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精霊世界Ⅱ  作者: ココロン
23/29

秦王「カミヅキ」

和樹達はヘンリルからもらった式陣が書いた紙を破り星空浮かぶ世界アーナブルまで来た。


マール「綺麗…」


和樹「……」


「あんたら観光客かい?」


老人がそう尋ねると


トール「いえ…アラナミって人に用事があり来たんです。」


「アラナミ様ならあそこの城じゃ…」


トール「ありがとう…」


和樹「おい…老いぼれじじぃ…お前…何者だ。」


アルフレド「ん?どした?」


「ほほう…お主いい目をしてるのう…」


老人はそう言うと砂の様にチリになり消えた…


トール「…ここはまさか人はいないのか…」


和樹「…そういう感じだな…行こう…」


和樹達は城を目指し歩き始めた…そうすると和樹が歩いてる後方で結界が張られた。


和樹「な、」


フォン「結界で閉じ込められたか」


和樹、フォン、シド、アルラ、双葉が結界の中にギリギリ入れた。


マール「私たちはここでまってるわ…お願い秦王を止めて」


和樹「任せろ」


和樹達は城に着くといきなり門が開いた…


「さあ…中に入りたまえ…」


和樹達は中に入ると椅子に座っている男がいた。


アラナミ「お初目にかかるな」


和樹「お前が…神北を」


アラナミ「…ふっこいつの事か?」


アラナミは椅子をどけた瞬間、クリスタルに完全に呑み込まれた神北がいた。


和樹「てめぇ!」


和樹は拳を握り殴りにかかった。

アラナミはそれをよけて和樹を殴りに飛ばした。


双葉「和樹!大丈夫か!」


アルラ「アラナミ…貴様は自分の弟を殺した。それで秦王をまだ創り出すきか?」


アラナミ「あいつが裏切るのが悪いのではないか?」


フォン「貴様には心が無いのだな…」


フォンは拳を握り邪気をアラナミに放った。


アラナミ「ふっ」


アラナミは右手を出すとそれを吸収した。


アラナミ「サタン…貴様の力は私が持っている…あなたはただの抜け殻でしかない。」


和樹「……お前は秦王を創り出すクリスタルをまだ持ってないあと一つ…それを食い止めたら秦王が完成しない…」


アラナミ「!あはははははは!これは面白い!一つだけ言っといてやる…秦王の素材はクリスタルだ…それにあと一つ必要なのはその通りだがもう揃ってるのだよ…素材は」


和樹「なん…だと!」


アラナミ「それは…お前らの中ではない…この世界のクリスタル化した人間だ!人がいなかっただろ?あれはな私がクリスタルにしたのだよ…もう秦王に喰わしている。もう完成しているのだよ…秦王は!」


そう言うといきなり地響きがなり出した…アラナミのほうがいきなり光だした途端光の触手がネロと神北を飲み込んでいった。


アラナミ「あはははははは!完成だ!ついに!ついに!秦王「カミヅキ」が!」


和樹「え?」



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