1話 記憶の中のあなた
はーいということで懲りずにやります
乗り遅れた人です、前回の続きではありません
今回は軍隊ものです?
一様ギャグ頑張ります
ひいおじいちゃんはいいぞ
時に1940年
盧溝橋、この頃より激戦
1941年荒れ狂う戦場をを駆け巡るが仲間も共に息を引き取っていく
敵兵につけられしあだ名は死体メーカー。
意味はそれとなく自分でも察していた
一度私は御国に帰る許可が下りたこの時私の元には新たなる命がやってきた。
とても愛おしく可愛らしい。
めんこたんだべ。
いかん田舎の口が出てしまった。
しかし、すぐに私は戦地に赴く。生きて帰ってきてみせる。
×月 我死地を駆け巡りて戦果をあげるがその見返りが多すぎた、仲間が減っていく
これ以上苦しいものはない
×月 敵の攻撃を受けて我負傷する。仲間を友を逃さんがため敵に突き進むが捕虜となる
自殺しようとも敵が私の獲物を取られて捕虜
しかしその3日後に脱走(どんな問題。こんな問題)
1944年ゲリラ戦にもつれ込む、が死傷者多数。
辛い生き残った仲間とともに密林を駆け巡る。
飢えが乾きが私を襲い始める。
苦しそうな仲間のために食料を少し分けたが衛生面が・・・
×月だと思う歩き疲れた向こうから敵国の兵が見えるはぐれたのだろうかわいそうに。
なんとか私の英語で説得をし敵意がないことを確認し歩き続ける
翌日現地の民であろうその村の者に怖がられてしまった。
無理もない皆の服には血がこべりついているのだからな身の潔白を証明するために私は裸になる
どうやら向こうの民は許してくれるようだ
×月 その村の者に随分と厄介になった。
暑い場所だが水もあれば食料もあるわからなかった言葉も少しずつ覚えれるようになり敵味方関係なくそしてゆっくりと時間は流れていく。
海の見える村で魚を取ったり獣を仕留めて見せたり実に愉快だ
敵国の兵見たことがあると思えば、米国に留学した時にできた友であった
痩せこけていてわからなかったが思い出せた
バーベキューとやらをするどうやら肉を炭火で焼いたりするらしい、この村の民とともに今朝獲った獲物をさばいてやってみた
バーベキュー楽しすぎ。ジョセフありがとう
×月 こんな風にのんびりするのも悪くはない、敵味方関係なくこの村の民とともにここで過ごしていくのも悪くはないがどうしても国にいる妻と子供が気になってしまう
会いたい
×月 あまり厄介になるわけにはいかないためそろそろ去ろうと思っている
そんな時ジョセフの持っていた電信機が復旧し無線をとばしてみたそうだ
応答はないというが。少し試してみたところ偶然にも我が国の言葉が聞こえ涙が出てきそうになる試しに応援要請をしてみたが何も反応は得られず
×月 うむ。少し暑さがマシになったか、ここで過ぎる時間がゆっくりとしていてまるで楽園に来ているようだ、
かつて敵国の兵としてなかなかつるまなかった仲間たちもいつのまにか英語を話すようになり相手も日本語を話すようになりそして皆この民の話す言葉を話すようになり本当に楽しい。
がどうしても国にいる家族に会いたい
×日 この村の者が海を見て何やら叫び出した。
見ると何隻か船がこちらに向かってやって来ている。
嫌な予感がする。
どこかできるだけ遠くに森の中に壕を作り民を逃げさせる
小型舟が近づいてくる。
見ると日本人のようだ。だが雰囲気が違う
同じ国のものとは戦いたくはないが・・致し方あるまい
まずいやつら血も涙も無いのか!!!押し切られる。
くそ!!!!
やられた、もう私一人で戦い抜くしかあるまい、皆よく戦ったありがとう行くぞ!!!!!
そうかやられるか。
ここにいるものはなにを言っている
「みつ・た・・これ・・わ・・・さ・・・・器」
「これ・・本・・戦・・」
「つ・・・肉・・・精・・・・これ・・うま・・・切り札・・・いか・・
生まれ・・・・」
時は立って平成。1997年
「おじいちゃん。あのお写真の人は誰?」
「あれはおじいちゃんのお父さんだよ。でもねおじいちゃんが小さい時に死んでしまったのだよ」
何ヤラ声ガ聞コエル。私ノ家ノ前デ一体誰ゾ。
「おじいちゃんのお父さん?かっこいいね。かよも会いたかった」
「花世ちゃん。そうだねおじいいちゃんも会いたいな」
オジイチャンノオ父サン?
