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れつごー! しゅっぱーつ!
何度目の予告か……。
「いってきます」
靴を履き終え、振り向いて言う。
フタバが玄関まで見送りににているのだ。
「いってらっしゃいなのです~! お土産もよろしくです!」
僕の妹は今日も元気だ。
「はいはい。ちゃんと買ってくるよ」
苦笑しながら答えると、僕は玄関の扉を開けた。
「お、カズヤ。はよっす~」
「おはよう、カズキ」
外に出ると、カズキが待っていた。アカリと三人で向かう約束をしていたのだが、
「珍しいな。カズキの方が早いなんて」
「なんか眠れなくってな」
「昔からそうでしょ~。カズくんは行事の時だけ早起きさんだったもんね~」
「お、アカリがラストだな。おはよう。って、そういえばそうだった気もするな……。最近行事が少ないから忘れてたよ」
「さて、行くか」
「そうだね。遅れちゃまずいし」
「いってらっしゃいです~!」
フタバの見送りを背に、僕らは駅に向かった。
大学受験終わりましたので、ようやく修学旅行編開始できます。
お待たせしましたの人はお待たせしました。
初めましての方はどうぞよろしくお願いします。
次話は本日13時投稿予定です。




