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TORIMAHO ~とりあえず、魔法使いになる~  作者: 無演技劇団◆ぱらすあてね
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第1話:アカデミー卒業


「やったぜーー!やっと冒険者の仲間入りだぁ!」


///

一際はしゃぐ卒業生が居た。

これが今回の主人公こと、カリバーン家・長男のスレインである。

尚、カリバーン家は代々モンスター退治の名門の一つで両親は伝説的な冒険者であった。

///


スレイン「見てろよ!俺の勇士が!伝説が!歴史に刻まれるのもそう遠くないんだからな!」


///

そんなスレインの肩を誰かが叩いた。

///


スレイン「なんだ!折角人が大喜びして、伝説的な第一歩を踏み出そうとしてる時に!」

教授「第一歩もいいが。卒業生は何処のエリアに配属されるかを報告せんといけんぞ」


///

エリアとは早い話、MAPである。エリア毎に風習や名称などが独自に根付いている。

///


スレイン「・・・あ。すみませんでした。今から決めます。」

教授「早くしろよ?こっちは遊びじゃないんだから」

スレイン「はい・・・すみませんでした。」


スレイン(こっちも遊びじゃねーよ!本気と書いて「マジ」って呼ぶくらいだわ)


///

そんな事を口に出す事も出来ず、脳内で再生しながらエリア受付場所まで向かう。

幸いにして約26歩で到着できる場所にあるので、実に親切設計である。

///


スレイン(結構ならんでるなぁ。他の生徒は何処を報告するんだろ)


受付「どちらのエリアを所望しやすか?」

生徒1「ん~、めんどいのでサイコロで決めていいっすか?」

受付「はい、どうぞ」


///

サイコロが振られる。コロコロ・・・5!

///


受付「おめでとうでやんす!貴方はドンベチエリアに決まりました!」

生徒1「なんか知らないけど、りょーかいっす」

受付「良き旅を!」


受付「次の方ー」

生徒2「僕は簡単でお金がガッポガッポ入るエリアが良いです!」

受付「では・・・ゴールデンマウンテンなどいかがでしょうか?」

生徒2「なんか聞くだけでお金が入りそうですね!」

受付「はい、その辺に通貨や金銀がゴロゴロ落ちていて拾い放題のエリアで御座います」

生徒2「ではそこで!」

受付「・・・ゴールデンエリア・・・っと。受理しました。どうぞ良き旅を」

生徒2「ひゃっはー!俺の人生は勝ち組だぁ!」


スレイン(・・・マジで?そんな夢の楽園があるのか!?)

他の生徒A「相当良くないか?ゴールデン」

他の生徒B「いやいや、確かに金とか落ちてるらしいけど、そもそも無価値なんだよ。通貨も金も概念さえなくてさ。だだっ広い荒野にそれらが転がってるだけ。だからモンスターもほぼ居ないし、人はおろか動物でさえ生きてるかどうか不明の虚無エリアさ」

他の生徒A「うわぁ・・・こえぇ・・・絶対選びたくないな・・・」

他の生徒B「せやろ?」

スレイン「・・・」


受付「はい、次の方」

スレイン「おう!ヨロシク!」

受付「はいはい、ドーモドーモ。どこにしますか?」

スレイン「なんか冒険者らしくモンスターとかウジャウジャ居る所がいいっすね!」


///

受付はペラペラと本をめくってる。エリアを確認しているようだ。

///


受付「ふむふむ。では、ウジャンダはいかがですか?」

スレイン「どんな所?」

受付「草木・水・土・大地・雲・空・太陽が主要モンスターですね」

スレイン「全部じゃねぇーか!!水まで敵ってなによ!?生命維持できないでんですが!」

受付「モンスターウジャウジャが所望なのでしょ?」

スレイン「物事には度合いがあってですね!!」

受付「うぅ~ん・・・では」


///

ペラペラと本をめくる。題名がチラッと見えた。「楽しいトンデモエリアガイド」

///


受付「あ~、ここはどうですかね。ヘラクライズ」

スレイン「どんな場所で?」

受付「豊かな高原、草木も生い茂り、高い山に囲まれた大自然の中にある村が中心のエリアです」

スレイン「おお!なんだか冒険者に相応しいエリアじゃないですか!そういうのがいいんですよ!」

受付「一応、大した事がない程度の軽い注意が必要みたいですね」

スレイン「なんですか?大した事なら注意するだけ無駄じゃないんですかね?」

受付「村人が人食い巨人らしいですね。」

スレイン「重大な注意が超絶有り有りじゃねぇーか!既に村の存在意義が迷子ですよね!?」

受付「駄目ですかぁ・・・でしたらぁ~」


///

謎ガイドを手にとってペラペラとエリアを探し出す。

///


スレイン(・・・そのガイドで探すのがそもそもノーチャンスの香り)


受付「あぁ、ありました。カンジリアとカナリア。」

スレイン「・・・大丈夫なんでしょうか?そこ」

受付「ステータス的にはバランスよく纏まってるエリアだそうです」

スレイン(ステータスってなんだよ)

スレイン「何か特色はあるんですか・・・?」

受付「特色・・・特色・・特しょくぅ~?」

スレイン「いえ・・・敵が多すぎるとか、村人が全員細菌兵器に感染してるとか・・・」

受付「そういうのは無いみたいですね。出発地点の村周囲で弱い敵がまばらに存在してて、洞窟みたいなジメった場所だと少し強くなるみたいな。どこにでもあるような面白みの欠片もない残念エリアです」


スレイン(いや、薦めてるなら残念とか言うなよ)


スレイン「あ、じゃぁそこでいいです。」

受付「どっちにします?カンジリアとカナリア。内容的にはどちらも同じみたいです。若干文化が違うみたいですね。」

スレイン「実は俺、魔法使いになりたいんだけど。」

受付「ん~でしたらカンジリアの方が魔術とかに関しては豊富ですよ。」

スレイン「あ、ではそっちで。」

受付「はいはいな~。カンジリア・・・受理。っと」

スレイン「ありがとう御座いました。」

受付「いえいえ~良き旅を」


スレイン(なんか色々あったけど、とりあえず大丈夫かな?)


///

若干の心配をしながらエリアに向かうスレイン。

彼の壮大な冒険が、次回始まる!

全体ストーリ考察時間は10分程度で浮んだ物です。

簡潔に楽しめそうな話を心がけていきます!


もちろんコメントとか頂けるとウルトラ励みになりますのでヨロシクです><;

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