ココハ知ッテイルヨウデ知ラヌ場所
コレハ、ナントイウノダ。
ドウヤラコノ家ノ庭ニ入ッテシマッタ様ダ
「あれ?おじいちゃんのお父さん?お庭にいるよ。ヤッホ!」
「花世ちゃんいないよ?」
「だっているよ。おじいちゃんほら!」
私ニ手ヲ振ッテイルノデアリマスカ?嗚呼梅ノ香リガスル。
愛スル彼ノ方ガ愛シタ
「花世ちゃん誰に手を振っているの?」
「おじいちゃんのお父さんだよ」
「それじゃあひいおじいちゃん?私たちを守ってくださっているのですかね?ねぇ○○○さん」
ソレハ私ノ名前。ナラバ貴女ハ梅子サン?ソレナラココハ未来!!!
私ガ守リタカッタモノ
そうかならば私はこのものたちを守ろう。私は私は!!!
そして現在 とある日の夕刻
「田中さんこっちの方は大丈夫?」
「はい!!!大丈夫です」
私の名前は田中花世。花世と書いてかよと読みます
私は東京の品川区で小さな町の出版社でその場の情報を発信する仕事をしています
ですがそんな私にも少しというより小さい時からずっとずっと気になることがあります
夕焼け、そう夕焼けを見ると小さい時の記憶がふと蘇って来ます
昔、男の人に抱っこされながら夕焼けの街を歩いて自宅に帰る記憶
その人の顔はわからないのですが、最近話し方歩き方、そして私にかけてくれた言葉を思い出して来たのです
夕焼けがそうさせているのかもしれない
一番覚えているのは軍服を来ているということいつもマントのようなものを着ていること。そして腰に何かをぶら下げていたこと
いけない会社から見える夕焼けのビル群から、あぁまた思い出して来た
あの時の記憶が、淡い梅の匂いとともに蘇って来た。あの日の記憶
『おじちゃん。おじちゃん名前は何ていうの?』
『儂か?儂の名は田中○〇〇だ!!こう見えても強いのだぞ!なんて言ったってな誇り高き・・・・・・・・なのだからな!!フハハハッハッハハっ顎外れた』
『それは何?お仕事?』
『わからなくていいぞ。それより花世見てみろ夕焼けが綺麗ぞ!立派なり!!』
『綺麗。おじいちゃんからもらうおまんじゅうみたいにまん丸。』
『花世のずさまはおまんじゅうをあげるのか!!はっはっはっは!それはおもしれぇずさまだこった。』
『ずさま?』
『おじいちゃんという意味だ。ほれ落ちんだからいまっとここを持っておきさんしょ』
『・・・・?はーい。』
『ほれ!!もうすぐ家に着くぞ。めんけぇ花世ちゃんの頭をちょぺっと撫でてあげよう』
『おじちゃんのおてておっきいな。髪の毛がくしゃくしゃだ。』
『すまないやりすぎた。まぁいいか。はっはっはっは」
『あっはっは!!・・・あれ?』
遠い記憶の中にあるおじちゃんと呼ばれる人と小さな私の過去、とても楽しくて温かくてでも寂しくて。優しいあの人は一体誰なのか
「おじちゃん・・・・」
いけない涙ぐんで来ちゃった、会いたいけど会えなくてどうしていいかわからなくて
どうしても気になってしまう、あの人のことを
「田中さん!ちょっといいかな?」
いけない編集長に呼ばれた、涙は拭かなきゃ。思い出すのは、浸るのは後にしよう
そしてもう一つ小さな時からおきていること、それは自宅の仏間に入ると頭痛がするどうしても昔見ることができた曽祖父の遺影が見ることができない
それでも、あなたに会いたい
「そろそろあの子も思い出す時が来るかな。遅くなったな!このおじい。今帰ってくるぞ!!」
ということでひいおじいちゃんと一緒始まります
ワカーク見えるけどひいおじいちゃん
強そうに見えるけどひいおじいちゃん
家族とともに頑張ります
「かぁさんメシはまだかな?」
強くて優しいひいおじいちゃん
とある言葉をかけられると弱いぞ