねん!!わし人間やがな!!!」


「源一:プシュ、チャラチャラチャチャチャン。チャチャチャン、チャチャチャ、チャチャチャ、チャチャチャ、チャチャチャチャン。今日も特急しなのをご利用いただき・・・・」


「頼:・・・・・・それ発車した時に流れるやつや!!」


楽しい時間は、あっという間に過ぎ去っていく。これから先にあるのは広がっていく闇のような空間。

二人が騒がしくリビングで優子と遊んでいる間、座敷兼大広間の縁側で重要機密と書かれた封筒の中に書かれている書類を源一郎はただ黙々と読んでいた。

自分がいることによって後の世代がこいつに苦しめられるのかと思うと、思い出しきれていない記憶と与えられた能力を知る必要がある


「源一:これが動けば、この地に闇を落とす。戦争の始まり・・・・・終焉というよりも死刑宣告なのかもしれないな。 白石よ、お前は何を望んでいる?」





シスコン?には程遠いかな?

でもちょいちょいそんな雰囲気出させていただきました。

もっとシスコンらしさ書いて見たかったなっても思いました。


最後の方は吉本○喜劇さんの「新幹線」ネタを改良させていただきました

毎週土曜に私の地域では放送されています、ちょうど投稿した日には放送されていたので

わかりずらいネタですがやって見ました。


次回予告


「「「花・吉・榛:  ハァ〜   尊い」」」


尊いそれは誰に向けられた言葉なのか・・・いや尊いというのは花世たちから見たらそうあの二人だ


「源一:梅子さん、今日は寒いですからお茶を飲みながら温まりましょうか?」


「梅:お父様、茶菓子にままどお○を用意しております」


「源一:おや?ままどお○がついていますよ。」


「「「どおどいお〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」」」


「創:おっかねぇ、この3人。おっかねぇ」


次回

ひいおじいちゃんとひいおばあちゃんが尊い


「梅:お父様、あったかいです」


「源一:あったかいですねぇ」


「「「あああああああああああ、尊さ測定器5000兆点」


「涼:おっかない」


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