21話 ちょこっとだけ閲覧注意 ひいおじいちゃんと創真(ゲーマー)
最近、蝉の声が悲しく聞こえるようになったような気がします。
筆者がいる地域ではアブラゼミが「ヤベー!!溶けルゥ!!」って感じでじわじわ泣いているのですが
夕方くらいになってひぐらしが「俺のターン!!」と言わんばかりに大合唱しています
うるさいです、本当に勘弁していつかぁさい
「花:今回は内容が長いのでゆっくり見て行ってください」
「創:FPS FPS FPS FPS FPS FPS 」
「源:創くんが壊れたぁ」
「晶:いつものことよ」
花世が朝起きたのは朝の4時半。
もっと眠っていても全くと言って問題ないのだがそうもいかない、気分が落ち着かな・頭の中がごちゃごちゃとして整理がつかない。ゆっくりと体を起こしてみても気だるさが残って辛いものだった。源一郎が言っていた話が本当ならばということを考えるよりもまず自分の置かれた状況の方が苦しくてたまらなかった。話を一度過去に戻す
花世が出社してすぐに最悪なことが起きていた、心の中で毛嫌いしていた社会部の記者たちが花世のことを今か今かとばかりに待ち構えていた。そして挨拶を済ませてすぐに社会部の記者に言われたのだ
「この人と田中さんの関係はなんですか」
最初はただの知り合いとだけ言ったが社会部の連中は食いついたら離そうとしない連中だったのが災いだった。自宅の中の写真、一人は源一郎もう一人は島津がバッチリと写っている。それだけではない
花世と源一郎がお酒を飲んでいたり、梅子と源一郎が膝枕しながら耳の中の掃除をしている。
ありとあらゆる写真が花世のデスクには大量に置かれているという
「あなたとこの人の関係をもう一度ちゃんと教えてください」
畳み掛けられるように言われたが口をぎゅっと閉じて決していうものかと黙っていたが花世のデスクの引き出しが開いていて、神田からもらった源一郎につながる資料がなくなっていた。最悪だった、資料は社会部の人間が面白おかしく見ていた。それを遠回りにミリタリー部の神田も見て激昂していて、上司であり編集長の井上もあまりの無礼に怒りの沸点が超えた
「最後に聞きますがあなたを助けた日本兵とこの人は似ていませんか?似ていると思うのですが何か知ってしませんか?」
わざとらしい発言が花世の心にぐさっと刺さって抜けない、大好きな曽祖父のことをひどくいう社会部の人間が嫌いだがそれをちゃんと反論できず黙り込んでしまった自分が一番嫌いだった。そのまま放心状態になってしまい、いつのまにか泣いていた。それが今の今までズルズルの引きずってしまっている。
夜に源一郎が戦時中にあった白石との因縁「終わらぬ戦い」と言っていたことを考えると知られたてはいけないことを知られたくない人間に知られてしまってしまった。
居心地が悪くなり部屋を出てリビングのソファで寝っ転がっていた時だ、黒い着流しを羽織り心配そうに花世を見つめる源一郎がいた。
「源一:どうした?珍しいなこんな時間に起きてくるのは」
「花:なんでもないよ、だいじょ・・・・」
「源一:見ればわかる、大丈夫ではないのに大丈夫と気をはるのはやめた方がいいぞ」
なんだわかってるのか・・・・・・・・・・と小声で呟くその声も源一郎には聞こえていたようだ。よしよしと頭を数回撫でてやり花世の気持ちが落ち着けばと思っていた福島の囃子歌なのだろう、それが今の花世の心には一番落ち着きやすい。守られているという感覚が欲しかったのかもしれないそう思えばそう思うほど気持ちがとても良くなっていた、愛されていてるという感覚が
「源一:花世何があった?お前がそこまで落ち込むのにはよほどのことがあるからだろう」
「花:実は・・・・」
源一郎に言える範囲のみを答えた、元気が無くなってしまった理由。それを聞いても決して咎めはしなかった。しかし源一郎にとっては一番気になったのは写真を撮っていたという事実に加えてその写真を撮った相手が花世の会社の人間であったということ、長年の軍人生活が勘が示す先には情報戦がもうすでに始まっていて白石の手下であればもうすでに情報が消されている可能性だってありえる。
この日も仕事があるというのだが早く帰れそうだと源一郎に伝えて再び部屋に戻っていく。だがそれでも花世の話していた内容がいちばんの気がかりだった、真実ならば確実になんらかの行動が起こる。
