表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スタイリッシュ農業  作者: 黒銘菓
闇農家をシバこう!
35/37

ラヴクラフトパンプキン2

引き続き、SAN値にご注意ください。


 二対一。

 字面だけならこちらが有利そうだが、二(人)VS一(柱)。みたいなもの。

 唐箕ガンズを呼ぼうにも隙は無い。一人でやりあうのは無理。音でヤバそうなのを気付いて応援に来てもらうまで踏ん張るorその前に倒してしまうしかない。

 実質二人でやるしかない。

 「俺が前衛をやる。その隙に足をやれ!」

 「承知ぃ!」

 ただでさえ急所が上に有って、しかも蔦が太いから殺傷性と耐久性が高い。

 しかも止めで人数的にキツい。しかも勝利条件が人質解放。

 面倒なこった。

 だが、やるぜ。




 「セイ!」

 鎌爪さんが先陣を切って駆けていく。

 「ウォアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

 鞭というより柔らかめの棒?が鎌爪さんに迫る。それを回避しつつ切り裂こうとするも、流石の太さ。切り裂く余裕は無かったようだ。

 が、

 「フッ!」

 蔦に鎌を引っかけ、蔦の上を昇り始めた!

 マジかよ………普通に少年漫画のカッコイイシーンじゃん。

 しかも、距離を詰めようとするも他の蔦からの邪魔と足場の揺らぎに翻弄される事無く、確実に急所に迫っている。

 もう、鎌爪さん一人で良いんじゃないか?

 とも思ったが、そうもいかない。

 人質が居る以上、あまり暴れられない。






 そこで俺が要る!(誤字に非ず)

 相手の急所は上、足元はバランスこそ悪いが崩せば頭が重い為、倒壊は容易い。

 故に、鎌爪さんはノーグで削り切らず、視線誘導と攻撃の手数を増やさせていた(・・・・・・・)

 足となる蔦を自身への攻撃に向かわせてバランスを悪くするために、







 俺の仕事をやりやすくする為に。


ブクマ件数増えました!有り難う御座います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