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そういえば…あけおめことよろ。


電車で50代くらいのおっさんがなろう産のマンガ読んでてビビりました。


なろう産の小説や漫画は買ったことがないので、なんというか…新鮮でした。


それと…前回の男性の裸の写真というのはアイコラというか、まぁ作られたものなので安心してください。


渋谷のツタヤで変装して平積みされたCDを眺めているのだが、開店すると同時に入って来た女性がちらりと観たあと食い入るように見つめはじめた。


何度も裏返しては確認し、店員さんを呼んで本当に男が歌っているのか確認をとっている。


本当に歌っているのが男だとわかるとすぐにそれをレジに持っていった。


お客さん第一号には少しだけサプライズサービスが用意されており、ビッシリスーツでキメたキャリアウメーンな女性に鮎川さんが声をかける。


「カズ、ジュン…連れてきたぞ。」


裏に鮎川さんと女性がやってきた。


しっかりとライブで使う仮面を装着して女性の前に立つと、女性はぴしりと固まり動かなくなってしまった。


「どうも。サンライズのカズとジュンです。今回は俺達の初めてのCD購入者としてちょっとしたサービスをしたいな…と、思いまして…。」


女性はふるふると震えてパニックを起こしている。


しっかりと綾奈さんと男護三姉妹がいるので万が一は起きないが、女性は現状をあまり信じれていないようだった。


「はっ…へぇあ!?こっこれはっ!どどど…どういうことなんですか!?」


少しだけ話ができそうになった女性にさっき言ったことをもう一度伝える。


「サービスってなんですか…?」


握手とサインしか考えていなかったが、一緒に写真も追加で提案してみた。


すると女性は完全に興奮状態になってしまったため、少しの落ち着く時間がかかってしまった。


その間にもCDはガンガン売れているのだが、残念ながら今回は第一号のみとなっているので仕方ない。


「そういえば名前は…?」


「高月穂希ですっ!!」


握手した手を洗わないくらいの勢いで感動する高月さんの肩を抱いて写真を撮ると、そのまま失神するのではないか…くらいまでフラフラとしはじめた。


純もふらふらの状態の高月さんと写真を撮ったのだが、高月さんは完全に最終ラウンドのジョーのようになっている。


最後に3人で写真を撮りおわる頃には完全に真っ白になっていた。


「さて…少々サービスが過ぎた気はするがまぁいいか。2人にはこれからライブに向けて練習しなければならないしな。それとマネージャーもつけなければな。」


今までは鮎川さんが全てを受け持ってきたが、仕事が増えていくこれからはそういうわけにはいかない。


「信頼できる奴を雇ったんだよね…?」


「もちろんだ。もし裏切れば社会的、精神的に終わるし、死よりも辛い目に合うことだろうね。事務所に戻ったら紹介しよう。」


高月さんを覚醒させてお別れをし、鮎川さん運転のもと事務所へと戻る。


高月さんが別れ際に一生応援します!と宣言してくれたのはかなり嬉しかった。


ファン第一号だし、もしもファンクラブができるのならナンバー1は高月さんにあげたいくらいだ。


よく自分の漫画が売れるか確認しにいくとか聞いたことあったのだが、実際にその立場になると気持ちはわかるもんだ。


因みにツタヤを出るころには平積みされていたCDはなくなっていおり、店員さんが並べたそばから取っていくわんこ蕎麦状態になっていた。


他の男性アーティストのCD発売と日を被らせなかったのが功を奏したようだった。


事務所に戻るとすぐに応接室で待機するように言われ、純と共に鮎川さんが戻ってくるのを待った。


待つこと3分ほどで鮎川さんが妙齢の女性を連れ立って戻ってきた。


「高橋桜子…君たちのマネージャーだ。」


「高橋桜子です。よろしくお願いします。」


高橋さんは鮎川さんに案内されて深々と自己紹介をする。


それにつられてこちらも自己紹介すると、高橋さんは少しだけ顔を赤くしていた。


「それじゃあこれからの予定は高橋から連絡がいくと思うからよろしく。相談も高橋と行ってくれ。」


そう言って鮎川さんは部屋を出ていき、残された3人を沈黙が包み込んでくれた。


「そ…それでは早速今後の予定を伝えていきますね。まずは2週間後のライブに向けてしっかりとレッスンを行います。えー…っと…メディアからのインタビューが来ていますが、インタビューを受けますか?」


あまり情報がなく、このCD発売も全く宣伝をせずに行ったのだ。


謎の男性アーティストが現る!と、情報を嗅ぎつけたメディアはすぐ様事務所を調べて連絡してきたのだ。


「まだ発売して少ししか経ってないのに…何という調査力…。インタビューか…どうする?俺はまだ受けなくていいと思うんだけど。」


「僕もそう思うよ。もう少し謎な感じを出しときたいしね。」


満場一致でインタビューは受けないことに決まったので、高橋さんはインタビューの依頼に横線を引いていた。


「それではライブに向けてのレッスン強化のみですね。ライブが終わったら新曲制作に入りますがよろしいですか?」


「あっ…新曲って俺たちが考えてきてもいいんですか?」


こちらの世界にはなく、むこうの世界だけにある名曲というものが大量にあることに気がついていたので、少々名曲を拝借しようかと思っているのだ。


これには何個か意味を含んでいて、まずは純粋にあの名曲が聞きたいというのと売れる確信があるから。


そして、むこうの曲を歌うことによって俺と同じ様な人を探すこと。


もし向こうからこちらに来ている人がいるのなら、名曲を歌うことによって何らかのアプローチをかけてきてくれるかもしれない…。


そういう想いもあってのことだ…。


決して楽に売れそうだからパクるってわけじゃない!



