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30話 ひ孫とサツ飯とひいおじいちゃんの愛情

昨日、ちょうどテレビでクライマックスシリーズやってましたね。

すごく面白かったです!!


どうでもいい話、この小説を書こうと思った原因はある映画が原因です

(ミカ●ロイ●って映画なんだけど口が裂けてもry)

ということ考えたらすごいよね。源一郎は!!

そんなこんなで小説を投稿します


梅子と源一郎がカワノタクミとの対談という名のカチコミを行なっている頃、花世はというと出版社にて仕事を行なっていた

今回の特集は、特に決まっていない。政治的なことは皆目だからこそ、今女子高生・女子大生のトレンドというか流行りについて、それに見合うような内容を書くことは決まっている。それについて数ページぶん花世の視線で何かを描いて欲しいと頼まれたはいいが


女子大生たちの流行り・・・・考えたところインス○○ラムに合うようなことだろうか?フォトジェニックというものを探していけばいいのかな?



「花:ダメだ・・・・こう思いつかないだなんて辛いわ・・・・・」



縛っていた髪をほどいてもう一度くくり直しつつもう一度パソコンに向かうが全く出てこない。自信が書いた品川ウォークを見ながら何かいいことないかと探すのが落ち



「神:結構手こずってるね・・田中さん」

「花:お疲れ様です、神田さん。どうされましたか?」

「神:実はこっちも色々と息つまっていてね・・・そうだ!!もしよかったら君の・・例のあの人に合わせて欲しい!!特集はこうだ。日本陸軍大全と行こう!!」

「花:確かにそう行ったマニアの方には受けそうですね・・・(花:この前警察の人と一悶着あったとは言えないわ)」



だからと言ってこっちが何かいい案が思いつくかと言えばそうでもない・・・・



そうこうしているうちに梅子と源一郎が帰ってきて、収穫があったのか少し嬉しそうにしている。

反対に島津たちが眠そうにしているから、こっちをどうにかしてあげないといけない。とりあえず寝袋を引いて強制的に眠らせてあげた。


「花:相当疲れたみたいだね・・・」

「源一:儂も・・・眠い・・・課業終了」


勝手に終わらせました、源一郎じいちゃん。梅子が言うには全く寝ないで梅子のそばにいたらしい。そのせいで梅子自身もあまり寝付けずにずっと源一郎と話し込んでしまい

梅子も源一郎にドミノ倒しになるように眠ってしまった。返事がないまるで屍のようだ・・・不謹慎なんでやめます

そして日がだいぶ経って、何も考えがまとまらないままズブズブと日にちが過ぎていく、あぁ無常もうすぐ締め切りです!


「花:どうしたらいいかな・・・?お腹すいたし、ご飯たべよ・・・」


今日の弁当係は誰だったかな?最近ずっと刑事軍団が入り浸っているから朝ごはんはもっぱら男の人向けのご飯になってしまっている。



その関係で弁当のメニューが母涼子の味から野郎どもの味に変わってきている。働く人間が好きそうな塩味がちょっと濃ゆい味つけ。

優子のご飯は関西だし風味だ。結構美味しいが今日は誰だろう?


弁当を開けて、びっくりした。まずはご飯がたくさん入っている下の段。小さなお肉がコロコロと入っている、それを食べた時鶏肉の歯ごたえがしっかりしていることにびっくりする

涼子の作る鳥料理は柔らかい。でもこっちはしっかりかみごたえのあるそれに煮こごりのおかげなのか旨味といいスモークされている鳥の味と昆布のお出汁の味。ちょっとした贅沢な一品

なのだが食べれば食べるほどに懐かしい味が口に広がっている。煮こごりと鳥の旨味のシナジー効果がパネェ!!



もっぎゅもっぎゅ!!



(花:これって確か、島津さんの地元の方の鶏飯っていうご飯だっけ?)


鶏飯、鹿児島県は奄美地方の晴れの日のご飯。最近では市内の方でもお店で出ているという。(ケン○○ショーで知りました)


そしておかずの方の蓋をぱかっと開けるとこれはこれは、暑い時期が過ぎたということもあってかエビチリに蒸した一口サイズの餃子が入っている

餃子というよりはどちらかというとシュウマイに近いのかもしれない。



パリ!!じゅっわ〜



一口入れた瞬間、皮が破けて冷めているのに不思議と肉汁と野菜の甘みがたっぷりと染み出してくる。ニンニクは入っていないのに味付けがしっかりとしている。

生姜が入っているからなのか?香草系が入っているから?それがアクセントとなって、くどくはないのにしっかりとした味付け


待ってこれってサツ飯?警察官御用達の味付けなの?そもそも待って、みんな料理のレベル高スギィ!!

