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てわけで解散!

「よし、それじゃあ、適当にお店回って帰るか~」


 そろそろ遊び飽きた頃、僕は言った。


「ん、そうだね~。そろそろ次の行動に移った方がいいかもね~」


「え? そんなに長いこといたっけ?」


「二時間はたってるな」


「もうそんなにたってたのね。じゃあ、ぐるっと回ってから、帰りましょう」


「ですね。一応受験生なので、私もそろそろおうちにかえって勉強します!」


「そうだったね。じゃあ、行こうか」


 というわけで、僕らはゲームセンターを後にした。




「で、何かほしいものとかあるのか?」


 歩きながら、僕は尋ねた。


「ううん。私は特にこれといってないよ?」


「そうなのか? 皆も?」


「そうね。服とかは別の機会でいいし」


「え、そうなのか?」


「ええ。今日は使いすぎちゃった感があるしね」


「まあ、ゲーセンいくと、ついつい使いすぎるよな~」


「ああ、わかる! もう一回でいけそう! っていうのを繰り返しちゃうんだよね~」


「確かにそれはあるな」


「で、訊いてきたってことは、とーちゃんはどっか行きたいお店とかあるの?」


「ああ、書店に行きたいなと思って。別に一人で行ってもよかったんだけど、みんな行きたいとこないなら行きたいと思って」


「じゃあ、書店に向かいましょ」




 書店についた。


「やっぱでかいな」


「ショッピングモールにあるとこはおっきいから、欲しい本が見つかることが多いんだよね~」


「まあ、広いゆえに見つけにくかったりはするけどな」


「ああ、わかるかも。置いてあるコーナーが見つけられなかったりとかね」


「いや、そういうときは検索機使えよ。もしくは人に聞くか」


「え、検索機なんてあるの?」


「ああ、大抵出入り口付近かレジの前くらいに置いてあると思うぞ?」


「あ、あった。これだね?」


「そうそう。結構便利だぞ? 配置を覚える前は結構使ってた」


「で、何を買いたいんだ?」


「や、買ってるシリーズの新刊が出てるはずなんだよ」


「ラノベか?」


「ああ、まあ……。あった。これだ」


「あ、それ、カズヤが前に読んでるの見たことある!」


「まあ、読んでるからな。で、どうする? 僕の用事はこれだけだけど、せっかく書店に入ったし、適当に見て回ってみるか?」


「じゃあ、十、や、三十分後に、もう一回ここに集合でいきましょ」


「おーけー」


「はーい。了解だよ」


「わかりました~」


「よっしゃ、じゃあちょっと面白そうな漫画でも発掘すっかな~」


 というわけで、僕らは店内をうろつき始めた。




「辞書でも見てみるか。まあ、予算的に厳しいから、買うのは無理そうだけど」


 呟き、その方向へ足を向ける。


「あ、僕も一緒にいくよ」


「チヒロか。行こう行こう」


「なんだか二人きりは久しぶりだね」


「まあ、確かに言われてみればそうかもな」


「まあ、何だかんだで一緒にいるけどね」


「確かに。僕は友達少ないからなぁ」


「数人いれば十分でしょ。どうせ付き合いの浅い友達なんて、卒業したら二度と会わないんだし。親友を数人作っとくのがいいと思うよ。僕は」


「ああ、確かにそうかもな」


「だから、卒業しても遊ぼうね、カズヤ」


「まだ二年近く先の話だけどな?」


「二年なんてあっという間だよ。去年だって、いつのまにか終わっちゃってたし」


「言えてる。来年は大学受験だしな」


「受験生か~。今年のうちに遊んじゃわないとね!」


「実は来週からテスト前だけどな?」


「せっかく忘れてたのに~」




「おお、英英辞典か。今度買おうかな……」


「あ、いいね。部費で買って部室においとこうよ!」


「ありだな。英英辞典っていいよな。英語力がつけやすそうだ」


「頭良さそうだしね~」


「その発言が馬鹿っぽいけどな?」


「もう!」


「あ、そろそろ三十分か。戻るか?」


「だね。戻ろ!」




 その後、アエタを出て、電車に乗った。


 集合した駅につく。


 改札を通り、外に出ると、僕は言った。


「よし、てわけで、今日は解散!」


「楽しかったね! また一緒に遊ぼ!」


「じゃあ、また学校でね~」


「またね~」


「まあ、この後俺らは帰り道一緒なんだけどな?」


シリーズ化してありますので、そちらから他作品もよろしくお願い致します。

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