アクション冒険ストーリー
【 序 章 】
皆さん、精霊はご存知ですか。
守護霊や呪霊とかそういうやつです。
詳しくは僕も知りません。
今回は僕(主人公)目線で話を進めていきます。
僕は、新島 我夢、
普通の小学5年生です。
普通の小学5年生だったはずです。。。。。。。。
この思いも寄らぬ冒険の始まりは、
春休み、何気なく学校の近くを散歩していた時に
『ゴンッ!』
と、まるで頭を殴られたような鈍い音が聞こえたことからでした。
『ん?!』
降り返ると、イカズチのような光を放った石が地面にめり込んでいて、
面白そうと思い、家に持って帰りました。
それがキッカケだったとは。。。。。。。。
家に着いた時には、もう夜だったので自分の部屋に直行しました。
その日は、なんかお腹が空かない、、、、、、、
眠かったので、パジャマに着替え
石を机に置き、そのまま眠りました。
問題は次の日です。
今日は、6年生になる新学期。
嬉しくて、友達に見せるために石を持って行きました。
『あいつら、この石見たらなんて言うだろうな。。。。。。。。
「うわぁ〜、なにこの石! なんでこんな光ってんの!?」
とかかなぁ?!』
『母さん、いってきます!』
『今日から新学期だから、気を付けて行くのよ!』
『うん! わかった!!』
『いってらっしゃい!!』
通学路を進んで行くうちに、ひとつ気付いたことがありました。
周りに誰もいなくて、物音すらしないのです。
試しに、少し恥ずかしかったけど、
『おーーーい!!』
と叫んでみました。
『うるさい!!』など全く無く、
無視されたような静けさです。
ガキ大将、眼鏡っこ、運動神経抜群のイケメン、
誰もいません。。。。。。。。
『誰かいませんかぁー!?』
『おーーーい!!』
『誰か返事してくださぁーーーい!!』
静まり返っている。
いじめられてるのか、、、、、、?!
そうだ! ドッキリだ!!
ドッキリなんだ!!
そう考えよう。。。。。。。。
学校に着くと、門が閉まっていたので
おかしいなと思い、
『そこにいるんだろ!?』
と言って、門を触ると
ガチャッと開いたので、入ってみました。
すると、、、、、、