60 敵対勢力 警察 1
この地域を担っていた警察。
それはヤクザ以上の統制で人々を支配していた。
治安を保つ事を理由に、少しでも規律にそぐわないものを処分する。
その厳しさはヤクザに劣るものではない。
基準が違うだけだ。
ヤクザなら、欲望や気分次第で人を虐げ。
警察は規律によって人を殺していく。
厳格な秩序という牢獄を作り出して。
秩序だった地獄。
それが警察支配地域だった。
そんな警察という武装組織に攻めこんでいく。
様々な訓練を受け、なおかつ秩序だった行動が出来るだけに、大きな脅威になる。
攻めこめば確実に仲間に犠牲者が出る。
それでもやるしかなかった。
まずは事前の準備として、内部を切り崩す。
見つからないように中に入りこみ、真面な人間を救出していく。
保護という名目で警察に捕らわれてる者達は数多い。
その中にいる救助対象を少しずつでも外に逃がしていく。
「こっちだ」
その中に入ってイツキは人々に接触していく。
人の選別が出来るのは、今のところイツキだけ。
逃げ道を見つけられるのもだ。
もっとも効率的な動きを見つけ、犠牲もなく結果を出せる。
様々な事を見通せる目を持ってるイツキにしか出来ない事だ。
もちろんイツキだけが動いてるわけではない。
潜入に適した能力を持ってる者や、人を見分ける事が出来る者も来ている。
こうした者達と共に、警察支配地域から人々を救い出していった
警察の監視は厳しいが、少しは隙もある。
保護という名目で統制・支配してる人数が多く、どうしても手が回らないのだ。
このため、警戒や警備が抜ける部分が発生する。
そこを突いて、人々を外に逃がしていく。
警察の中に協力者もいる。
心ならずも統制秩序に協力させられてる者だ。
こういった者は内通者として活動してもらっている。
警察の内部を崩壊させるために。
さすがにこれらに表立って行動してもらうわけにはいかない。
ある程度は内部で攪乱工作をしてもらいはするが。
基本的には大人しくしていてもらう。
いずれ行動開始した時に、内部から敵を攻撃してもらうために。
それまでは救うべき者達を出来るだけ多く外に逃がす。
攻撃を開始した時に損害を少しでも出さないように。
そのかいあって、警察支配地域から、少しずつまともな人間は消えていった。
ブックマークをつけて今後も付き合ってくれるとありがたい。
面白いと思った部分は、いいねを押して教えてくれ。
参考になる。
評価点は最終回を迎えてから考慮してくれ。




