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三日月の恋

作者: 秋葉竹
掲載日:2026/07/19

{短歌}


 

ただここに

君がいてくれない夜に

好きじゃないのにヤツがいたから




超えてゆく

日々日常は目のまえで

いつまでたっても自由にならない




傷をおう

獣の如き胸の血が

ドクドク流れるあゝ君が好き




悔しくて

手足が冷えるこの部屋の

エアコン効きすぎ寝落ちした夜




どうしてか

わからないのに朝起きて

一日始める準備をしている




君を踏む

虫ケラみたいに憎しみも

持たない自然な笑顔のままで




いまはただ

忘れ去りたい面影を

そっとみあげた切れる三日月








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