変われない
なくしてきたもの
数えてしまう癖が
抜けきらない
どれだけ記憶をひっくり返して
手当たり次第に探してみても
どうしても守らないといけない
そんな誰かと約束なんて
見当たらなくて
薄っぺらいんだなって
人生振り返られるくらいのところまで
来てしまいました
あんなに苦しくて
辛くて
淋しくて
恐くて
それでも
終わらせることもできなかった
時々思ってしまう
なんで僕はここにいるんだろうって
描いた夢も理想も
何一つ叶えられなかったのに
なんでまだ
って
僕は今もやっぱり人が恐くて
毎日が緊張の連続で
楽しさや生き甲斐
考えてみると
???で頭が埋まるくらいで
そんな空っぽの
なにもない僕にも
優しくしてくれる人たちがいて
感謝したいって
思う人たちがいてくれて
あの場所へは
もう戻りたくないって
その思いとともに
今日も生きている
僕は何がしたいんだろう
どこを目指して
どうやって
そこへ行くつもりなんだろう
僕は今も
必死で闘っているつもり
敵は
世界でも人でもない
醜くて弱くて
どうしようもない卑屈な自分と
何故か優しくしてくれる
そんな人たちの声を道しるべに
折れないように
負けないように
負けても
生きて
進めるように