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怪物があふれるようになった地球で生き残る、全てを見通せるようになったこの目を使って  作者: よぎそーと
4章

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60 敵対勢力 警察 1

 この地域を担っていた警察。

 それはヤクザ以上の統制で人々を支配していた。



 治安を保つ事を理由に、少しでも規律にそぐわないものを処分する。

 その厳しさはヤクザに劣るものではない。

 基準が違うだけだ。

 ヤクザなら、欲望や気分次第で人を虐げ。

 警察は規律によって人を殺していく。

 厳格な秩序という牢獄を作り出して。



 秩序だった地獄。

 それが警察支配地域だった。



 そんな警察という武装組織に攻めこんでいく。

 様々な訓練を受け、なおかつ秩序だった行動が出来るだけに、大きな脅威になる。

 攻めこめば確実に仲間に犠牲者が出る。

 それでもやるしかなかった。



 まずは事前の準備として、内部を切り崩す。

 見つからないように中に入りこみ、真面な人間を救出していく。

 保護という名目で警察に捕らわれてる者達は数多い。

 その中にいる救助対象を少しずつでも外に逃がしていく。



「こっちだ」

 その中に入ってイツキは人々に接触していく。

 人の選別が出来るのは、今のところイツキだけ。

 逃げ道を見つけられるのもだ。

 もっとも効率的な動きを見つけ、犠牲もなく結果を出せる。

 様々な事を見通せる目を持ってるイツキにしか出来ない事だ。



 もちろんイツキだけが動いてるわけではない。

 潜入に適した能力を持ってる者や、人を見分ける事が出来る者も来ている。

 こうした者達と共に、警察支配地域から人々を救い出していった



 警察の監視は厳しいが、少しは隙もある。

 保護という名目で統制・支配してる人数が多く、どうしても手が回らないのだ。

 このため、警戒や警備が抜ける部分が発生する。

 そこを突いて、人々を外に逃がしていく。



 警察の中に協力者もいる。

 心ならずも統制秩序に協力させられてる者だ。

 こういった者は内通者として活動してもらっている。

 警察の内部を崩壊させるために。

 さすがにこれらに表立って行動してもらうわけにはいかない。

 ある程度は内部で攪乱工作をしてもらいはするが。

 基本的には大人しくしていてもらう。

 いずれ行動開始した時に、内部から敵を攻撃してもらうために。



 それまでは救うべき者達を出来るだけ多く外に逃がす。

 攻撃を開始した時に損害を少しでも出さないように。

 そのかいあって、警察支配地域から、少しずつまともな人間は消えていった。




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