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GW作戦会議!

「で、どこに行く?」


 部室に移動するなり、開口一番、僕は言った。


「文芸部らしいとこ……?」


「なら図書館に決定だな」


 コハルの意見に、カズキが言うと、アカリが反対意見を出した。


「え~。もっと遊ぶ感じにしようよ」


「カラオケとかいいんじゃね?」


「いいかもね」


 とりあえずカラオケが入ることにはなりそうだ。


「じゃあ、文芸部感は消す方向かな?」


 コハルが言う。


「そうなるかな。まあ、別に部費を使うわけでもないし、みんなで遊ぶ感じで適当なとこでいいんじゃないか?」


「だね~」


 方針は決まったようだった。




「じゃあ、とりあえず行きたいところを言ってってくれ。まとめてみてから検討しよう」


 一応僕が部長なので、仕切ってみたり。


「わかった。じゃあ、まずはカラオケかな?」


「オーケー。他には?」


「ゲーセンとかもアリじゃね?」


「了解。じゃあ、アエタとかに行く感じか」


 AETA─アエタ─というのは、大型のショッピングモールだ。カラオケやゲームセンター、ボウリング場に映画館まである上に、当然ながらフードコートやレストランもある。


 食品や衣料品なども買えるため、多くの人が利用する施設となっている。




「いんじゃない? あそこなら色々あるし、暇をもて余すことにはならなさそうだし」


「じゃあ、行ってから混み具合を見て決めるのもありかもね」


 アカリとチヒロが連続して意見を出す。


 確かに、行ってみてから臨機応変に行くのもありだが……。


「優先順位くらいはつけておいた方がいいかもな。映画は除外でいいかな?」


 映画を見るつもりなら、チケットをとっておく必要が出てくる。


 いってから決める方針であれば、時間の固定される映画はやめておいた方がいいだろう。


「そうだね。なにか面白いのやってたっけ?」


 チヒロが言う。


「いくつか面白そうなのはあるけど、みんなで見に行く感じではないかな~」


 スマホを操作しながら、コハルが言う。




「じゃあ、映画はなしで、メインは何をする感じにする? これはやりたいってのがなんかあるか?」


「やっぱ、カラオケかな?」


「さっきから上がってたし、そうだね!」


「じゃあ、カラオケ行って、そのあとゲーセン、って感じか。ああ、買い物かなんかをするのもありかな。お昼はどうする?」


 フードコートかレストランか。レストランっていっても高いとこは無理だとは思うが。


「まあ、フードコートでいいんじゃない? みんな好きなもの食べられるし」


「だな」


「じゃあそれで決まりで。あとは……。ああ、集合場所と日時を決めないとな」


 パパっと決めてしまおう。



「10:00!」


「いや、遅くね? 8:30とかでいいだろ」


「いや、それは早いわ。9:30でいいでしょ」


「どこに集まるかにもよっちゃうかな~」


 微妙にパッと決まりそうになかったが、コハルの言で僕はひとつ提案をした。


「じゃあ、先に場所決めたらいいんじゃない? って言っても、駅か現地かってくらいか」


「待て待て。誰かの家って手もあるだろ」


「そうね」


「や、それは手間だろ。効率めちゃ悪いし、駅とかにした方がいいんじゃないか?」


「だね~。アエタに近い駅にしたらいいんじゃないかな」


「そうだね。坂根駅でいいんじゃないかな」


 坂根駅、というのは、この学校の最寄り駅だ。


 徒歩通学の僕と幼馴染みたちにとっては、自宅の最寄り駅でもある。


「じゃあ、坂根駅で。時間はどうする? てかそもそもみんな何時くらいに起きるんだ?」


「寝てていいって言われたらお昼くらいまで寝てるかな~」


「起きろって言われたら?」


「いつでも起きられるよ」


「9:00とかでいいか? 学校のある日は8:00には駅につくだろ? その一時間後だけど」


「まあ、普段より一時間余裕があるならいいかもしれないわね」


「いいんじゃないかな。私は賛成だよ」


「チヒロとカズキはどうだ?」


 僕が彼らに目を向けると、二人ともこくりと頷いた。


 ようやく決定のようだった。

シリーズ化してありますので、そちらから他作品もよろしくお願い致します。


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