ナーシャという女
ラグラーデン湖に行く前に和樹は学校に行かなくてはならないのだった。
和樹「神北さん大丈夫?」
神北「私は大丈夫だよ?神無月君は?」
和樹「俺は大丈夫さ。でも神北さんの事が心配だからさそれにクリスタルの侵食もあるし」
マール「なにイチャイチャしてんのよ!」
マールが後ろから和樹を蹴飛ばした。
和樹「って!何しやがんだよ!」
坂三浦「まぁ、神無月さんたらそんなイチャイチャして」
和樹「風丸お前殺すぞ。」
坂三浦「ほう…俺と勝負して勝てるとおもってんの?」
和樹「今日の夕方ゲーセンな」
坂三浦「え?」
和樹「わかったな?」
和樹は威圧で坂三浦をにらんだ。
坂三浦「わ、わかりました。」
神北「なんで坂三浦君はゲームが嫌いなの?」
ネロ「あの人はレース系ゲームが嫌いなだけです。逆に和樹さんは好きなんだけど。」
神北「へぇ」
先生「はい!座って!今日はね!新しい先生が来ました。中に入ってください。」
中に入ってきた先生はすごく美人メガネ先生だった。
先生「アメリカから来たナーシャ先生だ。」
ナーシャ「どうもナーシャです。これからよろしくね?」
ナーシャはすごくニコッとした。
一同「うお!!めちゃ美人だ!」
和樹「へー美人ねー」
坂三浦「お前はそういうの興味なかったな。」
ネロ「うわ…」
神北「綺麗な先生だね。」
マール「うん!」
シド「お美しい方だ。」
和樹はナーシャのほうをずっと見ているとナーシャは和樹のほうを見てにっこりした。
英語の時間はナーシャが担任だ。
「美しいし英語もペラペラだね。」
「うんうん…すごく綺麗だわ」
ナーシャ「ここの答えがわかる人は?」
ネロ「はい」
ナーシャ「えっと、ネロさんねどうぞ」
和樹「……」
和樹はずっとナーシャの方を見ていると
坂三浦「おい和樹!なにナーシャ先生の事見てんだよ。好きになったのか?」
和樹「おかしいな…」
坂三浦「ん?」
和樹は目を瞑り開けた瞬間太陽の紋章が浮かび上がった。和樹はあの戦いから三週間…太陽の使い手として太陽の目を開眼した。
和樹「やっぱり…なにか嫌な予感がする。」
チャイムがなり英語の授業が終わった。
ナーシャ「はい。今日はここまでね…それじゃあ、あと神無月君…あとから先生の所に来るように…」
坂三浦「…なにかおかしいな…気をつけろよ」
和樹「ああ」
和樹は職員室に行くとナーシャがいた…屋上に呼び出しをくらった。
和樹「なんですか?話って」
ナーシャ「貴方…私の事をずっと見てたでしょ?」
和樹「…それが何か?」
ナーシャ「ここ最近…なにか事件が起きてるらしいわね…」
和樹「らしいですね…僕もあまりわかりませんが」
ナーシャ「へぇ…そうなんだ。」
ナーシャはニヤリとしながら言った。
ナーシャ「ねぇ……もしその事件の発端が知ってる言ったらどうする…」
和樹「!?…」
坂三浦「……」
マール「ねぇ…」
ネロ「しー!」
神北「……」
和樹「発端?なに言ってるんですか?」
ナーシャ「…あらあらシラを切ったらいけないわ…精霊王六代目さん♡」
坂三浦「話はそこまでだ!」
坂三浦は我慢出来ず扉をこじ開けた。
和樹「ナーシャ…お前は何者だ。」
ナーシャ「私はね…この世界の下界…ラグナロクって世界の人間よ…」
和樹「ラグナロク?」
ナーシャ「そして、クリスタルの家系の末裔の一人よ…」
和樹「!」
神北「……」
ナーシャ「そこにいる…神北さんかしら?貴方も家系の一人よ…ふふ♡」
神北「わ、私はそんなの知りません!」
和樹「うるせぇぞ…」
ナーシャ「あーらそんな目をしないで太陽の末裔さん♡」
和樹は睨みながら太陽の目を開眼した
和樹「…ラグナロクの人間か…おい」
ナーシャ「…なに?」
和樹「ここはお互いひこう…今のままじゃなにも出来ないだろう…」
ナーシャ「そうね…大体育祭で決着をつけましょう…」
和樹「明日のか?」
ナーシャ「私のクラスのチームとサッカー勝負よ…」
和樹「ふは…!」
坂三浦「あーらら」
ナーシャ「?」
和樹「後悔はすんなよ!」




