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怪物があふれるようになった地球で生き残る、全てを見通せるようになったこの目を使って  作者: よぎそーと
4章

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61 敵対勢力 警察 2

 救助対象を外に逃がすと同時に、仲間を中に入れていく。

 内部から敵を攻撃するためだ。

 入れ替わるように支配地域に入っていくイツキ達は、警察征圧地域を掌握していく。

 さすがに中枢まで入りこむ事は出来ないが。

 それは内通者に頼む事になる。



 こうして準備が出来たところで行動を開始する。

 警察征圧地域で騒ぎを起こす。

 魔術や超能力を使って爆発や火災を起こしていく。

 住民が騒ぎ出す。



 騒げば当然警察が動きだす。

 しかし、暴れる住民のせいで動きが鈍くなる。

 それが狙いだ。

 もちろん警察を住民を叩きのめしてでも進もうとするが。

 人数で勝る住民が相手では簡単にはいかない。

 人の波に押し負けてしまう。



 そうして右往左往する警察官に向けて魔術や超能力を放っていく。

 火炎や衝撃が警察官を襲う。



 周りにいる住民も巻き込むがかまう事はない。

 いずれも問題のある人間ばかり。

 怪物になりうる者達だ。

 まだ人間のうちに処分した方が今後のため。



 町に出て来た警察官が殲滅されていく。

 警察の兵力が減っていく。

 暫くはそうして中心となってる警察署から人が出てくるのを待って処分していった。

 突入して戦闘をする際の手間を減らすために。



 とはいえ敵もバカではない。

 外に出た者が帰ってこないとみると、人を出すのを避けるようになった。

 良い判断である。

 もっとも、それで攻撃をしのげるわけではない。



 警察署の中にも協力者がいる。

 彼等には時期が来たら行動してもらう事にしている。

 とはいってもそう難しい事ではない。

 やる事は一つ。

 それが終わったら脱出するように伝えている。



 指示に従って、協力者達は行動をしていく。

 やる事はいたって単純。

 おそらく誰でも出来る事。

 警察署の窓を開ける。

 出来るだけ多くの。

 無理なら一カ所だけでも良いが。

 とにかく窓を開ける事が求められた。



 それが終われば、すぐに外に脱出。

 開いた窓から外へ。

 1階なら問題なく出来る。

 さすがに2階となると難しいが。

 それでも、これくらいの高さならそうそう怪我もしない。



 それに、協力者はイツキによって超能力などに目覚めている。

 身体能力を強化して、ある程度高い所から飛び降りる事も出来る。

 3階くらいなら問題はなくなっている。



 そんな協力者達は次々に警察署の窓から脱出していく。

 そして外にいるイツキ達と合流する。



 それを見届けてから、イツキ達は行動を開始した。

 周囲にある地脈・霊脈から魔力・霊気を呼び込み、警察署の中に流し込む。

 窓を開いたのはこの為だ。

 閉じていても窓や壁を通り抜けていくのが魔力や霊気であるが。

 それでも障害になる物が有るのと無いのとでは大きな違いになる。



 魔力や霊気は一気に警察署に流れこんでいく。

 怪物化してたり、魔術や超能力が使えるようになった者達はその勢いに圧倒されていく。

 まだそこまで変化してない者達も、今までと何かが変わったのを感じた。

 そうして魔力や霊気が警察署に満ちたところで、イツキは指示を出す。



「やれ」

 魔術や超能力を使える者達が膨大なエネルギーを変えていく。

 変えるというよりは消去していく。

 警察署内の空気を。

 一瞬にして真空になった警察署の中では、残った者達が窒息していった。



 当然、警察署周囲には、空気を通さないようにしている。

 魔力や霊気を使って。

 これにより真空になった警察署に流れ込む空気は無くなった。

 中にいた者達は次々に倒れていく。



 怪物になった、魔術や超能力が使えるようになったといってもだ。

 空気を必要とする生物である事は変わらない。

 そんな者達を倒すなら、これが一番楽な方法だった。

 手間はかかってしまうが。

 魔術や超能力を使える者が増えたから出来るようになった。

 全員で協力すれば、小さな建物を制圧する事が出来る。



 儀式と言っても良いかも知れない。

 大勢の人間で一つの魔術・超能力を発動する。

 時間と手間がかかるが、実行出来れば大きな力を発揮する。

 今、その効果をイツキ達は目にしていた。



 それから10分。

 真空状態を保ったままの警察署は静かなものだ。

 音を伝える空気がないのだから当然だろう。

 それが不気味ですらある。



 そんな警察署に目を向けていたイツキが口を開く。

「終わった」

 目を通して中の様子を見ていたイツキは、結果が出たのを確認した。

 生存者はいない。

 全て死に絶えた。

 それを確かめてからかけていた魔術・超能力を解除する。

 空気が一気に警察署の中に入りこむ。



 中には無傷の死体が転がっていた。

 人の形を保ったもの。

 怪物となったもの。

 その全てが例外なく死に絶えていた。

 苦しみ抜いた表情を浮かべたかまま。

 即死する事無く苦しみ続けるのが窒息だ。

 痛みはなくてもその苦しさは想像を絶するものがあるのだろう。

 ひと思いに死ねない事は辛いものだと伝えてくる。



 そんな死体がゾンビや怪物にならないよう処理をして。

 イツキ達は警察署から必要なものを奪っていった。

 銃器をはじめとして様々な機器がここにはある。

 回収すれば今後役立つこれらを、イツキ達は持ち出していった。




 ブックマークをつけて今後も付き合ってくれるとありがたい。



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