そして花世は思いついた。思いついたらいつものあれをやらないと気が済まないのが花世。と言うか田中家は叔母の紗江子以外全員がなんらかのキチ的能力の所有者なのです

つまりはバカなのです。



「花:やらずにはいられない!!インズピレーションが!ドーパミンが!!ドバドバ!!」

わけのわからないことを言いながら、書道の道具と清掃道具に新聞紙を持って誰も使っていない会議室の中に入る。

「井:みんな久しぶりね、花世の上司の井上よ・・・いま花世がどう言った状態かって言うと・・・・とりあえず見ておいて!想像して!!」



大量の墨液を硯に入れたと思えば荒々しく筆につける。ここまではわかるよね?

一呼吸置いて真っ白い半紙に向き合う。まだここでもわかる

ゆっくりと半紙に筆を近づけ・・・・・


「鶏飯」ドン!!


「イン○タ」ビジャ!!


「ひとくち餃子」ボキボキボキ!!


嫌な音があなたの耳に近づいてくる


「お弁当」ドゴ!!


「エビチリ」メキョッ!!!


「締め切りのくそったれ!!」ブォォォン!!


「女子力」バキィ!!


誰と戦っているんだ?誰もいないのに言った何をやってるんだ?


「花:最後に・・・・雑誌のコラム」ギャン!!


一通り書き終えら半紙をじっと見つめ、おもむろに手にとってこれでもかぁ!!!っって感じにビリばりに破き始める

これぞ、田中きちファミリー直伝の一子相伝の大技!!秘技・出てきた考えをビリばりに破いて発散してみようぜ!!きっっとそこには面白いことが待っている!!である



嘘だけど



ビリばりに破いた半紙たちを花世は高々と天井に投げつける。


気持ち”ぃぃぃ!!



宙を舞う半紙のクズとは裏腹に花代の頭の中には自分が書いた様々な文言が頭の中に入ってきている。何度も頭の中で反復し、噛み砕いて自分が最も良い声を探り当てた



「花:これだよ・・・・イン○タ映えするお弁当。女子ではなく男子が良い!!」

「井上:それはいいけど・・・ちゃんと掃除してね?」



これいけるんじゃね?なんて考えている矢先だ。会議室から出て机に置いているお弁当の袋とはもう一つ、少し大きめのスープマグというかジャグというかそう言った大きさの何かを

カバンから取り出したまま放置していたのに気がついた。


席に戻ってその中身を見る。、少し小さめの白く四角い何かが浮いている。匂いからしてみれば味噌汁なのだが・・・・一口のその物を口に運んで見たら、お腹の中がポカポカと暖かくなる。

不思議と遠い田舎に帰ったような・・・・昔懐かしいものを食べたような感じだ



「花:これって・・・凍り豆腐だっけ?・・・ひいおじいちゃんの故郷の味か・・・」



でもそれと同時に、昨夜の惨劇を思い出した。源一郎が奇行に走っていた。正確に言えば四つん這いになった源一郎の背に梅子が正座しながらのり目の前に藁で縛った何かを垂らして遊んでいる

新手のSMプレイですこれは、おまわりさんこっちです!!違うか?憲兵さんこっちです!!


