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AMARYLLIS(旧版)  作者: ねこじゃ・じぇねこ
二章 ニフテリザ
12/213

0.魔女の唄


 魔女。

 私がその言葉から受ける印象は、暗くて不吉なものだった。冷たい月のような存在。禍々しい空気が純朴な人間達を侵すような気味の悪さ。

 けれど、今の私は違う。魔女なんかよりもずっと怖いものを知ってしまった。これまでずっと信じていたものが覆された瞬間。それは、私自身の死を間近にしてようやく訪れた。

 これから先、私は今までの私を捨て、今まで毛嫌いしてきたはずの存在に寄り添う事になるだろう。

 彼女の名はアマリリス。

 その名前は私にとって、救いをもたらす女神のようだった。


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