家族の危機がもう間近に迫っているということに苛立ちしか感じない。
朝8時
花世と浩一は家を出ていく。今日は優子が作った特製焼き野菜弁当、女子が喜ぶ内容だったが残念ポイントが一つ、李刑事が作った卵焼きが入っているということ。見た感じダークマターではないのだがちょっと怖い。電車に乗って揺られている時間も源一郎が歌っていた歌をインターネットで検索して聞いていた、歌を聴いていてどこか源一郎のことがふと脳裏をよぎる。
守られているということが何よりの心がぽかぽかとする感じが気持ちが良かった。
「花:さて、戦うか!」
駅を降りて、すぐにある花世の職場である出版社に足を踏み入れ自分のデスクに向かうとやっぱり社会部の記者が何人か立っていた、花世に気がつくや否やニヤニヤと笑いながらインタビューと称して周りを取り囲んだ。聴いてく流のは花世と写真に写る男、源一郎だった。
「田中さん、1日置いてですけどすいませんね。この人のこと知らないわけないよね?」
「花:知りません、私を痴漢から守った日本兵さんとこの人は全くもって違います。それに似ているだけかもしれませんので」
「そういうようには全く見えなかったけど。やっぱり匿っていたのか!助けてもらったから!」
頭いってんのかとプチンと頭ん中の沸点というか「怒り」というなのボーダーラインが切れてしまいそうなそんな予感。
さすがに苛立っていた上司の井上が記者たちに注意をしようとしていたが花世のことをみてやめた、というか一瞬で怖気付いた。笑っている、本気でキレている証拠。
花世が怒るのには段階がある、この状態は本気で怒っているの段階の二番目に高い状態、本当にキレていたならば菩薩のような顔にものすごいオーラを放ちつつアドレナリンの影響でむきむきになった肉体が最凶に怒っている状態になるがこれはその一歩手前だ、こうなったら誰にも止められない、止めても無駄の無駄
「花:その写真に写っている人物と、私を助けて痴漢魔を追い払った日本兵と区別はつきますか?無理ですよね?その場にいなかったのによくわかりましたね〜」
「それは」
「花:勝手に確証も何のに決めつけようとするなんてバカじゃないですか?それともそんなに人の家のことに首を突っ込みたいのですかね?」
「だけどね?」
「花:勝手にそうだって決めつけないでください。たとえそうであったとしても、彼をそっとしてあげてください。平和な世界を壊さないでくださいそれだけですから」
勝手な詮索はしないでくださいね?
花世が笑っている。女神の微笑みというものではない、微笑んでいるけれども後ろには鬼がいる。花世の中の怒りが爆発しすぎたようだ。
何かを察したかのようにその場を離れていく社会部の記者たちだが余計に花世がマークされることは承知の上だった。そうやってスクープネタを探してこの出版社を大きくさせてきたということ
それと同じ時間、品川区再開発エリア特別管理地域・通称おばけ工場通り
浩一は一人で車に乗り込みこの場所に来た。浩一の仕事はここの管理と廃工場の再開発、立ち退きなどの催促などの処理を管理するのが仕事だった。
そして今まで再三に渡り立ち退きを促していたこのおばけ工場の中核である、この場所にいる
「浩:ここが源一郎じいちゃんが眠っていた場所・・・・・俺一人でもいいから少し中を見ていこう」
車から降りてヘルメットをトランクから取り出し目深にかぶってその中にへと入っていく。中は現場検証をした後ということでガランとしていたがさらにその奥に進んでいくとそこには一面ガラス張りの通路のようなものがある。その奥には何かの機械のようなものが立っているがそのガラス張りの通路のようなものが行くてを阻むかのように立っているのが怖かった。
何十年も昔の場所なのにくすみも何もないのが異常な気がして仕方がない、その場所だけ時間が止まっているような。もっと奥に進んでいこうとした時だ、足元に何かの感触がありそれを手に取ると古びた本のようなものが落ちていた。
「浩:本土決戦最終作戦立案書?建御雷兵・建御名方兵最終起動施作?」
