2話 貴方、天使なの?
第2話目です。
高校の頃に書いたやつのを編集しながら書いているので、変なところとかあると思いますが、どうぞ、読んでいって下さい!
「違うっ!僕は怪しくないよ!僕の名前はセイ。ここの見張り人なんだ。」
そして彼女の周りに広がる花畑を示す。これで少しは……。おおっ!表情が明るくなった!
「そうなの……ごめんなさい、綺麗だったからつい……ダメ、だった?」
「いやいや。そうじゃなくて、ここはあまり入らない方がいいと思ってさ……。えーと……」
そう言えば……名前を聞いてなかったなぁ。この子の名前、聞いてみたい。でも、また変な奴に思われても嫌だし……。えーと、えーと……
「アーク。」
「え?」
「アークよ。私の名前。」
アーク……。「綺麗だ……。」うん、本当に綺麗な名前だ。「綺麗……?」ハッ!?つい口が……っ!
「馬鹿なことは言わなくていいわ。それより、何でここ入っちゃダメなの?」
華麗なまでのスルー!!……あ、でも、頬が少し赤い……。「ねぇ。」
「は、ハイッ!えーと……ここは、こっちの天界とあっちの魔界を繋ぐものなんだ。だから、あっちに飛ばされちゃうかもしれないし、危ないよ。」
そう。ここは天界。天界の他にも魔界、地上とあるが、僕たち天界の者……天使が敵対するのは魔界の悪魔だけ。(地上の人間は眼中にない。)隣り合う、敵対する二つの世界。
でも先代が……
『友好を築くぞー!』
なんて言ってこの花畑を作ってしまった。しかも、その見張りは僕だし……。
「え……?」
少し間を置いて彼女……アークは驚いた顔をした。
「あ、もしかして花が好きなの?それならあっち側に安全な……」
「貴方、天使なの?」
「え?うん、そうだよ。あ、羽見せてあげるよ!ホラッ」
そう言って僕は、仕舞っていた羽を広げた。いやーやっぱり出した方が気持ちいいねっ!
「君の羽も見たい……な……」
そう言った僕の前で羽を広げたアークの翼は……黒だった。白い僕の羽とは異なる黒い羽。そう。その羽の形は。
「悪……魔……?」




