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勉強会、試験。

申し訳ない!

今回短めです!


「よし、そんじゃ始めよう。わからない所あっても、考えてみてから聞けよ? 安易に人に頼らない。これテーマでいこう」


 というわけで、勉強会が始まった。


 舞台は文芸部室。


 参加者は文芸部員+その他数名。


 アカリやカズキの友人含めた、総勢十二名でお送りしていきます。


 名前覚えてないのは内緒だ。




「う~ん。ごめん、カズヤ君、これ教えて?」


「わかった。ちょっと待って。この問題だけ解いちゃうから」


「はーい」


「よし、おけ。どこ?」


「ここ。ここからこうなるのがよくわからなくて」


 式の繋がりがよくわからないようだ。


「ああ、これ、ベクトルABとベクトルCDが垂直だから、内積がゼロだろ?」


「ああ、そっか! ありがと」


「ん。よし」




 しばらく、そんな感じでたまに人に聞いたり、聞かなかったりがありつつも、まあ順調に進んだ。


 そんな折だった。


「く~」


 聞き違いかと思ったが、すぐ隣から連続して聞こえてくる。


「すやすや」


 間違いない。


「お~い。起きろ、チヒロ」


「むにゃむにゃ」


「むにゃむにゃじゃない。起きろお前一番この中で成績よくないんだから」


「にゃ! は。そうだそうだ。頑張らなきゃ!」


「辞書を枕にできるとこからどかした方がいいぞ」


「うん。そうする~」




 その後は難なく進んだ。


 その後、勉強会は一週間だけ行われた。


 まあ、土日はやらなかったっていうだけだ。


 とはいっても、幼馴染み二人はうちに来て勉強してたし、チヒロはわからないところがあればすぐにケータイを使って聞いてきたのだが。



 そんなこんなでテストの日を迎えた。



「おはよう」


 朝、教室に入ると、挨拶をする。


 みんな勉強中だ。


 必死だなぁ。


 まあ、僕も確認するのだが。


 席に着くと、ほとんど会話もなく、ノートを見返したり、問題集をパラパラめくったりしていた。




 テストが始まった。


 勉強の甲斐あって、難なく解けた。


 おそらく数学は満点。


 他の科目も、国語と英語以外は満点で間違いないだろう。


 やったね。




 全科目満点で、今回のテストも終了した。


「ふう」


「わ、やっぱりカズヤはすごいね~」


「ん~。まあ、必死だしな」


「あはは。それでもすごいよ~」


「チヒロはどうだったんだ?」


「ん~。前より良さそうだよ?」


「おお。学年の平均点は下がってるみたいだし、いいんじゃないか?」


「かもね~」




 結局、勉強会参加メンバーは、成績がそこそこ上がったようだ。


 僕以外。


 努力は報われる、と。


 うん。


 勉強は、努力が報われやすい。


 やればやっただけ結果が出る。


 他のものとは違う。


 目指したいものが見つかるまでは、勉強を頑張っておこう。

シリーズの他作品も、よろしくお願いいたします。

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