もっと言えば源一郎は凍り豆腐依存症・・・言ってしまえば地元の味、福島の味を一日一回口に運ばないと依存症が悪化する・・・思い出しただけおぞましい



そんな拍子に携帯がなる。見た所LI●Eの相手は創真だが中身は源一郎本人だった

味噌汁美味しかったか?という内容だが添付された写真に視線が固まる。おそらく掃除中に見つけたのだろう。ピチパチの服にド派手な色合いとスパンコールの装飾


察してしまった、これの持ち主が誰であるか・・・それが一体どう言った代物なのか


「花:お母さんのボディ●ン・・・・・・見つけちゃいけないものを・・・・」


帰ってきたら源一郎がとんでも無いことになっているのはまだ言わないでおこう。お味噌汁美味しかった。でも写真のものは知らないとだけ返信を送ってそこからは放置する

とりあえず触れたくないものに触れたような気がしたものだからほっておきましょう。賢明な判断だと思います




花世の考えはなんとなくまとまった。案が出たのだからあとは実行するのみだ。うまくいくとは限らないが彼らなら簡単に首を縦に振ってくれると信じて

彼らに聞く前に、友人の吉野に聞けばいいか?携帯を取り出しメールを打つ。



「取材に協力してほしい、お弁当についてなんだけど?」簡単なメールだが帰ってくる返信の内容は濃ゆいものだった



とりあえず、監視というか入り浸りに来た刑事たちの昼食を写真に収めて送りつけて来たのだ。作ったのは晶子らしいが。中身がとんでもない量

お皿になみなみと焼きそばが入っていて上には目玉焼きが乗っていて、とりあえずお腹減りました、携帯の液晶が邪魔に感じます!!




(急にどうしたん?)



そんな素っ気ないような返信が書かれているもんだからとりあえず新しい企画について話してみれば面白い返信が返ってくる




(野郎は入ってなんぼだけど・・・聞いてみる)


少しはこれで行けるだろうか?まぁ行けるだろうなんて甘い考えでいた時に再び神田が現れた。

手には大量の資料が書かれているメモ用紙がどっさりとある。その神田の顔が引きつっているのは嫌な何かを知ってしまったからだろうか

量から見て花世の机に置けないのを察し、とりあえず花世がさっき荒ぶれた会議室に入る。




「神田:田中さん・・・これを見てほしいんだ。」

「花:これは一体どう言った資料なんですか?」

「神田:この前見せた建御雷兵の資料があっただろう?あれの続きのような文章があったんだ!」






そこにあるのは一枚の写真だ。古ぼけていてところどころわからないが一部だけ鮮明に写っている。そこにいたのは白石富治の姿だ。白衣と考えられ服を着ていて誰かを連れて歩いている。

その姿は痩せているが源一郎本人だ。だがそれ以上に気になったのは手前にある肉塊のようなもの、それは被写体に外れてぼけて見えなかった。


「神田:君に見せるのは酷だがそれ以上にこれを見てほしい。」



そこに書かれているのは、巨大な人間の絵が書かれている。設計に必要なものが書かれているのだが何かの薬のようなものも書かれている。だが一番に目がついたのは人間の体と書かれている一文字だ。



「花:どうしてこんなものが・・・どこで見つけたんですか!!」

「神田:僕の家からだ・・・・しかもこれだけじゃない・・・・まだ他にもあるんだけどあとは字が潰れて何も見えないんだよ」

「花:なんで急にこんなものが!!」

「神田:僕だってそんなことを知っていたらもっと田中さんに教えていたよ!!!」



神田が悪いわけではないのに、どこか強く当たっていた。ついさっき言わなかったのは事情を知らない人間が近くにいたから何も言わなかったのだ

不意に見た設計図の中に気になる一文字を神田は見つけていた。普段かけているメガネを外しその文字をじっと見つめている。花世は何をやっているのかわからないがただなんとなく

嫌なものを感じている。設計図の中にある表記が左から右ではなく右から左に書かれているためなれず読むのをやめたのが正確だが



「神田:膨張?成長?」

「花:なんですか?神田さん。膨張って?」

「神田:わからない、でも何かが膨張するって書かれているんだけど?」



花世に見せた設計図には確かに膨張と書かれている。そのあとに何文字かかすれ最後の方には成長とも書かれている。

これは本気で源一郎を読んだ方がいいかもしれない。もしかした源一郎の能力で何かわかるかもしれない

膨張や成長という言葉が考え深いのだが・・・・




それ以前に、企画どうしよう・・・あ・・・・もう6時だ。しかもノー残業デーだから帰らないと・・・・最悪だ



結局何も浮かばなかった、吉野に聞いた件に関してはなんとか言ってほしい。締め切りまであまり長くないがそれでもできるのであればなんとかやっていきたいです

浮かないまま、駅を出ると偶然にも浩一と出会う。仕事が早く終わって早めに帰ってこれたと安心しているようだ



「浩:おっ!!一緒に帰るか・・・。コンビニで酒でも買っていくか!!」

「花:お父さん、相変わらずコンビニ好きだよね。買って帰ろう」

「浩:今日の夕飯はおじいちゃんが作ってくれているそうだよ!!なんだろうな?楽しみだな!!」



源一郎の作るものは大体美味しい、時々何が入っているかわからないものがあるがでも不思議と美味しく思える

この前作ったのは貝柱や野菜にキノコなどを入れたこづゆという味噌汁で会津地方に伝わるお袋の味や、ニシンと聞いていいイメージはない花世が美味しいと思ったニシンの山椒漬け

