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神の気まぐれ  作者: 田口山隆
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楽しな日々

神降暦866年 7月12日


今日は俺の10歳になる誕生日だ。この世界では10歳はもう働ける歳らしい。俺はこれからどう生きるのかなぁと思いながらリビングに向かった。そこにはお父さん、お母さん、姉ちゃん、ディーテと数人のメイドたちがいた。


「エイト!誕生日おめでとう!」


そう姉ちゃんが元気よく言った。


「うん。ありがとう姉ちゃん」


そう言ったあと椅子の上で眠そうにしているディーテの横にいたお父さんが俺に言い出した。


「エイト 何か欲しいものとかはあるか?」


「特にはないよ。」


「そうか、、じゃあ一緒にいろんな店にいって色々見ないか?」


「うん。いく」


「私も一緒に行きたいよ。お父さん」


そう姉ちゃんが言った。


「あぁ、ペルも一緒に行こう。」


「やったー!」


「早速準備だ。昼頃には出るぞ」


そう言うとご飯を食べた後に出かける準備を始めた。



ーーー



昼頃


俺と姉ちゃんとお父さんの3人で出かけた。最初は食べ物屋さんでいろんなものを食べたりしたり魔法の本やら杖やらを見たりして適当に時間を潰していた。俺もそろそろ欲しい物を言わないといけないなぁと思って次の店に入った時に目の前にあった釣竿を指さした。


「この釣竿が欲しいのか?」


そう聞かれて俺はうん。と首を縦に振った。

「わかった。これをください」そうお父さんが言ってその釣竿を買った。


「ねぇねぇ この釣竿で今から釣りしに行こうよ!」


そう姉ちゃんがウキウキしながら言った。お父さんは少し考えて行くか!と言って行くことになり釣竿をもう2本買った。



ーーー



しばらくしてルーナちゃんの店は魚の餌も売っていてそこで餌を買って近くの岩の海岸で釣りを始めた。始めたはいいけどなかなか釣れずくたばれ初めてしまった。


「釣りってこんなに釣れないもんなのか、、」


姉ちゃんがさっきのテンションが嘘かのようにドヨーンとしていた。


「なかなか釣れないなぁ。あと1時間釣れなかったら帰るか」


「うん。わかった。」


「・・・エイトはやりたいこととかあるか?」


そうお父さんが突然聞いてきた。


「やりたいこと?・・・特にはないかなぁ」


「そうか、家の貿易家業をついでもいいが、エイトには好きなことを見つけてそれをやってほしい」


「お父さん!心配しなくても私がついでエイトとディーテには自由なことさせるよ!」


そう姉ちゃんが話に入ってきて言った。


「お父さん心配しなくてもそのうちやりたいことを見つけるから心配しなくてもいいよ。」


「そうか、楽しみにしてるぞ。」


そんな会話をしてるも俺の釣竿がものすごく引いてきて姉ちゃんとお父さんがアワアワしたけどなんとか釣ることができた!そのあと俺たちは日常の日々を談笑しながら家に帰って行った。

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