表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
AMARYLLIS(旧版)  作者: ねこじゃ・じぇねこ
三章 プシュケ
22/213

0.守護者の唄


 守護者。

 わたしにとってのその印象は、剣を携えた青年の姿だった。

 命に代えてわたしを守り、この世界の本質を見据えながら大義を成し遂げる立派な人。

 大人達はいつだってわたしにそう言い聞かせ、わたしもまたそれを心から信じていた。けれど、思い返してみれば、守護者が青年だなんて誰も言わなかった。

 そう。彼女こそがわたしの守護者。

 分かった途端、感動が生まれた。その姿は長らく想像していたものとは大きく違ったものだったけれど、それでも、予言されていた彼女の出現は、わたしにとって今までにないほどロマンチックなものだった。

 彼女の名前はアマリリス。

 わたしがずっと待っていた人。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