努力家 ディーテ
数秒後
やばい気を失ってしまった。そう思いながら僕は立ち上がった。兄ちゃんが発動さした魔法はもう終わってる。
「ディーテくん大丈夫?できそうか?」
そう千寿さんが聞いてきた。
「大丈夫です。」
そう言い俺は兄ちゃんの前で構えた。
やってみるか、そう思った僕は両手を兄ちゃんの方に向けた。
「天地魔法 地 あか、、」
あれ?急にクラクラし始めた。あ、倒れる。俺はそのあと意識を無くした。
ーーー
目が覚めると僕は自分のベットの上にいた。近くには姉ちゃんと千寿さんがいる。僕が少し体をあげると
「あ!ディーテおはよう!」
そう姉ちゃんが言った。そう言ったあと他の人呼びに行ってくるって言って部屋から出ていった。
「ところでディーテくん気になったけど、天地魔法って何?」
千寿さんからそう言われて俺は急に汗がで始めた。
どうしよ、どうしよ、言うか?いや、、いやでもないな言うなとも言われてないし言うか、けど、面倒になったらどうしよっかなぁ〜
そうディーテが葛藤していると千寿が口を開いた。
「言いたくなかったら言わなくてもいいよ。人間誰しも隠し事はあって当然だから。」
そう言い終わると部屋に兄ちゃんが入ってきた。
「おーディーテ起きたのか。体とか大丈夫か?」
「うん。全然痛くないよ〜平気平気!今回兄ちゃんには完敗したなぁ」
「今回は色々覚えて頑張った!マジで自分で褒めたいぐらいだわ。」
「次は負けないからね。僕の目も今日のこと理解してもっと強くなるから!」
「おう!一緒に頑張ろうな」
そう兄ちゃんと会話したあとは眠たくなって晩ご飯まで寝てしまった。