そこにあったのは古い文字に当時本土決戦に向けて立案された最終作戦内容だ。パラパラとページをめくって行くがかすれて見えなくなって行くところと落丁しているところがあって情報量が少なく内容が理解できない。
カサッ
地面に何か落ちたような音が聞こえそれを取り上げると小さな文字でおびただしい量の人の名前が書かれている。だがその隣には全て「死亡」という文字が書かれているしかない。
だがその紙の最後に書かれていた言葉「合格」という二つの文字その文字の前をたどって行く
田中源一郎(准尉→少尉)・白石富治(少尉)
それ以上は文字が見えなかったが愕然としてしまった。自分の祖父の存在が異常なものだとはわかっていたが自分が考える以上にその存在が危険なものであったということにわかっていない。
本土決戦最終兵器のような位置付けで生身の人間を使ってそれを兵器として兵士として活用しようとするなんて。人権というものが尊重されないというものを超えている
開いた口がふさがらず声が出ない。不意に目線を上げた先には筒状の何かが落ちている。それを覗き込むように見ているとそこには30センチほどの大砲の弾が薬莢がついたままごろりと転がっている。それだけではない、ありとあらゆる武器が打ち捨てられている
「浩:これがおばけ工場の正体だったのか・・・」
午後2時半ごろ
源一郎は特に用事はないが大広間できっかりと軍服を着込み目を瞑ってただ静かに正座で座っていた。そしてその隣には梅子がただ何も言わず座っている。二人の真正面にはスマートフォンが置かれていてある音声を聞いているだけだ
(チンフカクーーーーーーーーーーーーーーー)
真夏の透き通るような青い空の向こう側にセミと小さな子供の声が聞こえてくる
(帝國政府ハーーーーーーーーー)
遠いあの日に見た地獄はとうに消えているのにその心の中に広がるのは地獄絵図。だがその絵図は平和な時代を見ているとスーッと消えて行く
(米英二國ニ宣戦ーーーーーー)
隣にいる梅子の手をそっと握るとその手をぎゅっと握り返してくれる。暖かく幸せの感覚のみが心の中にそっと入ってくる
(朕カ陸海ーーー)
悲しみの向こう側にある平和な世界の片隅に時間がゆっくりと進んで行く、二人がようやく取り戻していきたいものをじっと見つめて行くことができる
(我ガ民族ノ滅亡ヲーーーーーーー)
それ以上は何も望まない、自分が今ここにいきていることの証明になればただただそれ以上に幸せなことはない。最愛の家族と自分を認めてくれる友といえる存在がいる
(朕ハ帝國ト共ニーーーーー)
梅子がふと源一郎の方を見るとただただ静かに涙を流している、軍人としてかそれとも何なのか。
(堪へ難キヲ堪へ忍ヒ難キヲ忍ビーーーーーーー)
気がつけば梅子自信も泣いていた、この音声を聞くのはいつぶりなのかだが本当は知っていた。源一郎の心中を知れば知るほどにその涙は止まることはなかった。
(信義ヲ世界ニー)
お互いに寄り添うようにさらに手をつなぎ合わせてそして平安を望んで行くかのように心と心が合わさって行く、そこには平和な世界という夢の中を歩くように
(一家子孫ーーーーーセヨ)
音声はそこで終わった。だがそれ以上に感じているものがある。
「源一:負けてしまったのだな。我が国は」
「梅:ええ・・・・、負けてしまいました。でも・・・・・それはあなたのせいではありませんよ」
「源一:・・・・・・そう・・・・か。梅子、私はもう帝国陸軍の兵ではない。この御声を聞けてよかった、出なければ私は」
「梅:お父様。もう戦う相手などいないのです、日本は平和になりました。」
ぎゅっと優しく抱きしめるように梅子の小さな体を包み込むように抱きしめた。顔は見えない、でも大粒の涙を流していることには変わりはない。
「源一:私は、田中源一郎だ。誰も殺すこともなければ殺されることはない。だが今だけは、今だけはッ!」
「梅:お帰りなさい、そしてお疲れ様でした。お父様・・・・・源一郎様」
入道雲が少し悲しく見える場所に時代から取り残されたあの場所から帰ってこれた。
夜の8時
「花:ただいま〜」
「晶:おかえり、今日はおばあちゃん特製のゆずジュレましまし冷しゃぶだよ。手を洗ってきてね」
「花:待っていたぜぇ!この瞬間をヨォ!なーんてね、洗ってくるね〜」
