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死神の終末  作者: 白唯奏
3/6

間章 ―ユイラ―

 「ねえ、モラール。勝負しようよ」

トンッと、ピアノの椅子から飛び降りる。

その拍子で床に散らばっていたトランプが舞った。

「殺した人数が多いほうが勝ち、どお?」

大鎌の手入れをしているモラールの顔を覗き込むようにして言った。

「勝者には何かあるのでしょうか?」

「うーん。最後の一人を殺して良い、とか」

「かしこまりました」

モラールが少し楽しそうに口元をほころばせた。

「じゃ、決定ね♪いってくるねー。……あ、モラールはここに残っててね」

「え、それはお話が違いますよ、お嬢様っ」

モラールをそこに残したまま、銃を持って廊下に飛び出した。

階段を下りてくる生徒が視線に入る。

「1人目発見♪」

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