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怪物があふれるようになった地球で生き残る、全てを見通せるようになったこの目を使って  作者: よぎそーと
5章

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93/97

93 階層構造

 飛び込む地球の内部は複雑に絡み合っている。

 地脈や霊脈は様々な方向にのび、乱雑に交差している。

 なのだが、大きな違いというのは確かにある。

 中心に向かえば向かうほど、エネルギーは大きく強くなる。

 この強さに段階がある。



 明確な区切りがあるわけではないが、エネルギーの強さに違いが発生する部分がある。

 活動に支障はないが、面倒な事がある。

 強く濃いエネルギーを取り込んでるので、怪物が強くなってるのだ。

 これだけが面倒だった。

 倒せないわけではない。

 ただ、手間がかかってしまう。



 その手間も敵を倒すのに時間がかかるというだけ。

 面倒は増えるが、解決できないわけではない。

 だとしても、ありがたいわけもない。

「どうせ死ぬんだから」

 もっと楽に簡単に終わらせろ。

 こんな愚痴がイツキの口から何度も漏れる。



 そんなイツキの目には地球の中身に段がついてるように見えていた。

 エネルギーの強さによる違い。

 そこから世界が変わっていく。

 階層構造。

 それが怪物の強さの違いをもあらわしている。



「階級社会だな」

 地位や名誉によるものではない。

 力の強さによる境目。

 それが地球の中にはっきりと存在していた。



 その頂点にして中心。

 そこにラスボスがいる。

 怪物共の親玉が。

 イツキ達が目指す存在だ。

 それを倒せば全ては終わる。



 もちろん、簡単にはいかない。

 地球の中心にいるのだ。

 この地球でもっとも大きな力をもっている。

 だが、それが滅びるところを既に目にしている。

 あとは実現させるだけだ。



「ようやくか」

 怪物が本性をあらわしてからここまで、それなりの時間がたっている。

 ここに至るまでの道はとっくに見えていた。

 実現するのに多大な労力を費やしてしまったが。

 それももうすぐ終わる。

 そう思うと気分が軽くなる。

 胸がすっきりとしていく。

 頭の中にあった重石が消えていく。

 それが今はたまらなく嬉しかった。



「もうすぐ終わるんだな」

 様々なものを見る事が出来る目。

 これを手に入れてからずっと見てきた光景。

 それがもうすぐ実現する。

 それがたまらなく嬉しかった。



 その為にも、階層になってる地球を攻略せねばならない。

 天空のエネルギーで内部を満たしていかねばならない。



 一つ一つの階層を空の力で満たしていく。

 それまであった大地のエネルギーをかき消して。

 その分だけ平和と平穏な場所が増えていく。

 地中の中に空が広がっていく。

 いくつかある階層を一つ一つ制圧していく。



 怪物の居場所が失われていく。

 地表に続いて地中も。

 追いやられる怪物は討ち取られ、逃げ出していく。

 だが、外に出る事は出来ない。

 地球の中心に向かっていくだけで、いつかは追い込まれる。

 それでも怪物は逃げていく。

 今この瞬間だけでも生きるために。

 やがて死ぬとしても。



 怪物を討伐して。

 怪物を追いかけて。

 人々は怪物に最後を突きつけていく。

 怪物共のよりどころである、この大地の中央。

 そこで最後を迎えるのだと。





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