ペル トォルデゴート
ついていくと葉っぱと木でできた家が4つあってその周りにはゴブリンが20ぴきぐらいいた
「おーいたいた。よし2人これ武器ね。」
そう言われてまた白い箱を出してその中から白くて黄色で模様が書いてあるデカいハンマーと昨日見してくれた刀を出した。そして、そのハンマーと刀を渡してきた。
「よし。じゃやるか、ペルちゃんあいつらに氷魔法をうって足場を固めてエイトくんはその場で万由美と一緒に待機。」
「「わかりました。」」
そうペルと言った。あとペルは手に魔法陣が描いてある手袋をつけた。そのあと左手を前に出した。
「凍結」
そうペルが言ったあと手を向けてる方向の地面が凍ってゴブリン達を動けなくなった。
「オギャ!」
「ウギャー!」
ペルと千寿さんが飛び出した。その時ペルは右の手を前に出して魔法を唱えた。
「雷縄!」
そしたら右から電気の縄が出てきて奥にいたゴブリンの首に巻きついた。
「オッ、ディフデゥブデゥフデゥデゥデゥ」
電気の縄に巻き付かれたゴブリンがめちゃくちゃ苦しんでいる。そして右手の電気の縄がどんどん短くなっていってどんどん電気の縄を巻き付いているゴブリンの方に近づいて行った。その道中にいたゴブリン達をハンマーで殴っていった。
ゴーン!ボーン!!
ペルが攻撃したゴブリンに雷が落ちた。電気の縄のところまでのゴブリンをいっそうした時、一番大きな家からゴブリンとは思えないほどなでかいゴブリンが出て来た。
「あれ。小鬼王です。こんな小さなゴブリンの集落に生まれるなんて珍しい。」
そう万由美さんが言った。
「ゴブリンキングってなんですか?」
「ゴブリンキングはゴブリンの集落がある程度大きくなったら生まれるゴブリンの王。普通のゴブリンとは違いは普通のゴブリンよりデカくて力あるのが特徴。ランクは、、、確かBだったはず。」
そう万由美さんの話を聞いていると、後ろから何かが近寄ってくる気配を感じた。とっさに後ろを見ると八頭身ぐらいあるんじゃね?と思うぐらいデカく筋肉ダルマで二足歩行をしているうさぎ見たいな見た目をした何かが後ろにいたのだ。
「ま、万由美さんな、なんですかあれは?!」
その兎をした何かがこちらに向かって走ってきた。右腕を挙げて殴ろうとして来た。やばい!と思ってとっさに顔の前に手を出した。
ボーン!
そんな音がして前を見た。すると、万由美さんが左手に持っている杖を兎に向けていた。兎の方を見ると透明な壁があるらしくこちらに攻撃ができなかった。そして万由美さんがこの兎を見た。
「これは、筋肉兎、、、ちょうどいいかも、ペルちゃん!これ1人で倒して見て!」
そう万由美さんが言ったあと、ゴリウサが四角い透明な箱に入ったようになって身動きが取れなくなった。そのゴリウサが入った透明な箱はペルの少し前に来て箱の下の面が開いて中からゴリウサが出て来た。
「凍結!そして、雷縄!」
ゴリウサの足を凍らせたあとラクラをゴリウサの左腕に巻きつけた。
「!!ルルルルル」
ゴリウサが苦しそうにしている。そして、ペルはゴリウサのふところにすぐ入ってラクラを解かないまま右手にあるハンマーですぐに攻撃しようとした。
「ライゲ・・・!」
しかし右手でゴリウサに殴られてしまった。けどとっさに顔の前に左腕を出したおかげで顔には当たらなかった。しかし右斜方向に転がってしまった。
「痛っっったーー」
「・・。万由美さんゴリウサは雷系の攻撃は効かないの?」
「効かないってよりかは効きにくいって感じ。ペルちゃんとは相性が悪い」
「姉ちゃんは大丈夫なんですか?」
「大丈夫に決まってる。」
そうゆう会話を万由美さんとしたあとペルは立ち上がって右手に手のひらサイズの紙を何枚か持っていた。その時千寿さんが何やってるのか気になったので見てみた。
「おー頑張れ頑張れ」
と言いながらゴブリンキングの攻撃を防いでいた。
この人は何やってんだか。そう思っているとペルは走り出した。右手に持っている紙をどんどん木につけていった。その時ゴリウサは3つの紙を木につけたあたりでゴリウサが後ろから追いかけて来た。全部紙をつけ終わると詠唱を唱え始めた。
「強くて優しい氷の神ローラ様私に力を与え前の敵を倒す力をください。凍土!」
そう言い終わる時に左手をゴリウサの方に向けて唱えたフリージルよりか威力が強くフリージル以上に地面が氷、ゴリウサの体にもツララができるぐらいだった。そしたら木に貼った魔法陣からラクラが出てきてゴリウサの全身に巻きついた。
「ルルルルルゥル」
「やっと捕まえれた。もう動くなよ。」
そうペルが言うとゴリウサのふところにすぐ入って思いっきり左に振りかぶった。
「雷撃!」
そうペルが言うと同時に頭を吹っ飛ばした。
ボーン!!と雷がゴリウサに落ちゴリウサはまるコゲになってその場に倒れた。