他にもたくさんあるが花世は特にこづゆが好きだ。これを言ったら(オメェにも福島の血が流れている証拠)なんて言ってきたのは面白かった



コンビニを出て5分くらい歩いた頃、家に着く。今日の晩御飯はなんだろうか?そう思うだけで疲れが消えるのに今日はそうも行かなかった


「浩一:なんで野郎物の靴がいっぱい」


玄関に置かれていたのはおびただしい量の靴。全部真っ黒!!泥棒にでも入られたのかと焦ったがなんとなく靴の匂いでわかる。刑事軍団が家に来ている、しかも大量に動員された気がする




とりあえず家に入って、大広間を見た時だ。捜査会議やってる。もっと言えば入り口には『SNS映えサツ飯殺人事件捜査会議』とアホな名目を立ててなんかやっているのだ



中をのぞいて、もっと「もう嫌だ」って思う。かたや島津が両手にご当地ものを持ちもう片方には浅野が地元神奈川のいいものを置いて首を横に振っている

前には彼らの親父こと橘信義が座り、その両隣を挟むようにして品川警察署長と晶子がすわって2人の話を吟味している


「島:ということでまずはこの、がね(サツマイモ入りのかき揚げ)と豚骨(豚の骨つき肉の味噌煮込み)を入れるといいと思う!!」

「浅:そもそもお弁当に入ります?確かにご当地的にはいいかもしれませんがそれだと地域限定されすぎません?もっと警視庁をアピールした方がいいです!!」

「島:言っておくが警視庁を作ったのは旧薩摩藩の人間だからな!!俺の先祖が関わったんだからな!!」

「浅:あなたの先祖島津家でしょ?関係ないじゃないですか?だったら横浜アピールしますよ!!」

「島:とか言いながらこの前、かすたどん(鹿児島のお土産のお菓子)食っただろ?知ってるからなお前がほとんど食ったの!!」

「浅:じゃあその証拠出してくださいぃぃ!!何時何分地球が何周回ってたちゃんと食べたか言えるなら答えてみやがれください!!」




最後日本語おかしかったぞ!!なんで親父は何も言わな・・・・寝ていやがるぅぅぅ!!話聞いているフリして寝てやがる!!

捜査会議なんてする気が全くないんじゃないですか!!本気で考える気があるのか!!橘信義ぃぃぃぃ!!


「吉:ごめんね花世ちゃん・・・うちには無理やったんや。」

「花:こっちが無理なこと言ったから・・・・なんでこんなに今日集まったの?」

「吉:警察官たちの周知能力をなめたらこないなってもうて・・・・堪忍しておくれやす」

「花:大丈夫だよ・・・そう言えばひいおじいちゃんは?」



吉野の答えを聞く前にリビングの方から優しい味噌汁の香りがして来ている。暖かい匂いが花世や浩一の心を包み込んだ


具材はやはり凍り豆腐だろうか?彼らしいあの匂いが家の中を支配している。これはいい意味での支配。いつもの紺色の着流しに割烹着姿でヒョイっとリビングの方から顔をだす



「源一:おかえり・・・浩一と一緒のようだな・・・飯できているぞ。手を洗って早くおいで」

「浩:いい匂い〜。トロケルゥ」

「花:お腹減ったぁ〜。ご飯食べるぅぅ」



警察官たちが大広間で白熱の討論というかアホ行為をやっている時に、花世たちは源一郎と梅子の手料理をもぐもぐしている

今日のメインはメンチカツコロッケだ、箸で押しただけですぐにキレるのは梅子の好きな蜂蜜などなどで柔らかくしたからなのだろう



夫婦でご飯作るだなんていいよね〜



でも、それを害するかのようにあいつらはうるさかった、本気になりすぎて源太が注意してもバカは聞かない。あれですよ、大学の講義でうるさいパリピが先生の注意されて数秒たって話出した途端に話を再開するというアレですよ。関係ないですが!!

それにしびれを切らしたのはもちろんのことおおじいさんです。洗っていた包丁を一度流し終えてテレビの後ろに置いていた軍刀を手に持ってバカの部屋に行った




「源一:うっつぁし!!いつまで騒いでいる!!ちょぺっとはそろっとしさんしょ!!(うるさい!!少しは静かにしなさいというあれ)」ピカー!!!




