オッドアイ
神降暦858年3月8日
弟が生まれた名前はディーテに決めたらしい。そして弟には特別なことがある。それは目が右目が赤、左目が青のオッドアイをしていることだ。
「,,!!」
万由美さんがディーテを見て驚いた顔をして固まっている。
「うわ〜〜ディーテの目の色が違う〜すごーい!」
そうペルがワクワクしてるみたいに言った。
「これはね〜オッドアイって言って神様と同じ目のことを言うんだよ。」
そう母が言った。神と同じ目?じゃこの世界の神は全員オッドアイってことかな?そう思っていると万由美さんが話始めた。
「オッドアイ、、、あの!リリーさんディーテくんは危険だと思います、」
母はその言葉を聞いて少し驚いて間があったあと「どうして?」と聞いた。
「えっと、、た、多分その目の色が違うのは祝福だと思うから、、」
そう万由美さんは言葉をつまりながら言った。
「祝福とはなんだ?」
そう母の横にいた父が聞いた。そして横にいた千寿さんが前に出てきてこう言った。
「祝福は神の体の一部を与えられて生まれてくることでスキルと同じ特殊能力を一つ得ることができます。スキルと違うところはスキルは知っての通りどうゆう能力かがわかったらどんどん能力か現れて来ますが、祝福の場合最初から最大まで能力が現れるという特性があります。」
千寿さんが続けてこう言った。
「まぁ、オッドアイの子でも祝福を持ってたり持ってなかったりするので見守ればいいと思います。」
そう千寿さんが続けて言った。それに父と母は賛同をした。
「けど嬉しいは。うちの子が祝福って言う特別な物を持っているかもしれないなんて。」
そう母が言った。それに万由美さんが
「祝福はそんないいものではありません。生まれてきた子供が触れた場所が腐ると言う祝福を持っている子供が家や家族全員を壊したり殺した。と言う事例もあるので持ってていいってわけじゃないんです。」
「・・・そ、そんね。」
母は少ししょぼんとした感じで言った。正直ディーテを見た瞬間から万由美さんの様子がおかしい感じがする。
「まぁ。まぁ今日はディーテが生まれためでたい日だ。デーレ達に今日の食事は豪華にしてもらおう。」
父がそういいデーレ達は急いで食事の準備を始めた。
(その日の夕食はめちゃくちゃ美味かったです。)
ーーー
神降暦859年7月12日
今日で俺は3歳になるらしい。そして今日から剣と魔術の稽古が始まってあと俺の専属メイドが決まるらしい。
そして今ペルにより無理やり道場に連れられている。
「ねーちゃん速い」
ペルに手を引っ張られながら俺はそう言った。
「そんなことない速くないよ。」
そういいながらどんどんスピードが上がってる。
「待って待って速い速い」
「速くない速くない」
そうゆうやりとりが数回続いたあとようやく道場についた。
この道場は千寿さんが父にお願いして建ててもらったらしい。この家無駄に土地が広いからな〜と思っいながら道場の中に入った。中で千寿さんと万由美さんが待っていた。
「よっ。待ってたよ。」
そう千寿さんが言った。
「早速で悪いけど〜〜色々調べさせてもらうよ〜〜」
そう千寿さんがなんかめちゃくちゃ楽しそうにそう言った。
「調べるって神の玉を使うんですか?」
そう俺は聞いた。
「いや。あれは使わんよ。あれはギルド限定のものだもん。私が使うのはこれ!」
そう言って取り出したのはペン?だった。
「これはなんですか?」
「これはね〜適正ペン(てきせいぺん)ってゆうものでこれに触ったら自動で文字を書いてその人の得意な武器や得意な魔法の属性がわかるってゆうめちゃくちゃ便利なものなの。」
「へーーー」
すご
「私はね〜得意な武器はハンマーで得意な魔法は氷と雷だったよ。」
そうペルが言った。
「まぁとりあえずやって見て」
そう万由美さんに言われて千寿さんからペンが渡された。
「はいこれ紙ね。この上にペンを持ったまま待ってね。」
そう言われて言われた通りにやるとペンの先端から光がで初めてどんどん紙に文字が刻められている。
〈紙に書かれた文字〉
得意な武器 刀
得意な魔法 構築 回復
そう紙に書かれた。
「得意なのが構築と回復、、構築、」
「得意なのも刀すご」
そう万由美さんと千寿さんがそうゆう感じでかみを見たあとぶつぶつなんか言ってた。
「えっとーあのーどうですか?」
そう聞いて見た。
「一言でゆうと珍しい」千寿
「回復はまだしも50個以上ある魔法の種類から構築って、、」万由美
そう2人から言われた。
「本当?!珍しいの!」
そうペルが興奮気味に言った。
「まぁ珍しいってゆうか教えにくいって感じかなぁ。」
「教えにくいって?」
そうペルが万由美さんに聞いた。
「構築と回復は両方とも覚えるのが難しい魔法なの」
そう万由美さんが言った。あと千寿さんが話始めた。
「刀は私達が住んでた街には結構いたけど他の街とかはほとんどいないんだ。」
「つまり?」
そうペルが聞いた。
「「つまり、、、」」
「教えるのが難しい」
「教えるのがめちゃくちゃ楽しみ!」
そう2人が言った。
ペルはふーーーんみたいな顔をしていた。
「ま、まぁとりあえずがんばる。」
そう俺が言って「そんね」みたいな感じになった。




