5/12
5話 そんなの嫌だっ!
大変遅くなり申し訳ございません……。
進級や学園祭などイベント事が重なり、投稿出来ませんでした。
これからは1週間毎にちゃんと投稿出来るように頑張ります!
「ハア〜ア……」
あれから二日経った今日、僕は落ち込んでいた。何故ならアークがあれから一度も来てくれなかったから。あの時手を握っちゃったのが不味かったかな……。
トボトボと花畑への道のりを歩いている途端。
「セイさんっ!」
遠くから僕を呼ぶ声。でも僕の視力じゃわからないし、誰の声かも判別出来ない。
でも、花畑の方から聞こえてきた。
……ん?花畑?もしかして。
不安に駆られて僕は急いだ。
もしかしてアークの存在が他の者にバレたのではないか。……そしたらもう彼女とは会えない。
そんなの……そんなの嫌だっ!
羽を広げ、一直線に花畑へ。
けれど、僕の予想は見事に空回り。しかも、先程の声の主は。
「アーク!」




