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怪物があふれるようになった地球で生き残る、全てを見通せるようになったこの目を使って  作者: よぎそーと
5章

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92/97

92 害を取り除く

 攻略そのものは簡単に進んでいく。

 次々と内部に突入し、人々は怪物を撃破していく。

 破竹の勢いという言葉のままに。

 特に詰まるところもない。

 効率的に、効果的に怪物を撃破していく。

 見所も面白いところもないまま。



 そもそも戦争に面白いところなどない。

 殺し殺され合うのだ。

 どこに楽しむ要素があるのか?

 攻め込む人々も特に楽しんではいない。



 面白さもない。

 一発逆転だとか。

 攻略に頭を使うだとか。

 困難を乗り越えるだか。

 いわゆる盛り上がるような要素はない。

 劇的な瞬間など皆無だ。



 確実に勝てる戦いを繰り広げてるのだ。

 苦戦も接戦もない。

 あっさりと淡々と勝っていく。

 当たり前を行っても特に感動などない。

 息を吸ったり、普通に歩くといった事と同じだ。

 この事に感動をおぼえるだろうか?

 あるとすれば、赤子が生まれて最初の息をするときとか。

 赤子が初めて立ち上がった瞬間だとか。

 こういった場合くらいだろう。



 そんな感動など一切無い。

 ただただ当たり前に買っていく。

 これが覆る事は無い。

 だから見せ場のようなものはない。

 困難を乗り越える、打ち勝つといった場面などないのだ。

 面白さなどあるわけがない。



 そもそも何が楽しいのか?

 困難に直面し、これを解決する事のどこに楽しさがあるのか?

 困難とはただただ苦痛でしかない。

 こんな状況に陥る事がまず間違っている。

 これを解決したとて、それが何になるのか?

 解決しなければならない問題がある事をまずは嘆くべきだろう。



 劇的な場面というのは、概ねこのようなものだ。


 楽しむ要素などあるわけがない。

 もし、苦痛や苦難を乗り越えるのを楽しいというならば。



 ここにあるのは爽快感くらいなものだった。

 無理なく苦も無く敵を倒す。

 敵地にたやすく侵攻出来る。

 あっさりと敵を倒せる。

 躓きのない圧勝。

 すがすがしさを覚える。



 いうなれば、ゴキブリを始末した時のような。

 そんな気分をおぼえるだけである。

 不快感をおぼえる汚物を捨てるだけ。

 そうして得た心地よさを人々は感じていった。



 怪物とはそんな存在である。

 害にしかならない汚物。

 消える事でしか世の中に貢献しない。

 そんなものを取り除く事に人々は幸せを感じるだけだった。



 地脈や霊脈はこれらが潜む巣でしかない。

 わざわざそんな所に踏み込むのもどうかしてる。

 しかし、害虫駆除のためには居場所に入らねばならない。

 どれほど嫌であっても。



 それもこれも、危険物を取り除くためだ。

 害をもたらすとわかってるものを放置するわけにはいかない。



 これが最後。

 これを最後に。

 そんな思いで人々は地球の中に向かっていく。

 楽しいことなど何もなく。

 ただ、嫌なものを消滅させるために。

 問題の根源を取り除くために。



 それだけの為に向かっていく。

 地球の中心へ。

 ラスボスを倒すために。






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