呪術
ナーシャ「私たちが負けた?ふふっ」
和樹「このクズが…ずっとそこで泣き叫んでろ…」
和樹はサッカーを終えた後、神北がいた。
神北「お、お疲れ様…」
和樹「あ、ありがと…」
神北「あのね…私の家に今日来てほしいのだめかな?」
和樹はちょっとボーっとしてようやく驚いた。
和樹「へ?」
神北「お父さんが会いたいって言ってるから…」
和樹「そ、そうなんだ…わかったよ」
和樹は神北の家に一緒に行った。
着いた時は和樹はすごく緊張していた。
神北「ただいま!」
和樹「お邪魔します。」
母親「ちずる!おかえり!あらその子は神無月君?」
和樹「初めまして…神無月 和樹です。」
母親「ちずるの母です。夫なら客間にいます。」
和樹「ありがとうございます。」
和樹は神北の母親を見てすごく優しい人と思った。そのまま廊下をまっすぐ行くと客間があった。
和樹「失礼します。」
そこには、神北の父親がいた。
父親「君が神無月君か…」
和樹「お初目にかけます。」
和樹はその机の方に座った。
父親「いきなり呼び出して悪いね…」
和樹「いえ、今日はなんで?」
父親「ちずるの背中の傷?の話をしたくてね…」
和樹「……」
父親「僕はね…コルスト家の家系なんだ。」
和樹「でも…なんで日本に?」
父親「僕の叔父が日本に来たんだ。ラグナロクから…」
和樹「…クリスタルの紋章についてですか?僕の事を呼んだのは…」
父親「…うん」
和樹「今のままだと…助かりません…。ですが一つだけあるんです。」
父親「ラグラーデンの花とラグナロクの輝石…」
和樹「ラグナロクの輝石?」
父親「うん…僕たちのラグナロクのコルスト家には地下があるんだ。そこにはラグナロクの輝石があるんだよ…代々受け継がれで守っているんだ。」
和樹「貴方はなにか特殊な力を持ってるんですか?」
父親「目…かな?」
和樹「目?」
父親「月の目…」
和樹「え?てことは貴方は…僕の母アカツキの家系にも入ってるんですか?」
父親「いや…僕の先代が持ってるよ…今」
和樹「先代が…」
父親「僕は…相手がどんな能力を持ってるかを知る目なんだ。だからね、君は太陽の力を持っているだろ?」
和樹「はい……」
父親「こんな事を言うのもなんだが…君の父親に合わしてくれないか?」
和樹「トールにですか?…わかりました。明日の朝に僕の家に来てください…。」
和樹は神北父親に住所を渡して帰った。
マール「おかえり…」
和樹「どした…」
マールはすごく泣きそうな顔でこっちに抱きついて来た…
マール「ネロが…」
和樹は嫌な予感がして精霊世界に入った…
モートンの家にネロがいるらしくダッシュでモートンの家に行った。
和樹「ネロ‼︎」
和樹はネロを見ると唖然とした。
そう…ネロはクリスタル化してたのだ。
和樹「うそ…………だろ」
シド「ナーシャがいきなり夜道にネロの方を掴んだ時に呪術をかけられた。」
和樹「……」
和樹はすぐに神北の父親を呼んだ。
トール「天風!」
天風「久しぶりだな…聞いたよ…ネロ君が」
トール「ああ」
和樹「親父…止めるなよ…。出かけてくる」
シド「僕も行こう…どうせラグラーデンの花を取りにいくんだろ?」
和樹「それと…ラグナロクの輝石だ。」




