再始動~終幕~
「僕もやってやるか。挑戦ってやつ」
文化祭が終わって数日。
僕は、誰もいない部室で、パソコンを開いていた。
何で誰もいないのかって?
教師がやってくれている補習授業に参加しているらしい。
僕は、文章の可能性にどうしても憧れた。
たかが文字の集合でありながら、それはどんな絵画、音楽に匹敵するほどの輝きを放ちうる。
リアルよりも素晴らしいものを、文章は生み出す。
それは読み手の想像力によるところが多いのだろうが、それでも僕はその可能性に憧れざるを得なかった。
その魅力に惹かれ、吸い込まれ、そして自ら生み出そうとした。
どんな誰よりも読み手を引き込むようなものを作れたらいいと、そう思った。
でも、ダメだった。
無理だった。
不可能だと知った。
だから諦めた。
挑戦を続けることもせずに。
でも、今回の一件を見て、僕の心は動いた。
諦めなかった彼女は結局報われなかったが、そもそも諦めたら報われないのだ。
それに、諦めずに挑戦したから、だから彼女はまた前を向けるのだ。
その点僕はどうだっただろうか。
勝手に諦めて、全力を出すこともなく。
だから次へ進みきれない。一歩を踏み出しきれない。
まずはやってみろ。
全力で、思い付く限りをキーボードにのせろ。
まずはそこからだろう。
だから、書け。
僕が開いたのは文章作成ソフトだった。
とりあえずはタイトルからかな。
書いてみて変わってしまうようだったら、変えてもいい。
どんな題にしようか。
「そうだ」
思い付いた僕は、とりあえずその文字列を打ち込んだ。
『幼馴染みたちと僕の妹が三角関係にあるとかないとか。』
これにて完結となります!
ご愛読ありがとうございました!
いかがだったでしょうか? 感想やポイント評価などいただけると嬉しいです!
罵詈雑言でも大丈夫ですので、良かったところ悪かったところ、教えてほしいです!
まだ読んでないよって方は、同シリーズの他作品たちの方もよろしくお願い致します!
ではでは、また作品の投稿続けていくと思うので、どこかでお会いしましょう!




