運が絡むゲームは実質じゃんけん
ごめんなさいかなり短いです……。
というわけで、トランプで遊ぶことになった。
「で、何のゲームする?」
僕が尋ねると、すぐにコハルが答えた。
「ババ抜きとかでいいんじゃ無いかな」
「いいね、そうしよう」
すぐに、カズキが賛同した。
〜〜〜〜〜〜
「これだぁ!」
勢いよく、カズキが僕のカードを引き抜く。
他はみんなすでに上がり、僕とカズキの一騎討ちだ。
僕の手札に残ったカードはダイヤの5。
「クッソぉおお!」
「盛り上がりすぎだろ……。ほれ」
言いながら、カズキの差し出す二枚の片方を引く。
引いたカードはハートの5。
「僕の勝ちだな」
ニヤリと笑って僕は言った。
すると、アカリが鼻で笑って呟く。
「下から二番目でしょ」
いやそれはそうだけどさぁ!
〜〜〜〜〜〜
「ん〜、こっち! やった!」
引き抜いたカードをみてコハルが喜ぶ。
かわいい。
「負けちゃった……」
チヒロが言う。
「はっはぁ! 残念だったなチヒロ!」
そこに大声でカズキが言う。
「三連敗が何言ってんだ」
僕が笑いながら告げると、カズキも応戦する。
「今回は一抜けだったろ!」
「今回は、な」
「次は負かしてやるからな!」
そんな話をしていると、アカリが口を挟んだ。
彼女は毎回序盤に上がっていた。
「そろそろゲーム変えようよ」
「だね〜。そろそろ飽きちゃったし。七並べとかいいんじゃない?」
深山さんが追随する。
確かに、流石にババ抜きには飽きてきた。
「そうしようか。みんな、七並べでいい?」
「「「「「「異議なーし!」」」」」」
〜〜〜〜〜〜
「また負けた〜!」
カズキの悲痛な叫びが部屋中に響き渡った。
トランプに限らず、大抵のTCGは実質じゃんけん。
異論は認める。
でも、金のかかったじゃんけんもやっぱり楽しい。
それは置いておいて、いかに修学旅行といえど、騒ぎすぎたら怒られそう……。