「島:うぉ!!閃光弾か!?」

「浅:マブシィ!!やめテェ」

「晶:サングラスしていてよかったわ・・・・」ドヤァ

「署長:田中さん落ち着いて!!」

「橘:目ガァ!!あぁ!目ガァ!!!」(某大佐風に)


あれ?よく見れば光がいろんな方向向いてない?めっちゃ色が変わってない?ミラーボール?ミラーボールですか!ひいおじいちゃん



「梅:ふふふ、これはお父様の新しいウェポン。その名を回転光球化ミラーボール!!これを使えば皆の目が痛くてたまらず悶絶!!その他には・・・バブリーかしらねぇ」

「晶:いつの間にこんな技を・・・あ・・・・あれ見つけたのですね」

「涼:まさか、ボディ●ン大明神さまを発見されたのですね。ということは・・・気分はいつでもジュリ・・・!!」




「浩:わかればよろしい!!でもまた変なことを教えたもんだね。」

「源:晶ちゃん大丈夫かい!!サングラス・・・してたんだ・・」

「晶:無事よブラザァ!!間違えました源太くん」



(創:あえて今ここで出ない方が絶対でない方がいい。俺が教えたって冤罪で殺される)

「花:創真あんたがやったんでしょ!!FXで有り金やらかした人はそう行ったこともやらかすもんね!!」

(創:いいがやがったこのクソ姉貴はよぉ!!!いい加減にしろよクソガァ!!後できゃんきゃん泣かせてやルゥ!!)


源一郎が以外からの冷ややかな目線が創真の心をえぐって行った。逆に清々しい。とことんまでやってみろよ。壊れるぜ?そのうち?



「浩:梅子ばあちゃんどうする?処す?処す!」

「梅:困りましたわねー。やることにはとことんやらないと気がすみませんから?」

「晶:やりますか?Mom?例のアレを?」

「源:とことんまでやりましょう!!竹田先生!!」

「竹:召喚に応じました、マスター!!」

「涼:久々にやってやる!!裁判だ!!」

「花:動物裁判だ!!」


動物裁判だ!!



この時創真は思った、この家族オワター。




「吉:エンコ詰めろの方が結構迫力あると思うよ」

「源一:動物裁判っていうのはなんなのだ?」


この時、あの老人施設では起こり得ない事象が起こっていた。ちょうどこの施設を張っていた、捜査二課(主に脱税や経済犯を逮捕する刑事課)が河野ゆりの行方を追っていたはずなのに消えているのだ



乗り込んだはずの施設長室には河野ゆりはいない。あるのは傀儡がその場所を通った後のみ、ドロドロと腐った何かが体を引きずって歩いた轍がずっとずっと残っているのみ

その頃、源一郎のそばにも不穏は訪れる、もう1人の影がそのそばに歩み寄ろうとうごめていてた。


「家族を守れるのは俺だけだ!!消えるのは貴様の方だ、愚か者田中源一郎よ!!」



今回は花世の目線で書きました、仕事の企画や学校のレポートで息つまるっていうのは辛いですよね

私もよくどうしたらいいのか?とその時自問自答しています

花世の気持ちが痛いくらいわかります。


後今回、ひいおじいちゃんの新しい能力が追加されました、パソコンのOSのバージョンが変わったのと同じです!!

嘘つきました!

周りから見たら圧倒的に入らないのに個人の目から見ればすごく欲しいものなのかもしれません

ボディ●ンが出ました、バブリ=!!

いろんなネタ突っ込みました・・・・やらかしました

次回予告

高校生軍団のボスであるシンは神田輝樹のことをずっと気にかけていた。

彼は、あの事件以降元気が無くなっているようずだった。

「シン:なぁ源一郎どうにかしてあいつが元気になれるようにならないかな?」

「源一:むぅぅ。どうにかといってもなぁ?」

姿を消しつつシン達が通う雛城高校に出向く、源一郎。

そこにいた神田の姿に源一郎は陰ながら見守ることを決める

「源一:なるほど・・・・そういうことか・・・・」

(神:僕はもっと!!もっと!!)

だがそんな矢先に嫌な知らせを耳にする。

これもまた宣戦布告

次回

ひいおじいちゃんと神田輝樹

「輝樹:デュエルスタンバイ!!!」

「源一:それ違うやつな!!」

(天の声:そろそろバトルが始まりますぇ!お待たせしやした!!)

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