廊下の奥をすり抜けて手洗いと化粧を落とし一度自分部屋に戻った時に隣の創真の部屋がうるさかった。しかも創真の声だけではない、もう一人誰かいる
「イッケェ=====」
「やられたか!!あっ!!小道具がない。助けてェ」
気になってドアを開けた時に男が二人テレビをじっと見て手元のコントローラーを動かしている。しかも素早い動きで倒していたのはゾンビだ
「花:何やってるの?」
「創:あっおかえり」
「源一:花世。おかえり、今日はどうだった?疲れただろう、早くご飯を食べてゆっくり休みなさい」
ツーンとする創真と違い源一郎はにこやかにしているが、創真の様子がおかしい、体を小刻みに震えさあせているのだ。あっやばいと思った花世だが遅かった何もかも
「創:なぁひいおじいちゃん、俺の体がおかしいんだ。心が落ち着かない体が戦いを求めている」
「源一:確かにこのゲエムとやらは面白いが・・・・・・・・確かに体が戦いを求めている」
「創:確かにFPSは面白いけど違う。何かが違う。そうかわかった、わかったよ俺!アーマーd」
涼:あんたたち一体何時だと思っているの!?ご近所さんに迷惑なんだからいい加減にしろ!
ドスンッドスンッ
階段を上がってくる涼子にあわあわとゲーム機本体の電源を落とし、机に向かう創真。アホだなーなんて哀れみで見る花世。ゲーム機の本体の電源が落ちているのにポカーンとしたままコントローラーを握りこんで固まってしまう源一郎。急いで机に向かう創真だが肝心なパソコンの電源をつけておらず大学で作ってきたデータなどを打ち込んだが考察をしなくてはならずそれを全くできていない。むしろ逃げている
涼子が創真の部屋に乗り込んできて説教モードになったに突入した。アホだなーなんて言いながら花世は源一郎の手
を引っ張ってリビングに降りようとした時だ。
「花:ーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!何これ身体中が熱い!!」
「源一:花世、今のわしはどうなっているのだ。一体これは?」
源一郎を見た時に驚いて手を離して見た。両腕から鋭い鉤爪のような形をした手のようなオーラを両腕から纏ってい
た。試しに床に置いていたゲームのコントローラーに手を向けてみた
ギャン!!
音がなるぐらいのスピードでコントローラーに手を伸ばし源一郎の手にすっぽりと収まっている
「涼:おじいちゃん。・・・・」
「源一:涼子さん、ワシは!!!!」
「涼:電球切れていたところあるんでちょうどよかったです、変えてもらってもいいですか?」
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ?!?!?!??!?!??!?!??!??!?
普通、怖がってしまうのがセオリーなのではないのでしょうか!!!!
違うのね!電球変えてなのね!
確かにマジックハンドのようなものがあったらそりゃ嬉しいよ、でも普通怖くない?
「涼:あんたたち何驚いてるのよ?使えるものはとことん使わないと元が取れないよ。って言うかなんでみんな(何でなのって)言う顔してるのよ?」
手にすっぽりと収まっていたコントローラーを充電器に差し込み涼子とともに電球を替えに行く。何だかなーなんて思いながら花世は創真の部屋を出ていき、創真は卒業論文の続きを書き始めた。
ちなみに両脚もオーラを使って伸ばすことができるようなことが判明した。結構高いところにあった電球の交換が時間がかかっていたのに、源一郎が使うこの能力のおかげで手間取ることなく電球を交換するのが簡単にできる。
ちょうど家に帰ってきた浩一がぽかーんとしていたが浩一が持っていたカバンからはみ出ている本のようなものが源一郎は気になってしまう。気になると言うよりも何かを感じている
「源一:浩一や、その本はどこから取ってきた?よもやおばけ工場の方からか」
「浩一:おじいちゃん・・・・・これ知っているのか?」
電球を替え終えて浩一が持っていた本を手に取に取ろうとした時だ
頭が割れるように痛いーーーーーなぜだ?これは一体なんだ。浩一が持っていた本が見れぬ
源太よどうして驚くのだ?浩一、何を言っている?聞こえない、目が霞む
いや全く何も見えない。暗い、怖い、悲しい、苦しい、寂しい
ここは一体どこだ?
