プロローグ ~世界は変わった~
世界は変わった
俺が産まれる数十年前、ありとあらゆる資源の無限化が証明された
そこから世界は驚くほど発展した
そして資源の無限化からさらに数年後、地球上もっとも大きいとされる大地震がおきた
震源地は太平洋のド真ん中、大陸ごと呑み込んでしまうのではないかと言うほどの津波がおきた
しかし、文明が発展していたことにより津波の被害はほぼなく、地震による被害はなかった
だが、地震の原因となる震源地に突如現れた紫色の巨大結晶がこの世界をさらに変えたのであった
俺が産まれてから約16年、とある大都会から少し離れた廃坑都市のとあるビルの入り口前、俺はそこに立っていた
「中に12人いるな。最上階に6人、2階に4人、1階に2人だ。いけるよな昴?」
左耳につけているインカムからその声を聞く、その情報と質問に俺は答える
「当然だ。後始末は任せるからな」
「加減しろよ」
俺はそう答えビルの中に入った
あっという間に最上階の敵がいると思われる部屋の前にやってきた
1階、2階の敵は闇討ちや不意打ち、真正面からいきなり突撃したりして倒した。はっきりいって相手にならなかった
(今日は早く仕事が終わりそうだ)
俺はそんなことを考えながら扉を開ける
「誰だてめぇ!!」
そりゃあ中には敵がいるわけで、相手の1人が声をあげる。6人のうち4人が銃口を俺に向ける、と同時に俺はそのうちの1人の前に移動し顎を蹴りあげる
「なっ、いつのまに!」
1人が言う、ほかも同じことを考えてるのだろう、呆気にとられてる。そのすきにさっき蹴りあげた奴が持っていた銃を奪い、ほか3人の持っている銃へ弾を放つ。
「なっ!」
「くっ!」
「うわっ!」
3発とも見事に命中した。そして立て続けに3人を蹴ったり殴ったりして気絶させる
(残りは2人か...)
そう思いながら残った2人の方へ向く
「ひぃ!」
1人はどうやら腰が抜けてるようだ。さっきから尻餅付いてる震えてる。
もう1人はやる気のようだ、銃を構えてる。
だがよく見たらその体は震えていた
「な、なんなんだよお前は!」
「俺か?そうだなぁ...」
考えながら俺はそいつの前まで歩き始める
震えてるだからだろうそいつの撃ってくる弾は変なところへ飛んでいく
「あっ、弾が」
どうやら弾がなくなったようだ
これでチェックメイトか...あ、そういや俺がなんなのか質問されてたな、答えるか
「終わりにする前にお前の質問に答えてやるよ」
そう言いながらそいつの目の前に立って答える
「俺は、イレギュラーだ」
そう言ったすぐにアッパーくらわせ、今日の仕事が終わった
初投稿であり超初心者です
読んでくださりありがとうございます
誤字脱字などないよう心掛けます
これからよろしくお願いします