「もちろん考えてきてもいいですが、採用されるかどうかはわかりませんからね?」


もちろんそんなことは百も承知の助である。


高橋さんに名曲を渡してぎゃふんと言わせてやろうと決心し、頭の中で数曲ピックアップしていく。 


ニヤリと笑う俺を純が不安そうに見ているが、勝算はあるのだ…心配することは全くない。


今日は顔見せと軽い報告だけだったので高橋さんとはここで別れ、純とともに帰路についた。


「本当に大丈夫なの?一也って曲とか作れるの?僕はまったくだけど…。」


「大丈夫だって。そんなに心配することないって…出来なくても鮎川さんが曲持ってくるでしょ。」


純は確かに…と頷いて納得してくれたので、ここは煙に巻いておくことにした。


あんまり聞かれすぎてもパクるだけなので言うこともないのだ。


「それじゃあまた明日…かな?とりあえずじゃあね!」


乾さんに送ってもらい純とは別れ、何個か頭の中にある曲の歌詞とメロディを思い出し、この世界にそこそこマッチした曲を選びぬいていく。


「一也さんって曲をとか作れるんですか?」


今までおとなしくしていた綾奈さんが溜まりに溜まったであろう疑問を口にしてくる。


「う〜ん…まぁ…とりあえず作ってみたいからやってはみるって感じかな。トップを目指すならそれぐらいはしないとね。」


それっぽいことを言ったものの、やることは結局はパクリなのでダサいことこの上ない。


しかし、綾奈さんは目を輝かせているし既存の曲であることは知らないのだ…。


堂々といかせてもらおう…。


「一也さんは必ずトップになれますっ!こんなに考えている男の人なんて他にいませんよっ!」


テンションがぶち上がっている綾奈さんだが、マンションに入った瞬間にそれを超えるテンションの持ち主が現れた。


「一也さんっ!やりましたっ!私…男護官になれましたっ!!」


飛びついてくるのではないかという勢いで、その勢いは綾奈さんに向けられていった。


おめでとうと抱き合う2人を見ながらほっこりしていると、急に明日香さんがこちらに振り向きニンマリと笑う。


「これで晴れて私も一也さんの男護官ですねっ!よろしくお願いしますっ!!」


そういえばそんな約束もしていたことを思い出し、これからのことを相談するために明日香さんを部屋に招く。


明日香さんは、男護官としての訓練を行いながらの実務になるので、先輩である綾奈さんの弟子のような扱いになるらしい。


特例として認められる方法で、男性の希望が強い場合にのみ適応されるらしく、過去にも幼馴染の相手が男護官になると同時に就職したケースがある。


「でも…明日香さんが男護官として俺のとこに来るとなると…明日香さんの仕事は誰が…?」


「矢上緑ちゃんが代わりに一也さんの担当になりますっ!最近配属された娘なんですけど…とっても優秀なんですよっ!」


別の人が引き継ぐのなら問題はない…か。


そうして明日香さんの手続きを綾奈さんに任せてる間に料理を仕上げていき、後日明日香さんの荷物の運び入れを行った。


綾奈さんのときと同じようにアイブラジャーをしたかったのだが、綾奈さんが近くにいたせいでそれも叶わなかった…。


水色のちょうど良さげなブラジャーがちらちらと見えるたび、ジョニーが覚醒してきそうだったのは言うまでもないだろう。



頭が痛いです…。


心が弱ってます…。


正月明けてから風邪をこじらせ、ベッドでごろごろする日々を送っています。


暇なので執筆に勤しんでみたわけですが、話が頭の中に出てこなくて辛かった…。


風邪をひくと頭痛に関節痛、吐き気が出てくるので辛いです。


そばで頭を撫でられながら二の腕をぷにり、耳をはむはむしながらほっぺをぷにりたい…そんな気分になりますね。




さて…二の腕のたるみを解消したいあなた…。


いきますか…。


二の腕のたるみを無くす上で重要なのが腕三種の筋肉なのです。


二頭、三頭、三角筋。


腕立てやビリー隊長の腕くるくるなどは効果的なのです。


二の腕の脂肪を落とすだけでなく、三角筋や二頭筋、三頭筋などの境目の筋が見えるか見えないかくらいがセクシーなのです。


これを目指すには、軽いダンベルなどによる多回数トレーニングやダンベルフライが効果的です。


腕がすっきりすると次は広背筋の脂肪が気になりますが、これはまた別の機会に…。


シェイプアップもバランスが大切で、腕立て腹筋スクワットだけではカバーしきれない所がでてきます。


男性なら3kg以上5kg未満、女性なら1.5kg以上4kg未満のダンベルで回数をこなすのがおすすめです。


これらを2つ持つだけでトレーニングに幅が拡がり、楽しいシェイプアップが可能になるはずです。


まずは脂肪を消化して筋肉を締めていき、脂肪の付きにくい身体を目指して頑張りましょう。




追伸

筋肉の話書いてるときの体調が良かったのはどういうことなんでしょうか?


これぞ筋肉の力…か。

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