「??:目が覚めたようだぞ」
「??:我々の宿願は叶わずに今になって目が覚めおって」
「??:だが確実に我々の思うようにはなったように見えるが?」
「??:それがどうもこうも欠陥があるようだ。さっきも見ただろうこやつの曾孫に触れた途端にこんなバカな力を発揮しおって」
「??:だがまぁここには我々が求めていたこやつはここにいるようだが」
儂を囲う奴らは・・・・・・・・・・・・・・・・・少将殿!?
なぜこのようなことを!?少将たちではない、少将の階級章をつけているがドロドロに腐った匂いがする。
傀儡なのか!?
儂の目の前にいるやつは・・・・黒い霧・・・・・・・・・・花世や創真・・・・・いや家族の周りに出てくるあの
黒い霧か!!
儂に似ている?顔が見えぬが儂に似ている?そんな馬鹿げたことがあるか!?
「??:さぁやれ建御雷兵よ!こやつに本当の自分の姿を自分を思い出させてやれ!本当の建御雷兵としての力を思い出させ我々の願いを叶える兵として目覚めさせよ!!」
『??:だそうだ。貴様の腑抜けた精神を鍛えさせてもう一度修羅になろう。思い出せ愚か者田中源一郎』
来るな来るな来るな来るな
やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!
「??:我が子に手を出すな!!その無粋なものを離さぬかぁ!!!!」
その声は親父?どうしてここに?あぁ視界が明るくなっていく。消えたのか?
『??:チッ!次は逃さないぞ、また会おうじゃないか。田中源一郎。」
消えていく、体が軽くなっていく不思議だこの感覚。なんだろう暖かい
『??:行ったか、源一郎よ。気は確かに持っているな』
どこに今までいたんだよ、会いたかったんだぞ。たくさん話しだってあるのに
なんで悲しい顔してるんだよ、こっち向けよなんでうつむくんだよ、なんで泣くんだよ
『源一郎よ。立派になったな、血が繋がらなくとも誇らしく思うぞ。だがお前を非人道的兵士としてしまったのは儂のせいでもある。許さなくてもいい。お前に植え付けら得た力が目覚めてしまったようだな、生きろその力とともに。
お前の家族や友を守っていくのだ。例え血が繋がらくとも愛しているぞ我が息子よ』
次回に続く
今回も見ていただき有難うございます
投稿が遅れてすいません、来週も危うい状態であります。
今回閲覧注意と最初に銘打ったのは、物語の中に出て来る感じとカタカナのセリフの部分です
ちょうどこの時期はそれがタイムリーだったので気を悪くしたり、イラっとした感情を持たれた方がいらっしゃいましたらすいません。ですがこの物語の中に出て来る、田中源一郎や田中一家に対してはとても大切なことであり
物語に結構影響を与えかねないから必要と判断して書きました。
この物語を読んでいる方で、なんだろうと思われた方がいましたらこのセリフのワンフレーズを検索していただければ出て来るくらい有名ですので。
さぁ最後に出てきた黒い影は一体なんなんでしょうかね?源一郎は「儂に似ている?」とっていたことがキーポイントです。前回にも創真が感じた違和感を覚えていてくださいと行ったことにつながります
次回予告
目を覚ました源一郎が見たのは真っ白い天井の世界、ではなく警察病院でした
「優:突然倒れたからびっくりしたよ?」
検査を受けて結果何もないことに安堵するが、見舞いに来ていた浩一の顔が曇り封筒を手渡す
「浩:じいちゃんこれって?なんでじいちゃんが裁判所に?」
運命のいたずらか、源一郎が救った元検察官武田の元に国選弁護士としての通知がきた
「花:ひいおじいちゃんは何もやっていないのに!!」
これが白石が考えた罠なのだろうか?それとも
次回
ひいおじいちゃんと裁判
「白石:あなたの命は私がもらいますよ」
「源一:儂は・・・・・これも奴の策なのか?」
「竹:とうとう動いたか!」
「花:そんなの嫌だよ?」
次回もお楽しみに




